スーパーファミコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 21:11 UTC 版)
周辺機器
任天堂純正
-
コントローラ(SHVC-005)
-
カセット(SHVC-006)の例[注 9]。
-
ステレオAVケーブル(SHVC-008)
型番のSHVCはSuper Home Video Computerの略。
型番 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
SHVC-005 | コントローラ | スーパーファミコン専用のコントローラ。本体に2つ同梱。ファミリーコンピュータのコントローラに比べ、大幅にボタン数が増えた。初期のモデルはLRボタン表記が2色成型でなされているが、途中からエンボス加工に、またラバードームも強化版に変更された。 |
SHVC-006 | カセット | スーパーファミコンのソフト媒体のROMカセット。本体に差し込み、電源を入れるとラベル下のくぼみにカセットをロックするツメが引っかかり、イジェクト防止となっている。 |
SHVC-007 | モノラルAVケーブル | スーパーファミコンの映像と音声をテレビに出力するケーブル。音声はモノラルで出力される。AV仕様ファミコンでAV出力するときにもこれが必要。 |
SHVC-008 | ステレオAVケーブル | スーパーファミコンの映像と音声をテレビに出力するケーブル。音声はステレオで出力される。AV仕様ファミコンや、NINTENDO64・ニンテンドーゲームキューブでAV出力するときにもこれが必要。 |
SHVC-009 | S端子ケーブル | スーパーファミコンの映像と音声をテレビに出力するケーブル。音声はステレオで出力される。ステレオAVケーブルより高い画質で出力できる。初期型は、ケーブルの途中に小さなボックスが付いており、そこから3つのコードが分かれるようになっていた[37]。NINTENDO64・ニンテンドーゲームキューブでも使用可能。 |
SHVC-010 | RGBケーブル | スーパーファミコンの映像と音声をテレビに出力するケーブル。音声はステレオで出力される。スーパーファミコンで最も高い画質が出力可能。 |
SHVC-013 | スーパースコープ | ワイヤレス式の光線銃。肩に背負い使用する。電源は単三乾電池6本。 |
SHVC-014 | レシーバーパック | スーパースコープの附属品。スーパースコープから発信される赤外線信号を受信する。コントローラコネクタ2に接続して使用する。 |
SHVC-027 | スーパーゲームボーイ | スーパーファミコンでゲームボーイ/カラー共通のソフトを使用できる。 |
SHVC-028 | 衛星放送専用カセット | 8MメモリーパックやROMパックを接続するのに使用するカセット。 |
SHVC-029 | サテラビュー | スーパーファミコンの衛星放送サービスを利用するための機器。28PIN拡張コネクタに接続して使用する。 |
SHVC-030 | 専用AVセレクタ | サテラビュー、BS機器、テレビの接続に使用する。 |
SHVC-031 | 専用8Mメモリーパック | サテラビューで配信されるデータを保存するメモリー。8Mbit(1MB)。 |
SHVC-032 | 専用ACアダプタ | スーパーファミコン、サテラビュー、専用AVセレクタに電源を供給する機器。線の途中にAC-DCコンバータがある。サテラビューを使用するときはこれを使用する。 |
SHVC-033 | 専用電源中継ボックス | スーパーファミコンとサテラビューの電源を共同で使えるようにする機器。DCカプラ。スーパーファミコンのDC INに接続する。 |
SHVC-039 | ROMパック | メモリーパックと異なりデータの書き換えは出来ず、読み出し専用。 |
SHVC-040 | 衛星放送専用カセット | 8MメモリーパックやROMパックを接続するのに使用するカセット。SHVC-028の後期型で、機能は同じ。 |
SHVC-041 | SFメモリカセット | ニンテンドウパワーの書き換えに使用するカセット。 |
SHVC-042 | スーパーゲームボーイ2 | スーパーゲームボーイに、通信機能を搭載したもの。 |
SNS-016 | マウスコントローラ | スーパーファミコン用のマウス。SHVC-016は確認されていない。マリオペイントに附属。 単品販売もされた。コントローラコネクタに接続して使用。 |
SNS-017 | マウスパッド | マウスコントローラ用のマウスパッド。マリオペイントに附属。SHVC-017は確認されていない。 |
SNS-102 | コントローラ | スーパーファミコンJr.に附属。ケーブルが長くなっている。日本での単品販売はされていない。 |
HVC-002 | ACアダプタ | ファミリーコンピュータと共用。スーパーファミコンJr.、AV仕様ファミコン、バーチャルボーイ(別途ACアダプタタップが必要)にも流用可能。 |
