金毘羅街道
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金毘羅街道(こんぴらかいどう)とは、各地と金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)を結ぶ参詣道として整備された街道。複数の経路が存在し、地域によっては金毘羅往来(こんぴらおうらい)とも呼ばれる。
- ^ 「琴平街道」(国道32号高松まんのう区間・香川県道266号・香川県道282号前身、本路線)「丸亀街道」(国道11号高松丸亀区間・香川県道175号・香川県道33号前身)「志度街道」(国道11号高松白鳥区間・香川県道155号前身、白鳥から国道11号白鳥徳島区間および香川県道1号の前身である「高松徳島両藩間連絡街道となる阿波街道」に直通接続)「長尾街道」(さぬき東街道・香川県道10号前身)「仏生山街道」(国道193号高松塩江区間・香川県道166号・香川県道280号前身、仏生山から塩江温泉に至る「塩江街道」に接続)の五街道
- ^ パンフレット『金毘羅街道』(こんぴらさんへの道しるべ協議会・発行)参照
- ^ 「金毘羅往来」(国道30号の原型、本路線)「鴨方往来」(国道2号の原型)「松山往来」(国道180号の原型。途中山陽道と重複する)「倉敷往来」(岡山県道27号岡山吉井線の原型)「津山往来」(国道53号の原型)「牛窓往来」(岡山県道28号の原型)の6つ。
- ^ a b c d 金毘羅往来のまち、早島(早島町公式サイト)より。
- ^ 「吉備津彦神社と吉備津神社」を一社「由加神社本宮と蓮台寺」を一寺と数え、これに金毘羅宮が加わり三社になる
- ^ 隧道の横にある新道のトンネルとは異なる
- ^ 美馬町立見山地区 シンボルの鳥居復活 徳島新聞社2011年5月25日
- 1 金毘羅街道とは
- 2 金毘羅街道の概要
- 3 概要
- 4 多度津街道
- 5 参考文献
金毘羅往来
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備前国岡山藩の中心部(現在の岡山県岡山市北区岡山表町商店街付近)もしくは庭瀬藩の板倉村真金(現在の吉備津駅付近。旧山陽道の交点)より早島、茶屋町、藤戸、由加山、児島、下津井を経由して、渡船により上記した丸亀街道に到る道。特に岡山藩から端を発する道程に関しては岡山藩六官道 のひとつと数えられる。現在に言う国道30号(自動車専用有料バイパスである瀬戸中央自動車道も含む)および、その周辺県道、さらには、西日本旅客鉄道岡山支社管区宇野線および本四備讃線(いわゆる瀬戸大橋線)に代表される、岡山香川間本四連絡交通の原形を成す往来街道のひとつとされている。備前国では、これに丸亀街道を含めて金毘羅往来と称する。目的により岡山側で複数のルートが示されることがあるが、岡山藩の中心部を起点とし、早島以降を経由する街道である事は共通する。また、このルートは早島以降、地元信仰の拠点となる由加山を経由することから、厄除けのために由加神社本宮および蓮台寺(瑜伽大権現)を詣でたのちに金毘羅に向かうという両まいりの風習を残している。(後述する吉備津金毘羅往来では「三社参り」になる) 吉備津・庭瀬回り往来の起点となる「應徳寺の道標」(岡山市北区撫川) 足守川の土手に立つ高田常夜灯(岡山市北区撫川)吉備津・瑜伽・金毘羅の三社が記されている 松尾坂灯籠(早島町)灯篭には「金毘羅大権現」と「吉備津宮」の文字がある 早島中央公民館(早島町)に移築された道標遺構 金毘羅往来道標(倉敷市茶屋町)「すぐ 古んひら 道」と記されている。 下津井港(倉敷市)ここから海路をとり丸亀港の太助灯籠に向かう
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