椿峠_(山口県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 椿峠_(山口県)の意味・解説 

椿峠 (山口県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 02:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
椿峠
所在地 山口県周南市防府市
座標
北緯34度4分3秒 東経131度39分52秒 / 北緯34.06750度 東経131.66444度 / 34.06750; 131.66444座標: 北緯34度4分3秒 東経131度39分52秒 / 北緯34.06750度 東経131.66444度 / 34.06750; 131.66444
標高 108 m
通過路 国道2号
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

椿峠(つばきだお[注釈 1] / つばきとうげ)は、山口県周南市防府市の市境にあり、国道2号が通過するである。標高は108メートル。

歴史・概要

椿峠の歴史は古く、7世紀後半から8世紀前半にかけて官道として建設された山陽道は椿峠を経由していた。中世・近世の山陽道(西国街道)も椿峠を通った。峠には都濃郡(現周南市)・佐波郡(現防府市)の郡境碑が設置されている。1960年2月には現在の国道2号が開通した。

椿峠付近の国道2号は交通量が多いにもかかわらず、片側1車線(ただし登坂車線あり)で歩道もなく、急で長い坂が続くことから交通事故が多発している。また、周南市側の登り口にあたる戸田交差点(山口県道27号山口徳山線交点・通称「湯野入口交差点」)では時間帯を問わず渋滞が頻発しており、交通の難所となっている。このため2003年度以降、早期に4車線(片側2車線)化が完了していた山陽自動車道徳山西IC以東の区間から延長する形で国土交通省中国地方整備局が拡幅事業に着手している。

まず周南市側の拡幅事業(戸田拡幅)を施行し、2011年(平成25年)9月29日に一部が開通、2013年(平成25年)5月20日に全線の拡幅を完了。防府市側の拡幅事業(富海拡幅)は2011年(平成23年)に事業化され2014年(平成26年)に着工、2025年度(令和7年度)完了を予定している。

脚注

  1. ^ 山口方言では峠を「たお」と表現することが少なくない。山口弁#語彙も参照。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「椿峠_(山口県)」の関連用語

椿峠_(山口県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



椿峠_(山口県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの椿峠 (山口県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS