丸亀街道(金毘羅往来)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 09:48 UTC 版)
「金毘羅街道」の記事における「丸亀街道(金毘羅往来)」の解説
丸亀港から中府、郡家、与北などを経て琴平に至る道。陸路の距離が短く平坦であったため、大坂や対岸の備前国などから金毘羅船で讃岐を訪れた参詣客が多く利用していた。延享年間には大坂-丸亀間に定期船が就航し、数ある金毘羅街道のうちで最も賑わったと伝わる。現在は香川県道204号、香川県道4号などがその流れを汲む道路である。 丸亀港にある太助灯籠、あるいはさぬき浜街道(香川県道193号)京極大橋の橋下にある京極船魂神社から丸亀駅に向かって市道を南下。予讃線高架下をくぐり、通町で西折れ。丸亀駅前で香川県道204号を横断して浜町の美術館通りに入ってすぐ(猪熊弦一郎現代美術館南側。県道204号交点から50m西)の路地を、南条町を超えて中府町まで南下する。中府町(鶏鳴軒の道標)で西折するが道は南西へと下り中府の大鳥居を抜けて南下。そのまま香川県道205号を横断し、中府三軒家の三つ角(平成新設丁石・五丁石)を東折したのち香川県道33号を横断して山北町へ。山北町の城西コミュニティーセンターから香川県道204号へと南折し柞原町へと入り、丸亀城南郵便局の前を南下通過した後に至る三叉路(平成新設丁石・二十丁石)から西折して県道204からは離れて町境となる市道を南下。国道11号を横断し、地域の溜め池である田村池の東辺を通過してさらに南下、高松自動車道の高架をくぐって見える灯籠の西側道をさらに群家町へと南下、三条町で県道4号と合流、善通寺市与北町に入る。以降は、ほぼ県道4号の道なりに進み与北町からまんのう町公文、まんのう町西高篠を通過して、琴平町苗田にて西折。若宮神社の境内路地を抜けた後に西進して、国道319号・県道206号苗田交差点を横断してさらに西進。土讃線高架をくぐったのち、土讃線に沿って南下。ことでん琴平線横瀬踏切を横断して琴平線と土讃線の間をそのまま路地に入る事無く南下すれば、琴電琴平駅東側にある公園「北神苑」に在する高灯籠へと至り、本街道が完結する。なお高灯籠からは県道207号を横断して琴平の街内路地を南に直進し、商店街アーケードとの交差で商店街内へと西折(右折)して直進すれば、金刀比羅宮参道に入る事となる。 太助灯籠(丸亀港) 鳥居(丸亀市中府町)
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