鹿鳴館高校競技ダンス部とは? わかりやすく解説

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鹿鳴館高校競技ダンス部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 05:32 UTC 版)

背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」の記事における「鹿鳴館高校競技ダンス部」の解説

土屋 雅春つちや まさはる):〇 本作主人公亘理リーダークラス一年六組。通称つっちー」。身長体力低く若干お調子者のどこにでもいるような少年いわゆる三白眼で、顔が大きい(秋子曰く、「なんかのゆるキャラみたい」)。家族構成は父、母の三人暮らし亘理とのペアでの得意種目は、クイックステップ緊張する手汗をかいてしまう体質であり、そのこと小学生時に好きだった女子から笑われたことで女子が少し苦手になってしまった。 部活紹介競技ダンス部に魅入られ、更に友人からよこしまな誘い受けたことから、体験入部競技ダンス部を訪問した際、ダンスデモンストレーション実験台として部長土井垣に捕まり、他の男子生徒逃げる中ただ一人逃げられ成行き体験入部する事になる。最初冷やかし半分であり、体験入部経た後も自分にはダンスなんて似合わないしとても無理だ入部躊躇っていたが、同じ日に体験入部に来た亘理感化され熱意芽生え競技ダンス部員となったうぬぼれやすいのか自身成長実感すると、「土屋○○雅春」の形で妙な二つ名名乗りたがる癖がある(例:ブルース取得した土屋ブルース雅春筋肉がついた⇒土屋マッスル雅春、他)。基本的に気弱ではあるが、緊張から動けなくなった亘理励まし支える等、いざという時には奮起できる強さ持ち合わせている。また、少年漫画影響受けているような言動考え方見せことがある作中では、少年漫画脳と評されている)。 初試合では緊張動けなくなった亘理カバーしきれず、一次予選敗退するも、その後文化祭での演技通して彼女との距離が縮まったこともあり、次の大会で悲願一次予選通過を果たす(が、二次予選並み居る強豪と同じヒートになってしまい、敗退)。続いて全国大会においては精神的な余裕生まれ演技中に他の競技者動きをはっきりと視認できる(その際本人は「ゾーン入った」のだと自負していた)という、確実な上達見せ始めるも、結果的に前回と同じ二次予選敗退し入部して初めて「負けた悔しさ」を痛感まだまだ努力して、いつかライバル達追いつくことを誓う。 2年後編では、八巻の後を継いで部長務めているが、間の抜けた言動とりがちなため、あまり部長としての威厳はなく、部員からは「小市民ハンパない」等と言われる事もあるが、常に部員たちの傍に寄り添い支えることから信頼もされている。戦績は、地方小さ大会なら決勝戦残れ程度最後全国大会戦績不明であったが、宮大工曰く試合毎に毎回驚かせてくれるカップルであったという。なお、2年後以前にも番外編において自身夢の中で身長伸び顔も凛々しくなった高校三年の姿で登場したことがある実際2年後編では、顔だちは高一時点に近い感じ変更されている。 人気投票では2位亘理 英里(わたり えり):〇 本作ヒロイン土屋パートナークラス一年四組。通称「わたりさん」「わたりちゃん」「わたりん」など。律儀大人しい性格の、どこにでもいるような少女身長土屋よりも低い。基本的にいつも笑顔で、よく「えへへえへ」と笑う。土屋とのペアでの得意種目は、クイックステップ小学生の頃は活発だったが、好意寄せていた男子生徒告白しようとした際、その相手から心ない言葉受けた事が原因自分自信持てなくなってしまった。高校入学契機自分変えたい考えて体験入部期間初日競技ダンス部を訪れ、そこで出会った土屋カップルを組むことになる。 学業成績は優秀であり、夜の公園一人ワルツ練習をするなど影の努力家土屋にはその面を尊敬されている。パンダが好きらしく、文化祭では「パンダ喫茶」なるものを提案した土屋とは自宅最寄り駅も同じで、比較近距離住んでいる様子ダンス始めた当初重圧から競技会動けなくなってまったり文化祭パフォーマンスではふとしたことから自信失い逃げ出しかけてしまったりする事もあったが、土屋励まし克服していき、全国大会時点では逆に彼を試合前に落ちかせられるまでに精神的成長遂げた。さらに土屋曰くゾーン入ったともいえる境地到達するが、それは二人基礎積み上げたために余分な力が抜けたからだとした。 土屋に対しては、時折間の抜けた行動をとったさいにこの人大丈夫なのか?」