フェイスリフト グローバル・モデル(2009年以降)
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「フォード・トランジット コネクト」の記事における「フェイスリフト グローバル・モデル(2009年以降)」の解説
2009年半ばからトランジット コネクトは米国とカナダに輸入されている。この車は米国では2008年のシカゴオートショーで初めて披露され、翌年のショーの2009年2月11日に2010年モデルとして発表された。北米モデルの導入はモデル半ばのフェイスリフトと同時期だったため、フロントグリルの変更、深くなった前部バンパー、シフトレバーとC307型フォーカスから流用した計器盤を持つ新しいダッシュボードを備えている。 当初は2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンと4速ATを備える長ホイールベース版のバンのみが北米市場で提供され、その他の地域では1.8L ディーゼルエンジンと5速MTの組み合わせだけであった。導入の1年後にアジュール・ダイナミクス社(Azure Dynamics Corporation)の米国工場で改装された電気自動車版が追加された。 北米での興味と認知度の喚起のために「移動ショールーム」として特別に改装されたトランジット コネクトが、試用のために小規模事業主へ3,000台提供されることを目標に、2009年5月には米国内13の繁華街にある工業地区と適切な現場へ投入された。 2011年からフォード社は米国とカナダで、5座席、ポップアップ式換気用後部側窓、死角警告装置(BLIS))、後方視認カメラ、大径アルミホイール、ボディ同色グリル、前部フォグランプを装備した個人向け多用途バンであるトランジット コネクトXLT プレミアムワゴンを提供し始める。トランジット コネクトワゴンは、2007年にフリースターが廃止されて以来初のフォード製ミニバンであるが、大きさという点では1986年から1997年まで販売されていたフォード・エアロスター(Ford Aerostar)に近いものである。
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