金毘羅寺とは? わかりやすく解説

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金毘羅寺

読み方:コンピラジ(konpiraji)

別名 こんぴらさん

宗派 高野山真言宗

所在 北海道虻田郡倶知安町

本尊 金毘羅大権現浪切不動明王弘法大師遍照


金毘羅寺

読み方:コンピラジ(konpiraji)

正称 竜光寺

宗派 臨済宗東福寺派

所在 東京都文京区

本尊 釈迦如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

金毘羅寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:36 UTC 版)

四十三山」の記事における「金毘羅寺」の解説

当時現在の洞爺湖温泉街に当たる有珠山北麓洞爺湖南岸アイヌ語「廃村」意味するトコタンと呼ばれる辺鄙な寒村だった。そんな折、トコタンに秋山宥猛(俗名秋山甚平)という僧が現れる1873年明治6年)に徳島県生まれた秋山(宥猛を名乗るのは、大正3年以降)は若き日神陰流剣術玉心流柔術など各種武道極め日清戦争直後征台の役にも従軍した兵役終えた彼は北海道渡り仁木町開墾従事したり、虻田町蓄音機有料視聴させるなどして生計立てていたが、一旦内地戻り讃岐金刀比羅宮出家する元来金刀比羅宮神仏習合金毘羅大権現として、別当寺松尾寺金光院を有していたが、明治初期廃仏毀釈神仏分離令影響歴代仏像仏具大半破却追い込まれていた。秋山の修行時代は、まさに松尾寺存亡の危機迎えていた時期に当たる。 同じころ、洞爺湖南西岸・月浦集落農業運送業を営む有力者篠原又兵衛がいた。香川県生まれ篠原幼いころより信仰心篤く明治30年頃に故郷より金刀比羅宮分霊いただき自宅の裏山に祀っていた。 1908年明治41年)、松尾寺での修行終えた秋山北海道再度渡っていたが、洞爺湖周辺風光明媚な光景引かれ、この地に金毘羅宮建立の夢を思い描く秋山は「本山から、松尾寺再興の夢を託された」との触れ込み篠原接近し協議重ねた末の同年10月、金毘羅寺の仮本堂竣工させる。もとより洞爺湖周辺開拓民四国出身者多かったため、「ふるさと神様」を迎えた地元住民狂喜し上棟式には田、壮瞥留寿都などから千数百人の善男善女詰めかけたという。虻田町でも10万坪の土地売却して事業援助官民一体での金毘羅寺整備につられ、周辺には小規模ながら門前町整い始めた。そして明治43年3月壮麗な本堂竣工した。 まさに噴火の4か月まえのことである。有珠山明治活動最初噴火起こす本堂の裏山は、「金毘羅山」と称されていた。

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金毘羅寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:36 UTC 版)

四十三山」の記事における「金毘羅寺」の解説

その年の3月建立された金毘羅寺本堂は、大量噴石浴びて大破した数年来経営辛苦せる金毘羅寺は噴火降石の為めに本堂粉砕幾分の繁の気味なり(中略金毘羅市街予定地も全く人を見ず一帯降灰堆積せるもの数寸、今や夏既に半にして鬱蒼草木降灰降石の為折復満目また荒寥たりき。 僧・秋山洞爺湖畔での霊場建設諦め1913年大正2年)、倶知安移転して新たな寺院建立した。それが、今に続く倶知安町の金毘羅寺である。 郵便広告利用して北海道全域数万チラシ配布し派手な衣装近隣の村落を練り歩き、さらに寺に隣接して武術道場開設するなどして各方面働きかけ結果大正から昭和にかけて道内屈指の寺院として栄えた祭り3日間だけで10万人の参拝者集った記録もあるという。 1927年昭和2年)、55歳秋山宥猛は寺を養子譲り小樽市大本院に移った

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