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救急戦隊ゴーゴーファイブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/07 07:27 UTC 版)
(ゴーゴーファイブ から転送)
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第22作 | 星獣戦隊 ギンガマン |
1998年2月 - 1999年2月 |
| 第23作 | 救急戦隊 ゴーゴーファイブ |
1999年2月 - 2000年2月 |
| 第24作 | 未来戦隊 タイムレンジャー |
2000年2月 - 2001年2月 |
| 救急戦隊ゴーゴーファイブ | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 放送時間 | 日曜 7時30分 - 8時00分(30分) |
| 放送期間 | 1999年2月21日 - 2000年2月6日 (全50回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | テレビ朝日 |
| 監督 | 小中肇 他 |
| 原作 | 八手三郎 |
| 脚本 | 武上純希 他 |
| プロデューサー | 太田賢司・福吉健(テレビ朝日) 日笠淳(東映) 矢田晃一(東映AG) |
| 出演者 | 西岡竜一朗 谷口賢志 原田篤 柴田賢志 坂口望二香 マイク眞木 宮村優子 平沢草 他 |
| オープニング | 「救急戦隊ゴーゴーファイブ」 歌:石原慎一 |
| エンディング | 「この星を この街を」 歌:高山成孝 |
| 外部リンク | 公式サイト(東映) |
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特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第23作 |
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『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(きゅうきゅうせんたいゴーゴーファイブ)は、1999年(平成11年)2月21日から2000年(平成12年)2月6日までテレビ朝日系列で毎週日曜7時30分から8時00分 (JST) に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第23作目にあたる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
あらすじ
1999年、世紀末の地球に五人のレスキュー兄妹がいた。江戸火消しを祖先に持つ巽家の五人兄妹、長男・纏(消防士)、次男・流水(化学消防班員兼研究者)、三男・鐘(消防ヘリコプター隊員)、四男・大門(警察官)、長女・祭(救急隊員)。命を守る自らの仕事に誇りを持っていたが、ある日出勤したら何故か全員退職した事になっていた[1]。退職届けを出した人物が、8年前に行方不明となった父・巽世界であることを知った兄弟がその理由を問い詰めると、突如空が暗雲で覆われた。それは父・世界が何年も前に予測した世界の大災害・大魔女グランディーヌを降臨させようと、災厄をもたらす悪の一族、災魔一族が飛来してきたからだった。地上は天変地異にあふれ、やがて大混乱に陥る。
巽世界は秘密裏に立ち上げていた巽防災研究所の存在を明かし、自らの子供達である5兄妹を救急戦隊「ゴーゴーファイブ」に任命。兄弟達は父の開発したアンチハザードスーツを着装、救急ロボやツールを駆使し、災魔一族に立ち向かうのだった。
概要
「ゴーゴーファイブ」という名自体は『大戦隊ゴーグルファイブ』の企画段階で没案となったネーミングであり、本作品ではそれを再利用した形となっている。次作品の『未来戦隊タイムレンジャー』以降のスーパー戦隊シリーズの戦隊名は「ジャー」とスタンダードな形が続くこととなり、次にこの形を変えた戦隊名は2012年に放送される『特命戦隊ゴーバスターズ』となる。
特徴
本作品ではメンバーが5人兄妹であるがシリーズ中他にも複数存在する兄妹戦隊とは異なり、本作品では主人公側のみならず敵側の幹部も4人兄弟(オリジナルビデオに登場した本来の長男・闇王ギルも含めれば5人兄妹)であり、「主人公側の兄妹」対「悪役側の兄妹」という図式となっている。
本作品における重要な要素のひとつとしてタイトルにもある「救急」が存在するが、この要素が採られた背景には1991年の救急救命士法制定や1995年の阪神・淡路大震災などで、これらの職業に対する注目度が高まっていたことが挙げられる。ここから、主人公たる巽5兄妹は消防士・警察官・救急救命士など人命救助に関わる職業出身という設定がなされ、5兄妹が戦う動機も「人の命を守る」=「地球の未来を守る」とされた。
劇中でも失策を犯したと誤解されたゴーゴーファイブが消防庁の指揮下に再編されかけたり、「臨海副都心でゴーゴーファイブと災魔の戦いが行われていますので迂回してください」といったアナウンスが劇中で流れるなど、消防・救急組織やその活動が様々な形でクローズアップされている。演出面でも、主人公らが変身後に着用している「アンチハザードスーツ」が災害救助用特殊装備の発展形であるという設定から、メイン監督の小中肇の発案でゴーグルの下の素顔が見える描写が取り入れられた。西岡ら変身前の巽兄妹を演じた俳優達はかなりの頻度でスーツ・マスクを着用して演技し、「これはドラマじゃない。ドキュメンタリーだ」との感想さえ持ったという。
また敵組織である「災魔」には、16世紀フランスの占星術師ノストラダムスの著書『百詩篇集』で「恐怖の大王」が降臨するとされた「1999の年7の月」や「グランドクロス」など、本作品が放送された1999年という年に関連する要素が複数盛り込まれている。 なお、1000年代最後の放送という節目の回であった第44話では当時騒がれていた2000年問題についても若干ながら触れられている。
当時戦隊シリーズで追加戦士や協力する仲間の登場が恒例化した『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降、本作品は2012年現在で戦士の追加がなかった唯一の作品となっている。当初は本作品でも戦士の追加が予定されていたが、正規メンバーである巽兄妹のキャラクターが予想以上に濃くなり、タイトルにファイブと入っていることもあってか戦士の人員変動が行われず1年間初期レギュラー5人のままで通した[2]。なお、メカニックの項にて説明されているライナーボーイが6番目という説明がなされている。また6人目の戦士に予定されていたのはセミレギュラーとして登場していた速瀬京子で、オリジナルビデオ『激突!新たなる超戦士』において京子がジークジェンヌに変身して戦ったのはその名残りである。
備考
本作品より、変身前にメンバーが着用する共通のジャケットが初登場した。私服の上から共通のデザインのジャケットを着用する形式となっている。
本作品は戦隊シリーズの中で唯一タイトルロゴが斜め表記になっている。
本作品の最終決戦において、漆黒のマックスビクトリーロボ(後述参照)が登場するが、最終話に新型ロボが登場するのは2011年時点で本作品のみである。また、漆黒版ロボにおいても他の戦隊シリーズでは玩具として限定販売されながらも劇中には未登場であるため、戦隊史上唯一劇中登場を果たしている漆黒版ロボとなっている。
2011年時点の戦隊シリーズにおいては本作品が、サブタイトルに話数を併記していない最後の作品となっている。ただし、予告編のナレーションでは「第○話」と呼称されていた。
その他、これまでの戦隊シリーズで本編の締めに伝統的に使われていた「つづく」のテロップが改められ、代わりに「Mission Complete」とテロップ表記されていた。ただし、前後編の前編などその回の事件が解決しないまま終わった場合は「Mission Incomplete」、解決しても今後にわだかまりが残るような終わり方の場合は「To Be Continued」の表記が用いられた。これ以降「つづく」が使用された戦隊は『百獣戦隊ガオレンジャー』と『忍風戦隊ハリケンジャー』の2作品のみ。
戦隊メンバーが全員1970年以降の生まれになった初の戦隊である。
『未来戦隊タイムレンジャー』51話ではタイムレンジャー5人がタイムジェットで本作の世界を見に来たという設定で本作の映像が流用されている。この際「タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ」で共演したことについても触れられている。
1999年夏休みの後楽園ゆうえんちの戦隊ヒーローショーの夏休み公演で、本来ならスーパー戦隊と同期のメタルヒーローシリーズと後の平成ライダーとの競演するヒーローショーの夏休み公演では、スーパー戦隊の「ゴーゴーファイブ」との同期の『燃えろ!!ロボコン』が「ゆかいな助っ人!ロボコン」名で競演した。同期の「ロボコン」を中核としたシリーズ物に属さない単発のメジャーな東映特撮作品とスーパー戦隊との後楽園ゆうえんちの戦隊ヒーローショーでの競演は、これが初で唯一ある。
2011年10月10日より、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて放送が行われている。(月曜18:00 - 19:00ほか、2話ずつ)
評価