HVC-003 | RFスイッチ | アンテナ線を介してテレビに接続させるための混合器。 ビデオ入力に対応していないテレビで必要になる。NINTENDO64、ニンテンドーゲームキューブと共用。 |
HVC-004 | 75Ω / 300Ω変換器 | 75Ω同軸ケーブルを300Ωフィーダ線に変換する。ファミリーコンピュータと共用。 |
NUS-003 | RFモジュレータ | スーパーファミコンJr.をテレビにRF接続させるための変換器。コンポジットビデオ入力に対応していないテレビで必要になる。NINTENDO64と共用。本来はNINTENDO64の周辺機器。 |
NUS-009 | RFスイッチUV | RFスイッチの改良版。ファミリーコンピュータ、NINTENDO64と共用。本来はNINTENDO64の周辺機器。 |
※映像音声用のケーブルはその後に発売された任天堂家庭用ゲーム各機でも使用可能(ゲームキューブまで)ただし機種によっては使用不可のケーブルもある。
その他(ライセンス商品)
発売元 | 型番 | 名称 | 備考 |
---|---|---|---|
バンダイ | SFT-0100 | スーファミターボ | スーファミターボ専用カセットを使用するためのアダプタ。 |
アスキー | A001AATFT | ターボファイルツイン | 外部記録媒体。電源は乾電池。ターボファイルアダプターを接続することにより、ファミコン周辺機器のターボファイル、ターボファイルIIも使用可能。 |
AS-131-SP | アスキーパッド | ||
AS-8864-SF | スーパーアスキースティック | ||
AS-9982 | ファイタースティックスペシャル | ||
ASC-0401J | アスキーグリップ | 片手コンローラー。 | |
イマジニア | IMP-2 | イマジニアパッドプラス | |
エポック社 | バーコードバトラーII インターフェース | バーコードバトラーIIとスーパーファミコンを接続する機器。 | |
オプテック | マルチアダプターオート | マルチタップ。ヨネザワ製マルチアダプターオートの後継。 | |
ワイヤレスマルチショット2 | ヨネザワ製ワイヤレスマルチショットの後継。 | ||
カプコン | CP-SO1CAN | カプコンパッドソルジャー | |
CPS-A10CA | カプコンパワースティックファイター | ||
コナミ | JE510 | MODEL510 | リーサルエンフォーサーズで使用する銃型コントローラ。 |
RU009 | 必殺コマンドコントローラ | ||
ハドソン | HC-691 | スーパージョイカード | |
HC-696 | スーパーマルチタップ | マルチタップ | |
HC-700 | スーパーマルチタップ2 | 同社のキャラクター(当時)・ボンバーマンを模したデザインのマルチタップ。 | |
ホリ電機 | HSD-07 | SGBコマンダー | |
HSJ-11 | スーパーホリコマンダー | ||
HSJ-12 | ファイティングスティック | ||
HSJ-14 | ファイティングコマンダー | ||
HSM-07 | ホリマルチタップ | マルチタップ | |
HST-07 | スーパーターボ | 連射用ユニット | |
マイコンソフト | XE-1 SFC | インテリジェントジョイスティック | |
ヨネザワ | マルチアダプターオート | マルチタップ | |
ワイヤレスマルチショット | |||
早押しツインタップ | 史上最強のクイズ王決定戦Super用コントローラ | ||
サンソフト | 必殺パチンココントローラー | ||
サミー | SC-C1 | 実戦パチスロコントローラー | |
日商岩井 | XBANDモデム スターターキット | カタパルト・エンタテインメント製。通信対戦サービス用の周辺機器。電話回線・対応ソフト・専用プリペイドカードを接続しマッチング対戦やメール通信サービスなどを利用することが可能。他にゲーム業界の情報を知るためのニュースやBANDWIDTHのサイトにもアスセスするなどのインターネットにも近いサービスでもある。ゲーム雑誌にはXGALSが広告として載せられていた[38]。 | |
NTTデータ | 通信セットNDSF | 「通信モデムNDM24」と、テンキーつきのキーパッド(コントローラ)などのセット。JRA PAT(競馬の電話投票システム)用。 | |
リコー教育機器 | LB100S | レーザバーディ | 室内用ゴルフシミュレータ。専用ソフト「ゲットインザホール」とセンサーマット、レーザークラブなどのセット[39][40]。 |
注釈
- ^ 雑誌やマリオカートシリーズにおける『スーパーマリオカート』のリメイク作品のハード通称などで見られる
- ^ これらはファミリーコンピュータと共用できるという理由で同梱されなかった。
- ^ 基板バージョンによっては搭載LSIが異なる。
- ^ 本体側との接続に使われるコネクターの形状が独自規格であるため市販の映像ケーブルは使用不可。この規格はニンテンドーゲームキューブまで使われることになる。
- ^ 「スーパーマリオワールド」のような折り畳み式の説明書もあった。
