伝馬とは? わかりやすく解説

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てん‐ま【伝馬】

読み方:てんま

逓送用の馬。律令制では、駅馬とは別に各郡に5頭ずつ常置して公用にあてた。戦国時代諸大名主要道路の宿駅常備して公用にあて、江戸時代には、幕府主要街道設けまた、一般人利用できるものもあった。

伝馬船」の略。

「伝馬」に似た言葉

伝馬

読み方:テンマtenma

街道宿・駅置いた乗継用の馬。


伝馬

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

伝馬

読み方
伝馬でんば
伝馬でんま

駅伝制

(伝馬 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 04:52 UTC 版)

駅伝制(えきでんせい)とは、国の中央から辺境にのびる道路に沿って適切な間隔で人・(馬)車などを常備した施設を置き、施設から施設へと行き来することで逓送(リレー)し情報を伝え、また使者が旅行する交通通信の制度を指す[1]。伝馬制ともいう。この施設のことを、古代中国で「駅」と「伝」と呼んだ。


  1. ^ a b c 世界大百科事典 第2版「駅伝制」
  2. ^ a b c d e f g 世界史の窓「駅伝制」
  3. ^ An ancient Persian institution served as the model and inspiration for the United States Postal Service and other such delivery services. BBC 更新日:26th June 2020
  4. ^ 『山川出版社 詳説世界史B』2017年3月5日発行 168ページ
  5. ^ [1]
  6. ^ 武部健一 2015, p. 39.
  7. ^ a b 武部健一 2015, p. 40.
  8. ^ 武部健一 2015, p. 36.
  9. ^ a b c 武部健一 2015, pp. 39–40.
  10. ^ a b 武部健一 2015, pp. 36–37.
  11. ^ a b 武部健一 2015, pp. 37–39.
  12. ^ a b c d 武部健一 2015, pp. 40–41.
  13. ^ 中村太一 2000, p. 35.
  14. ^ 『靜岡縣史料』4輯、靜岡縣、1938年、178-179頁。
  15. ^ 『靜岡縣史料』4輯、靜岡縣、1938年、178頁。



伝馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 03:27 UTC 版)

伝馬 (名古屋市)」の記事における「伝馬」の解説

1981年昭和56年9月20日 - 以下の通り熱田区羽城町全域および熱田東町市場町内田町神戸町図書町伝馬町富江町中瀬町の各一部より、同区伝馬一〜三丁目成立一丁目 - 市場町内田町神戸町伝馬町富江町中瀬町の各一部 二丁目 - 羽城町全域および内田町神戸町図書町伝馬町富江町の各一部 三丁目 - 熱田東町図書町伝馬町の各一部

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伝馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 12:33 UTC 版)

日本の古代道路」の記事における「伝馬」の解説

律令では、郡ごとに伝馬が5頭置かれ中央から地方への使者新任国司用いることができた。伝馬は郡衙(ぐうけ/郡家ともいう)に置かれ、それらを結ぶ道が主に用いられたが、駅路兼ねている道もあったと考えられている。 郡衙を結ぶ地方交通に関する仕組み整備については、史料残っていないが、郡衙間の情報伝達担っていたと考えられ研究者は伝路と呼ぶ。郡衙を結ぶ地方交通道は律令制以前からの自然発生的なルートなどが改良されて、整備されたと見られており、道路幅が 6 m 前後であることが多い。

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