『ギンガマン』より視聴率が最高8.0%、平均6.4%、最低視聴率3.0%とやや下がり、売上も『ギンガマン』とほぼ変わらず総売上92億円、内玩具売上57億円[3]となった。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに連なる東日本大震災では人民救助に貢献した自衛隊や消防隊、さらに被災者を応援する為に本作をテーマにしたイラスト・メッセージなどが数多く寄せられ、多くの人々を勇気付けた[要出典]。
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- ^ 法律上としては、親族であっても第三者が個人の仕事に対し勝手に退職届けを出すことは出来ない。本人の同意がないと判断されれば、大抵は無条件で退職の無効が行われる。
- ^ 国外展開版の『パワーレンジャー・ライトスピード・レスキュー』では同作オリジナルの追加戦士・タイタニアムレンジャーが登場している。
- ^ トイジャーナル2001年1月号
- ^ 演じる西岡も1月21日生まれ、O型。矢沢永吉のファン。
- ^ 演じる坂口(現・柴田)も同じ生年月日で、O型。
- ^ なお、一部の話では京子が99マシンの調整の際にこのレイザーグリップを使うことがあった。
- ^ ただしこの方法はかなり無茶苦茶だったらしく、3分以内に元の時代へ戻さないと質量崩壊を起こすとタックが発言していた。
- ^ 『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』では99マシンを運搬した状態で出現した。
- ^ グランドライナーへの合体バンクシーンを注視してみると、グランドライナーの胸に相当する部分に集合コクピットがあることがわかる。
- ^ 『救急戦隊ゴーゴーファイブ超全集』p.51より。劇中には名称は出てこない。
- ^ 『忍風戦隊ハリケンジャー』では日向無限斎(演:西田健)がそれにあたるが、変身する際に呪文を間違えたため本編では基本的にハムスター姿となっている。『魔法戦隊マジレンジャー』の小津深雪(演:渡辺梓)も似た立場だが、彼女は早い段階で一旦退場する。また『百獣戦隊ガオレンジャー』のテトム(演:岳美)や『侍戦隊シンケンジャー』の日下部彦馬(演:伊吹吾郎)はどちらかと言えばサポート役に近い。
- ^ 「LIST OF WORKS 高岩成二」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、141頁。ISBN 978-7783-1210-7。
- ^ “救急戦隊!”. 「motoブログ」 (2009年7月16日). 2011年4月29日閲覧。
- ^ a b 飯島玲子他「連載「スーツアクター Close Up」高岩成二×福沢博文 対談」、『ヒーローヴィジョン』Vol.39、東京ニュース通信社、2011年3月、89頁、ISBN 978-4-86336-133-1。
- ^ “スーパー戦隊クロニクル/救急戦隊ゴーゴーファイブ/ゴーブルー”. 2011年12月20日閲覧。
- ^ “スーパー戦隊クロニクル/救急戦隊ゴーゴーファイブ/ゴーグリーン”. 2011年12月20日閲覧。
- ^ 辰巳出版「東映ヒーローMAX Vol.33」p.68
- ^ “そういえば・・・”. 「motoブログ」 (2009年2月16日). 2011年4月29日閲覧。
- ^ 「LIST OF WORKS 岡元次郎」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、34頁。ISBN 978-7783-1210-7。
- ^ “福沢博文”. 株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー. 2011年4月27日閲覧。
- ^ 「救急戦隊ゴーゴーファイブ THE SCORE 1」付属解説書
- ^ 救急戦隊ゴーゴーファイブ 第46話
- ^ テレビ高知は次番組『未来戦隊タイムレンジャー』の開始時期繰り上げに伴なう編成上の都合から、2000年4月から約2-3ヶ月放送中断。その際に第48話までの未放映分を飛ばしていきなり最終2本を放送したことから、当初は放送短縮で対処する予定だったと思われる。その後、『燃えろ!!ロボコン』終了後の枠を当てて放送再開、『タイムレンジャー』と並行して未放映分を放送し、その後同枠本来の後番組『仮面ライダークウガ』に移行した。しかしその結果、平成仮面ライダーシリーズはVHSやDVDのソフトのレンタル開始よりも遅く放送される状況が続き、2005年度以降は県内における同シリーズの放送そのものがされていない。
固有名詞の分類
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