- ^ 後に発売されるソニーのゲーム機のプレイステーションとは名前は同じだが、商標とロゴを流用しただけの別物
- ^ 現代電子は1989年から1999年にかけて本機のみならず、NES(日本国外版ファミリーコンピュータの名称)、ゲームボーイ、NINTENDO64のライセンス販売も行っていた。
- ^ 香港・台湾にて任天堂の現地子会社が発売したスーパーファミコン用ソフトの品番もSNSN表記。
- ^ 写真はスーパーマリオワールド。著作権保護のためにモザイク加工をしている。
- ^ 『F-ZERO シリーズ』の主人公である「キャプテン・ファルコン」は、元々スーパーファミコン自体のイメージキャラクターとして作られていた[41]。
出典
- ^ a b c d “任天堂株式会社 連結販売実績数量の推移” (PDF). 任天堂. 2021年5月1日閲覧。
- ^ a b 「任天堂の16ビットファミコン スーパーFCの発表 従来のFCとは「間接互換」で7月発売」『ゲームマシン』(PDF)、第348号(アミューズメント通信社)、1989年1月15日、2面。
- ^ “スーパーファミコン発売前夜”. ニコニコチャンネル (2013年8月1日). 2017年2月21日閲覧。
- ^ 「任天堂の16ビット家庭用 スーパーFC仕様決定 発売は半導体事情のため一年後に先送り」『ゲームマシン』(PDF)、第363号(アミューズメント通信社)、1989年9月1日、3面。
- ^ 「任天堂「スーパーファミコン」11月21日に発売決まる 価格は25000円、ソフト3本同時発売」『ゲームマシン』(PDF)、第385号(アミューズメント通信社)、1990年8月1日、3面。
- ^ a b c d 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド もう一度遊びたい!名作揃いの16ビットゲーム』マガジンボックス、2016年9月21日、101頁。ISBN 9784866400082。OCLC 960434261。
- ^ 「ゲーム場市場順調に回復 家庭用安定、遊園地堅調 余暇開発センター調べ「レジャー白書発表」」『ゲームマシン』第404号(アミューズメント通信社)、1991年6月1日、8面。
- ^ 「東京おもちゃショー91 家庭用ソフトに重点 AM業界からもCSG含め多数が出展」『ゲームマシン』第407号(アミューズメント通信社)、1991年7月15日、4面。
- ^ 「ゲーム場市場大幅に拡大 家庭用安定、遊園地堅調 余暇開発センター調べ「レジャー白書92発表」」『ゲームマシン』第427号(アミューズメント通信社)、1992年6月1日、9面。
- ^ 「SFC用「CD-ROMアダプター」 任天堂は来年1月発売 独自のシステムカセット内臓チップに特徴」『ゲームマシン』(PDF)、第420号(アミューズメント通信社)、1992年2月15日、1面。
- ^ 「任天堂、衛星放送利用に乗り出す セントギガに出資 TVゲームの新分野に」『ゲームマシン』(PDF)、第448号(アミューズメント通信社)、1993年5月1日、1面。
- ^ a b 「GBソフトが使える SFC周辺装置 任天堂が6月にも発売」『ゲームマシン』(PDF)、第470号(アミューズメント通信社)、1994年4月15日、4面。
- ^ 「任天堂とセントギガ 来春BSでデータ放送 SFC用新作ソフト紹介など無料で」『ゲームマシン』(PDF)、第477号(アミューズメント通信社)、1994年8月1日、3面。
- ^ 「任天堂/セントギガによるSFC利用の 衛星データ放送開始 2月から申し込み受け付け、4月から実施」『ゲームマシン』(PDF)、第488号(アミューズメント通信社)、1995年2月1日、1面。
- ^ 「任天堂SFCアワー 本放送23日から セット価格1万8千円に変更」『ゲームマシン』(PDF)、第492号(アミューズメント通信社)、1995年4月1日、3面。
- ^ 「2月出荷分から SFC用値下げ 任天堂、OEM価格引き下げ」『ゲームマシン』(PDF)、第511号(アミューズメント通信社)、1996年2月1日、7面。
- ^ 「SFCと電話回線使った 通信対戦装置 カタパルト「Xバンド」を発売」『ゲームマシン』(PDF)、第520号(アミューズメント通信社)、1996年6月15日、6面。
- ^ 「スーパーファミコン9800円に テコ入れ狙い下げ ソフトは据え置き 任天堂、来月14日から」 『日本経済新聞』1996年7月19日付朝刊、第13版、第13面。
- ^ 報道資料 任天堂株式会社 ゲ-ムソフト流通の新サ-ビスについて - ウェイバックマシン(1997年1月28日アーカイブ分)
- ^ 「任天堂の新システム ソフト書き換え SFC用、ローソン店頭で来夏」『ゲームマシン』(PDF)、第532号(アミューズメント通信社)、1996年12月15日、7面。
- ^ 『日本最大規模のオンラインネットワーク 「マルチメディアステーション」の一つのサービスとして 「ニンテンドウパワー」スタート』(プレスリリース)任天堂、1997年9月26日 。2021年5月1日閲覧。
