桜三里とは? わかりやすく解説

桜三里

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 06:40 UTC 版)

国道11号標識
「桜三里」中に存在する東温(川内)と西条(丹原)の市境。

桜三里(さくらさんり)は、愛媛県東温市(旧温泉郡川内町)から西条市(旧周桑郡丹原町)に至る金毘羅街道讃岐街道)の峠道の通称である。

名前の由来は、およそ700年以上前に源氏に追われた平家の残党、樫原源太季秋が辿りついた後、隠れ住み、平家の再興を願って毎年のようにを植えていった説と、江戸時代、当時の松山藩士、矢野五郎右衛門源太が、吉野山のような名所にしようと囚人を使い、街道の三里(メートル法に換算すると約12キロ)の間に桜の木を植えさせたという説がある。

その後、千原鉱山の煙害、国道11号の整備や自動車の排気ガスの影響等による立ち枯れにより、桜の木は年々減少傾向にあったが、地元住人の保存活動により、春先には満開の桜が国道11号沿いを中心に咲くようになった。

1994年に開通した松山自動車道は桜三里の北方を越えており、「新桜三里」という名称で呼ばれている。新桜三里には桜三里パーキングエリアが開設されている。

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桜三里」の関連用語

桜三里のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桜三里のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桜三里 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS