docomo SMART series docomo SMART seriesの概要

docomo SMART series

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/26 14:48 UTC 版)

同時期に発表されたコンセプトには、他にdocomo PRIME seriesdocomo STYLE seriesdocomo PRO seriesがある。

概要

これまでのNTTドコモでは、ソフトバンクモバイル2006年から導入してきた705SCなどの薄型端末に対抗し、2007年春モデルからP703iμN703iμといった、端末型番末尾に「iμ(アイ ミュー)」をつけた薄型端末を導入してきた。2008年冬モデルからの新シリーズ化により、主に従来の「iμ」シリーズを引き継いだものとして、このシリーズが登場した。

シリーズ発表時に4機種発売され、以降は1シーズンに2種類ずつ新機種が発表されていた。晩年は機能面やデザイン面においてSTYLEやPRIMEと重複する機種も多く、2011年夏モデルを最後に廃止された。

また、日本における「スマート」という言葉から「薄型・軽量」というコンセプトに対するイメージはあるが[注 1]、あくまでも「ビジネスツールとして役立つ機能」の一部として「薄型・軽量」があげられており、決して「薄型・軽量」を第一に追求したシリーズという訳ではない[1]

さらに、SMARTと書かれているが、当シリーズにスマートフォンの機種はなく、スマートフォンのラインナップがあるのは「PRO」と「ドコモ スマートフォン」のみである。

コンセプトカラーはスマートパープル。メディア広告(テレビCM等)でのキャラクターは、堤真一が起用されていた(2010年4月まで)。

2011年夏モデルを最後に「docomo SMART series」の廃止を発表。2011年冬モデル以降、従来の「SMART」に相当する端末は「STYLE」で発売される。

機種

機種 個別ブランド 発売日 メーカ 備考
2008年-2009年冬モデル
N-04A NEW amadana ケータイ 2009年1月24日 日本電気
F-04A スリムワンセグケータイ 2009年2月6日 富士通 防水
P-04A Extreme Slimワンセグケータイ 2009年2月10日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
P-05A カメラレスExtreme Slim
ワンセグケータイ
2009年2月27日 P-04Aのカメラなしバージョン
2009年夏モデル[2]
N-09A エグゼクティブスリムケータイ 2009年6月18日 日本電気
P-09A スマートケータイ 2009年6月19日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
2009年冬-2010年春モデル
F-03B スリム防水ケータイ 2009年12月4日 富士通 防水
P-03B スリムケータイ 2010年2月18日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
HSUPA(2Mbps)対応
2010年夏モデル
N-07B amadanaケータイ 2010年6月17日 NECカシオ モバイル
コミュニケーションズ

(NECブランド)
HSUPA対応
SH-09B 知的スリムケータイ 2010年7月28日 シャープ
2010年冬-2011年春モデル
P-01C 10.4mmスリムケータイ 2010年11月17日 パナソニックモバイル
コミュニケーションズ
HSUPA対応
F-03C ツインスタイル×上質スリム防水 2010年11月27日 富士通東芝 モバイル
コミュニケーションズ

(富士通ブランド)
HSUPA対応
2011年夏モデル
N-05C 高感度「瞬撮」カメラ×防水スライド 2011年6月25日 NECカシオ モバイル
コミュニケーションズ
(NECブランド)
無線LAN、HSUPA対応
F-11C メタルエッジ×艶・スリム防水 2011年6月30日 富士通東芝モバイル
コミュニケーションズ
(富士通ブランド)

脚注


注釈

  1. ^ 英語の「smart」に薄い・軽いという意味はない。

出典



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