と思う事はあるが、自分励まし支えてくれた事で、感謝し信頼もしている。 2年後編では、秋子の後を継いで副部長務めていて、部長としては少々頼りない土屋をしっかりフォローしている。彼女も、2年後以前番外編において土屋夢の中で身長伸びスタイル発達した高校三年の姿で登場したことがある実際2年後編にも、胸の大きさ以外は概ねこのデザイン受け継がれた。 人気投票では1位。 土井真澄(どいがき ますみ):◎ 三年生部長務める、理央リーダー高校入学後理央二人で一から競技ダンス部を創部した。 筋肉質巨体アフロヘアー分厚い唇と、とても高校生には見えないルックスガタイありながらおネエ言葉で話す。六人姉弟末っ子で、5人の姉達の影響オネエ言葉になった単行本2巻番外編1で語られている。その外見口調は、スケベ目的体験入部に来た初対面男子全員退散させるほど強烈何故か女子にはウケ良かった)。本人は、「自分オネエじゃない」と主張している。巨体故にサイズに合う学生服がなく、常にダンス用のシャツ着て登校している。また後輩である土屋八巻に対して二人生意気な態度をとった際は、ほぼ決まって高圧的に戒める八巻至ってコブラツイストをかけることも)。 実家母親店主をしているダンス衣装専門店幼少の頃からダンス踊っており、その腕前然ることながら試合中における圧倒的存在感相俟って全国高校生中でもトップクラス君臨し、咲本や金龍院並んで黄金世代」と称される加えて部長としての適確指導能力備えている。 卒業後はプロダンサー志望している。理央とは4歳の頃にペア組んでから現在まで共に踊り続けており、パートナーとして全幅の信頼寄せてたようだが、それ故に彼女の心境の変化気づいておらず、合宿にてカップル解消頼まれる一度承諾するものの、全国大会スタンダード決勝で、これで優勝した考え直してほしいと理央求める。そして見事ライバルの咲本から王者の座を勝ち取って優勝しカップル解消撤回された。 2年後編では、理央とともにプロダンサーとして海外でも活躍している。 人気投票では5位。 綾辻 理央(あやつじ りお):◎ 三年生副部長務める、土井垣のパートナー後輩からは「リオ先輩」と呼ばれるスタイル良く容姿端麗であり、部活紹介では華麗なダンス披露して新入生魅了した優しく後輩思いで、包容力のある性格一方で自己主張はやや苦手で、土井垣とは全国大会決勝までは一度喧嘩したことがなかった。普段眼鏡をかけているがダンスの時はコンタクトレンズ使用土井垣とは幼馴染みで、「真澄くん」「リオ」と呼び合う。裕福な家庭出であり、4歳時にとあるパーティー真澄出会いその時からダンス始めている。彼に部内での立場敬語接するが、二人きりの場ではくだけた話し方をすることもある。 実は真澄との間に力量差が生じていると年々感じており、自身を彼(及び八巻宮大工などの後輩のような才能のある人間とは違う「普通の人」とし、プロ世界で戦っていくことは出来ない考え、夏の全国大会最後にカップル解消させて欲しいと合宿真澄告白した卒業後は大学進学考えているが、ダンス自体趣味範囲続けるつもりだという。そして全国大会本番では、自らの性格いつの間に自己評価低くしてしまっていたと再確認し、最後競技会くらいチャンピオンの咲本&沙羅ペア勝ちたい真澄意思表示する。しかしスタンダード決勝直前になって優勝したもう一度考え直すことを求められる。この結果、咲本ペア初め破り優勝果たしカップル存続受け入れる。 2年後編では、真澄とともにプロダンサーとして海外でも活躍している。 人気投票では8位。 八巻 章(やまき しょう):☆→◎ 二年生部員秋子とラテンダンスでペアを組むリーダー。後にスタンダードダンスでひらりともペアを組む。 イケメンだが口が悪く女子見境がないいわゆる「たらし」。また、秋子と共に進級ギリギリ補習を受けるために部活休んだりと成績も悪い。実は土屋同様スケベ目的入部だったのだが、前年入部直後ダンス未経験の状態からスタンダード部門の5種目2週間全て覚える程ダンス才能は高い。何だかんだ後輩への面倒見良く、(秋子以外の女子には優しく人気がある。 格好つけしいな自信家であり、土井垣が卒業する前に彼や学生チャンプの咲本も倒し自分ラテン部門制するという野望抱いている(理由は「そうなればカッコいいから」)。全国大会前哨戦では、その気持ち優先するあまり奇抜な演技挑むものの、秋子転倒した勢いで瞼を負傷してしまう。葉澄からはリードフォロー足りなかった故でのミスだと評され合宿間中秋子ペアルックで過ごす羽目になったまた、合宿にて今後ひらりのリーダー務めるよう土井垣に指示を受け、初め戸惑ったものの、「土井垣、咲本は10ダンサーなので片方ラテン部門)だけでは勝ったと言えない」ということ了承した土井垣のダンス部引退後は、部長務めた。 現在は金髪だが染めているだけで、一年時黒髪だった。 2年後編では、タツ小竹に見い出され彼のダンス教室講師として生計立て傍ら、プロダンサーとしての道を歩み始めた。なお、プロではラテン部門絞っている模様。初の海外選抜選考会では、事前の準備不足や他の選手甘く見ていたこと等もあり、二次予選敗退ラテン部門での予選敗退は、作中では初)、秋子ともども挫折を味わうことになった試合後、心構え甘さタツ小竹厳しく叱責されつつも、再起を誓う。 人気投票では9位。その際誤植読みを「あきら」とされていた。 椿 秋子(つばき あきこ):☆ 二年生部員八巻とラテンダンスでペアを組むパートナー。他部員からは基本的に下の名前呼ばれている。 理央同じく美人スタイル良いが、気が短く手が出やすい上に遠慮なく物を言うタイプ八巻とは頻繁に喧嘩をしており、本気の力ではないが蹴りをよく見舞う。これは彼との初対面で、それが素だとは知らずに「変態みたいな目つき見ないでほしい」と言ったのを根に持たれているのが大きな原因。しかしダンス才能八巻同様高く直前まで喧嘩していても踊る時の息はピッタリである。葉澄からは互いのことにもっと関心を持つようにと、リードフォロー練習一環として合宿では八巻ペアルック特訓することになった。また八巻違い、「勝ち」にはそこまでこだわっておらず、互いの溝がなかなか埋まらない理由となっている。 亘理やひらりのことは妹のように気遣っている。かなりの楽天家であり羞恥心薄く試合時にはラテンダンスらしい露出の多い衣装を好む。一方でいざとなると涙脆い一面もある。 実家空手道場学生チャンピオンの咲本に強く憧れており、テレビで彼のダンス見たことが部活に入るきっかけとなった理央ダンス部引退後は、副部長務めた2年後編では、八巻とともにタツ小竹ダンス教室講師として生計立て傍ら、プロダンサーとしての道を歩み始めた人気投票では10位。 藤田 ひらり(ふじた ひらり):〇→☆ 亘理と同じ一年四組の女子土屋よりも身長高く亘理先輩二人とは対照的に中肉中背スタイル特徴二日目体験入部参加したものの(土井垣と理央には顔を覚えられていた)、周り流されその時入部しなかったが、文化祭披露され土屋亘理ダンス惹かれ中途入部した通称ひらりん(ちゃん)」。中学時代卓球部だった。 底抜け明るく賑やかな性格で部のムードメーカーとなるが、自分の名前に少々コンプレックスあるらしい専属ペア組め男子部員がいないため、入部してしばらくは「解説ポジションであったが、真澄指示によりスタンダードダンスでの八巻パートナーとなり、以後は彼を「パイセン」で呼ぶようになる土屋亘理の仲を応援しているような節もあり、ナヨナヨした土屋言動いらだつことも。 全国大会では初試合で超大舞台ということもあり、普段とは打って変わってガチガチ緊張するも、八巻カバーされつつ一次予選突破二次予選では体力的に限界となって敗退し涙ながら八巻謝罪しようとしたが、「次はリベンジこれから付き合ってもらう」と慰められる2年後編では、後輩御門とのペアでラテンダンスに転向した。部のムードメーカーとしての役割健在土屋たちの世代までの部員の中では、唯一連載版からの追加キャラであり、読み切り版には登場しない御門 盾継(みかど たてつぐ):◎ 2年後編のみに登場するキャラで、土屋たちの1学年下2年後時点二年生)。ラテンダンスでひらりとペアを組む。最終回では、スタンダードダンスで後輩の朝木とも急遽ペアを組む。 大柄強面外見持ち主後輩には厳しく当たることもあるが、ひらりには頭が上がらない当時部長であった八巻尊敬している。が、土屋にもきちんと敬意表した後輩面倒見もよさそうな真面目な一面も。 なお、後輩キャラ競技中の描写があるのは彼と朝木のみ。 井草/高橋 (いぐさ やすゆき/たかはし けい):〇 2年後編のみに登場するキャラで、土屋たちの1学年下2年後時点二年生)。スタンダードダンスでペアを組む。 河合 達仁/神原 光/大内 俊/伊藤 春奈/朝木 華かわい たつひと/かんばら ひかる/おおうち しゅん/いとう はるな/あさき はな):〇 2年後編のみに登場するキャラで、土屋たちの2学年下2年後時点一年生)。河合神原大内伊藤、朝木は先輩御門ペアを組む。5人とも、スタンダードダンスで出場する。なお、女子3人は、2年後以前にも番外編において土屋夢の中で登場している。

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