- ^ 「任天堂「SFC」の ソフト書き換え ローソン設置のMMCで」『ゲームマシン』(PDF)、第552号(アミューズメント通信社)、1997年11月1日、4面。
- ^ a b 「任天堂、家庭用で 新製品を次々と 4月に「GBライト」発売」『ゲームマシン』(PDF)、第561号(アミューズメント通信社)、1998年4月1日、14面。
- ^ 修理のご案内:修理の受付が終了した商品 - ウェイバックマシン(2012年6月27日アーカイブ分)
修理のご案内:修理の受付が終了した商品 - ウェイバックマシン(2012年7月6日アーカイブ分) - ^ 『ワンダーライフスペシャル 学年誌が伝えた子ども文化史 昭和50〜64年編』小学館、2018年5月30日、39頁。ISBN 978-4-09-106615-2。(『小学六年生』1989年1月号記事の再録)
- ^ Otomaru (2023年1月29日). “「データ容量」で読み解くビデオゲーム史:40年間で530万倍にも増加したデータ容量、その時代ごとの特徴を整理する”. IGN Japan. 2023年1月30日閲覧。
- ^ ウワーマン (2020年7月19日). “初代『スターオーシャン』がSFCで発売された日。SFとファンタジーが融合した物語が魅力的で、仲間の素顔が垣間見える特殊イベント“PA”にも夢中になった【今日は何の日】”. ファミ通.com. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b c 週刊ファミコン通信 no.328. アスキー. (1995年3月31日). p. 11
- ^ “任天堂とフィリップスが共同開発しPlayStation誕生のきっかけとなった黒歴史ゲームハード「CD-i」とは?”. GIGAZINE. OSA (2018年5月24日). 2021年2月21日閲覧。
- ^ ファミ通プレイステーション クラシック
- ^ “ソニーがかつて任天堂と共同開発したスーパーファミコン互換「PlayStation」の実機が見つかる”. GIGAZINE. OSA (2015年7月6日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ “任天堂とソニーが共同開発した幻のゲーム機「Nintendo PlayStation」”. GIGAZINE. OSA (2016年7月25日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ 「晴海で開かれた第4回初心会展 山内社長が講演 CD-ROMはソフト次第、強調」『ゲームマシン』(PDF)、第436号(アミューズメント通信社)、1992年10月15日、3面。
- ^ “ファミコンに続いて、スーパーファミコンが小さくなって再登場!”. 任天堂 (2017年6月27日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ “ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン、10月5日発売決定! 幻の『スターフォックス2』のほか、国内では『FE 紋章の謎』や『パネルでポン』などを収録”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2017年6月27日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ “Nintendo Switch Onlineに待望のスーパーファミコン参戦! 9月6日に第1弾20タイトルを一挙追加へ”. ねとらぼ. ITmedia (2019年9月5日). 2023年3月17日閲覧。
- ^ old.jpg(SHVC: スーパーファミコン、MiragePalace)[出典無効]
- ^ WEEKLYファミ通. 株式会社アスキー. (1996年6月28日)
- ^ “グッドハウス代表及びメンバー企画商品・受賞歴(一部紹介)”. グッドハウス. 2023年1月24日閲覧。
- ^ “グッドハウス 企画・開発ヒット商品 アーカイブ”. グッドハウス. 2023年1月24日閲覧。
- ^ “「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発売記念インタビュー 第2回「F-ZERO篇」”. 任天堂 (2017年9月7日). 2018年7月10日閲覧。
- ^ “20年の時を経て…スーパーファミコン新作『Nightmare Busters』が遂に出荷”. インサイド (2014年1月22日). 2014年1月24日閲覧。
- ^ “まさかのSFC用"新作"対戦格闘ゲーム「Unholy Night」プレビュー”. IGN Japan (2017年4月16日). 2017年6月27日閲覧。
- ^ スーパーファミコン、現在でも所有率4割強 オンラインゲームのオリコンランキング 2008年2月7日 - ウェイバックマシン(2008年2月8日アーカイブ分)
- スーパーファミコンのページへのリンク