金毘羅権現
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金毘羅権現(こんぴらごんげん)は、香川県琴平町の象頭山に天竺から飛翔し鎮座した山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、本地仏は不動明王、千手観音、十一面観音など諸説ある。明治初年の神仏分離・廃仏毀釈が行われた以降は、大物主とされた。その神仏分離以前は讃岐国象頭山松尾寺金光院(現在の香川県琴平町の金刀比羅宮)が別当として奉斎し、讃岐の金毘羅大権現を総本宮とし日本全国の金毘羅宮および金毘羅権現社に勧請され祀られていた。
- ^ 新四国曼荼羅霊場ホームページ - 香川部会 - 新四国曼荼羅霊場第十六番札所
- ^ 実際にはこのころ上皇は鼓ヶ岳に国府の衛兵の監視のもと幽閉された状態で当地へ来ることはできなかった
- ^ 金刀比羅宮 - 崇徳天皇
- ^ 『金毘羅信仰|民衆宗教史叢書 第十九巻』, 守屋毅編, 雄山閣, ISBN 978-4639006657
- ^ 浮世絵『東海道五十三次・沼津』, 歌川広重
- ^ 『東海道中膝栗毛』
- ^ 総本山金毘羅院公式HPより
- ^ サンスクリットを起源とする真言ではないが使われ始めてから長い歴史がある。小林一茶「おんひらひら 蝶も金毘羅参哉」の俳句にも出てくる。その句碑が金刀比羅宮の桜ノ馬場から宝物館へのかどに建てられている。
- 1 金毘羅権現とは
- 2 金毘羅権現の概要
- 3 金毘羅権現を祀る寺院
- 4 金毘羅船々
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