特別救助隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 07:04 UTC 版)
特別救助隊(とくべつきゅうじょたい、通称レスキュー隊)とは、人命救助活動を主要な任務とする消防の専門部隊のこと。「消防特別救助隊」とも呼ばれる。全国の消防に救助隊(ポンプ隊との兼任含む)が設置されており、さらに人口が10万人以上の地域を管轄する消防組織には救助専任の特別救助隊の設置が義務付けられている。
注釈
- ^ ポンプ隊の執務服は橙と紺の、救急隊は灰色と白のツートーン
- ^ 山口県消防学校救助科は自衛隊及び県警機動隊の隊員を受け入れており、埼玉県や神奈川県、千葉県の消防学校救助科や川越地区消防局も警察の機動隊員を受け入れている。海上保安庁特殊救難隊は東京消防庁特別救助隊から指導を受けて創設されており、現在も消防機関から指導をされている。鳥取西部消防局の高度救助隊は管内の陸上自衛隊や航空自衛隊、海上保安庁等の隊員と合同訓練を行い救助技術の指導にあたっている
- ^ 戦前は消防は警察の一部であり、消防組織法の施行に伴い分離され東京消防庁が発足したのは戦後の1948年である
- ^ 考案者でドレーゲル社を興したヨハン・ハインリッヒ・ドレーゲルにちなむ
- ^ 戦前は消防は警察の一部であり、消防組織法の施行に伴い分離され東京消防庁が発足したのは戦後の1948年である
出典
- ^ 消防士の活動服
- ^ 救助隊の服装
- ^ 総合的消防力の整備方針 (PDF:20KB) - 仙台市
- ^ a b 東京消防庁特別救助隊
- ^ 消防救助隊と自衛隊が合同訓練
- ^ 消防本部と自衛隊で合同救助救出訓練を実施しました
- ^ 建て替え前の豊四季台団地で都市型災害対応訓練を実施
- ^ 山口県山口市 第42期山口県消防職員専科教育救助科
- ^ “海猿”特殊救難隊レポート
- ^ a b 日本で消防特別救助隊の「地獄式」訓練を体験―中国紙
- ^ 神田消防署後援会、警視庁消防部へ救助車、救助用具一式を寄贈-専任救助隊設置へ(80年前)1933年(昭和8年)6月10日
- ^ “プロジェクトX 4Kリストア版「ホテルニュージャパン伝説の消防士たち」”. NHK (2021年5月4日). 2021年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月5日閲覧。
- ^ 東京消防庁#特別救助隊
- ^ 「東京消防庁五十年のあゆみ」より
- ^ 特救を志し5回挑戦したが通過出来ず、後に新聞記者となった元消防隊員の記録。消防官たちは、こうやって鍛えている 懸垂にやたらとこだわる理由 withnews、朝日新聞・仲程雄平
- ^ 東京消防庁特別救助技術研修に密着
- ^ 災害防除
- ^ 1963年(昭和38年)の主な出来事
- ^ 1964年(昭和39年)の主な出来事
- ^ 1967年(昭和42年 )の主な出来事
- ^ 1997年(平成9年)の主な出来事
- ^ 横浜市就職セミナー
- ^ 名古屋消防史、P.238
- ^ 京都市消防局:平成27年5月号 あの日あの頃
- ^ 平成24年 消防年報(平成25年刊行)
- ^ 25年度消防年報(PDF:4503KB) - 千葉市
- ^ 救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令
特別救助隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:14 UTC 版)
詳細は「特別救助隊#東京消防庁の特別救助隊」を参照 特別救助隊(通称:レスキュー隊、愛称:東京レスキュー)は救助資機材を装備した救助車(東京消防庁では救助工作車ではなく救助車と呼ぶ)に搭乗し災害時の人命救助を専門とする部隊。専門研修を修了した体力・技術に突出した隊員で構成される。 1969年(昭和44年)に麹町消防署永田町出張所に設置され、2020年現在は都内に23隊の特別救助隊が設置されている。 オレンジ色の制服の左肩と救助車にホースと筒先で囲まれたセント・バーナード犬のバリー号(スイスで災害救助犬として活躍した)が描かれた青色の紋章を付ているのが東京消防庁の特徴。 第一方面 麹町消防署永田町特別救助隊(第11消防特別救助隊) 芝消防署芝特別救助隊(第12消防特別救助隊) 第二方面 蒲田消防署空港特別救助隊 (第21消防特別救助隊) 第三方面 目黒消防署目黒特別救助隊 (第31消防特別救助隊) 世田谷消防署世田谷特別救助隊 (第33消防特別救助隊) 第四方面 新宿消防署新宿特別救助隊 (第41消防特別救助隊) (昭和50年4月1日に淀橋特別救助隊(第41消防特別救助隊)より隊名変更) 杉並消防署杉並特別救助隊 (第43消防特別救助隊) 第五方面 豊島消防署豊島特別救助隊 (第52消防特別救助隊) 第六方面 足立消防署足立特別救助隊(第61消防特別救助隊) (昭和51年3月1日に西新井特別救助隊(第61消防特別救助隊)より隊名変更) 上野消防署上野特別救助隊 (第62消防特別救助隊) 第七方面 城東消防署城東特別救助隊 (第71消防特別救助隊) 江戸川消防署江戸川特別救助隊 (第73消防特別救助隊) 深川消防署深川特別救助隊 (第74消防特別救助隊) 第八方面 武蔵野消防署武蔵野特別救助隊(第82消防特別救助隊) 東久留米消防署東久留米特別救助隊(第83消防特別救助隊) 府中消防署朝日特別救助隊(第84消防特別救助隊) (平成28年12月13日に府中特別救助隊(第84消防特別救助隊)より配置転換) 第九方面 八王子消防署八王子特別救助隊(第91消防特別救助隊)(山岳救助隊兼務) 町田消防署町田特別救助隊 (第92消防特別救助隊) 青梅消防署青梅特別救助隊(第93消防特別救助隊) (山岳救助隊兼務) 多摩消防署多摩特別救助隊 (第94消防特別救助隊) 第十方面 板橋消防署板橋特別救助隊(第51消防特別救助隊) 練馬消防署練馬特別救助隊(第53消防特別救助隊) 石神井消防署石神井特別救助隊 (第54消防特別救助隊) 1隊はそれぞれ3個小隊。3部交代制の勤務に就いている。1個小隊の人数は、隊長(消防司令補)以下5〜6名。
※この「特別救助隊」の解説は、「東京消防庁」の解説の一部です。
「特別救助隊」を含む「東京消防庁」の記事については、「東京消防庁」の概要を参照ください。
特別救助隊(過去)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:14 UTC 版)
第二方面 品川消防署品川特別救助隊(第22消防特別救助隊) (第二消防方面本部消防救助機動部隊発足に伴い平成8年11月運用廃止) 第三方面 渋谷消防署松濤特別救助隊(第32消防特別救助隊) (平成元年4月、署の配置転換に伴い渋谷特別救助隊(第32消防特別救助隊)に隊名変更。第三消防方面本部消防救助機動部隊発足に伴い平成14年3月運用廃止) 第四方面 野方消防署大和特別救助隊(第42消防特別救助隊) (昭和54年10月、品川消防署への配置転換に伴い運用廃止) 淀橋消防署淀橋特別救助隊(第41消防特別救助隊) (昭和50年4月1日、署名変更に伴い新宿特別救助隊(第41消防特別救助隊)に隊名変更) 第六方面 西新井消防署西新井特別救助隊(第61消防特別救助隊)(昭和51年3月1日、署名変更に伴い足立特別救助隊(第61消防特別救助隊)に隊名変更) 第七方面 本田消防署本田特別救助隊(第72消防特別救助隊) (令和2年4月、即応対処部隊に配置転換され運用廃止) 第八方面 立川消防署錦町特別救助隊(第81消防特別救助隊) (昭和55年7月、署の配置転換に伴い立川特別救助隊(第81消防特別救助隊)に隊名変更。第八消防方面本部消防救助機動部隊発足に伴い平成8年11月運用廃止) 府中消防署府中特別救助隊(第84消防特別救助隊) (平成28年12月13日、署の移転に伴い朝日特別救助隊(第84消防特別救助隊)に隊名変更)
※この「特別救助隊(過去)」の解説は、「東京消防庁」の解説の一部です。
「特別救助隊(過去)」を含む「東京消防庁」の記事については、「東京消防庁」の概要を参照ください。
特別救助隊(AR・BR・CR・DR)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 07:46 UTC 版)
「大阪市消防局」の記事における「特別救助隊(AR・BR・CR・DR)」の解説
大阪市消防局の特別救助隊はAR・BR・CR・DRの4種の専門部隊に分かれている。通常は特別救助隊として他の救助隊と同様に近隣の災害に出場する。 AR(Air Rescue:航空救助隊)- 1998年(平成10年)に発足。地上からの救出が困難なケースにおいて消防ヘリコプターに乗り込み航空救助活動を行う。配備先は平野署。 BR(Big Scale Disaster Rescue:大規模災害救助隊)- 1996年(平成8年)に発足。震災・高圧変電設備災害・放射線災害・地下災害などの災害に対応している。配備先は北署・中央署・西署・阿倍野署・大正署・城東署。救助工作車III型(西署及び北署)に通常の救助資機材に加えて電磁波人命探査装置などの高度救助資機材や放射線防護服を備えているほか、N災害(放射線災害)に対応するために隊員も放射線取扱主任者の資格を保有する。高度救助資機材を有するために単独で高度救助隊としての活動も可能。 CR(Chemical Related Rescue:化学災害救助隊)- 1997年(平成9年)に発足。化学防護服やあらゆる物質を検知するガスクロマトグラフ分析装置、除染シャワーなど特殊災害に対応する資機材を保有しておりBC災害(B=生物兵器・C=化学兵器)に対応する。配備先は此花署・淀川署・東成署・住之江署。陸上自衛隊特殊武器防護隊の研修にも参加している。 DR(Dive Rescue:水難救助隊)- 2005年(平成17年)に発足、潜水救助活動を必要とする水難救助に対応する。配備先は水上署・都島署。
※この「特別救助隊(AR・BR・CR・DR)」の解説は、「大阪市消防局」の解説の一部です。
「特別救助隊(AR・BR・CR・DR)」を含む「大阪市消防局」の記事については、「大阪市消防局」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 特別救助隊のページへのリンク