監督・マネージャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 10:12 UTC 版)
「Mr.FULLSWINGの登場人物」の記事における「監督・マネージャー」の解説
羊谷遊人(ひつじたに ゆうじん) 左投左打 投手 10月10日生まれ 血液型B型 身長171cm 体重58kg(文庫版:63kg) 監督。37歳。自称:「しがない飲んだくれのオヤジのようなセクハラ監督のような酔っ払いのようなセクハラ」。 20年前、十二支高校が夏季甲子園3連覇を達成した当時のエースピッチャーであった。猿野が十二支に入学した年に監督に就任し、それまでの年功序列制を廃止して、かつての十二支と同じ完全実力主義による選手登用を実施し、甲子園で優勝して日本一の監督になる事を夢としている。指導や特訓は奇抜で無茶なものが多いが、その腕は確かである。しかしながら、無精髭に長いドレッドヘア、ギャンブルが好きでセクハラの常習犯と、見た目は監督らしからぬ人物でもある。伊豆合宿の打ち上げパーティは羊谷が部費を浪費した(使い込んだ描写もある)ため、食事が自給自足となった。現役時代は左投げのアンダースローだった。作者曰く「羊谷ファンを名乗る水商売の女性からキスマーク付きのファンレターをもらったことがある」とか。 猿野のことは最初の方こそパワー以外を認めていなかったが、最終的には部内戦での成績や成長スピード、その勝負強さと逆境でも諦めない闘志を評価して周囲の予想を覆す形でレギュラーに大抜擢した。 猿野が退部騒動を起こした際に職員室で猿野に応対していたことから、教員であることが推測される。 名前の由来は十二支の「未」と遊び人。また、当時作者の担当編集者であった小野房優人からとも[要出典]。 鳥居凪(とりい なぎ) 声 - 日笠山亜美 3月3日生まれ 血液型A型 身長158cm 体重44kg(文庫版:45kg) 猿野に一目惚れされ、好かれている野球部の女子マネージャー。兄の剣菱以外には敬語で話す。 心から野球を愛し、本人も中学時代はソフトボールをやっていたが、運動音痴ゆえ自分でプレイする事は諦め、高校ではマネージャーとなって選手を支える事を決めた。しかし、猿野と精神が入れ替わった時に「この体なら自分で甲子園に行けるかも」と顔を綻ばせていた事から、出来る事なら誰かに連れて行ってもらうのではなく自力で甲子園へ行きたいという想いがある事が分かる。 兄はセブンブリッジ高校の4番でエースの鳥居剣菱。裏表がなく心優しいおっとりとした性格で、入部試験に備えて雨のグラウンドで猛特訓をしていた猿野に傘を差し出したり、十二支の甲子園出場を神社で祈願したりと、いつも他人のことを思って行動している。また、常にボケ側に回っている筋金入りの天然で、眼鏡を外してほぼ何も見えない状態で出会ったせいもあり、明美が猿野と同一人物である事を理解していない(おまけに、明美の事をカワイイと思っている)。 猿野が十二支の伝説を破った日から彼に想いを寄せており、猿野の大言を嘘と知りながらも、がむしゃらに努力する姿を応援し続けた。県対抗戦中、猿野に野球歴に関する嘘を止めるように問い質したが、これが猿野が凪に告白する契機となった。 特技である川釣りをしている時には、平然と大量の魚を釣り上げて猿野や虎鉄を驚かせていた。 本作連載前にビリヤード漫画として構想されていた没ネームの段階では、猿野をビリヤード研究会に誘った人物となっている。 番外編『帰ってきたMr.FULLSWING』13話では誕生日を祝いに来た猿野に「3月3日はジグソーパズルの日」と説明しながらジグソーパズルを手伝わせるマイペースぶりを発揮し、猿野が期待していた凪と2人きりの誕生日も十二支や7Bの面々が総出で祝いに来たため夢と終わってしまった。続きである14話では紅印のメイクによりギャルの出で立ちとなり、元々ギャルへの変身願望が若干あったと明かしたこともあって剣菱を泣かせてしまった。 作者の次回作「チキンガン」にもゲスト出演している。 名前の由来は十二支の「酉」と植物の「梛」[要出典]。 清熊もみじ(きよくま もみじ) 8月5日生まれ 血液型A型 身長169cm 体重52kg(文庫版:53kg) 1年女子マネージャー。一人称が「俺」のボーイッシュ系で豪快な性格。楓とはライバル的存在で、彼女の家の空手道場に通っていた過去もある。スケベな男やナンパ男が嫌いな上、自身の巨乳(初めて猿野が彼女を見た時に「あの胸は犯罪だ」と発言) にコンプレックスを感じていることも手伝って猿野や虎鉄によく鉄拳制裁を食らわせているが、牛尾に対してはモジモジしたり素直になったりと女の子らしい一面を見せることもある。 名前の由来は「熊」と植物の「もみじ」[要出典]。 猫湖檜(ねここ ひのき) 6月23日生まれ 血液型AB型 身長147cm 体重39kg 1年女子マネージャー。凪・もみじとはよく行動を共にしている。大人しく引っ込み思案な性格で、声が小さいような描写が多々あり、語尾に「かも……」と付ける。特技はタロットカードの占い。清熊曰く彼女の占いは「良い事も悪い事も含めて百発百中」の精度を誇るらしく、内気な彼女もタロットを読み解く時だけは別人のように饒舌(毒舌)になる。「猫神様」という猫のぬいぐるみをいつも持っており、時には腹話術で喋らせている。 名前の由来は「猫」と植物の「檜」[要出典]。 夜摩狐撫子(やまこ なでしこ) 8月15日生まれ 血液型B型 身長163cm 体重48kg 3年女子マネージャー。夜摩狐神社の巫女で、将来の夢は実家の神社を継ぐ事。極端な二面性の持ち主で、普段は古風な大和撫子を演じているが、本性は狂暴。本性は2年生以上の女子マネージャーには元々周知されていた模様。スケベな男と関わると人が変わり、凶暴になる。野球部でのエスコート肝試しの際は清熊を引かせるほど猿野を袋叩きにしたが、後にザビエルに変装した猿野と戦い、友達になった。巫女装束の下には鎖鎌、ヌンチャク、催涙スプレーなどの武器を常備している。 番外編『帰ってきたMr.FULLSWING』9話では檜の前で本性を隠しもせず暗器を磨いていた。 名前の由来は「狐」と植物の「撫子」[要出典]。また、名前の読みは「大和撫子」のもじりでもある。 桃坂未月(ももさか みつき) 7月22日生まれ 血液型O型 身長160cm 体重49kg 栗尾かの子(くりお かのこ) 1月2日生まれ 血液型A型 身長156cm 体重43kg 双方共に2年女子マネージャー。2人とも好きな男性のタイプが美少年で、そのため入部試験の砲丸投げの時から犬飼にいち早く目を付けていた。よく羊谷の駄洒落(セクハラ)の犠牲になる。 桃坂のデザインは作者の初のジャンプ掲載作品『鉄条 -TETSUJO-』の第3作目に登場した、鉄条の妹「未月」の流用[要出典]。 名前の由来は「桃」と「栗」及び「栗かの子」[要出典]。 柿枝鶫(かきえだ つぐみ) 3月27日生まれ 血液型O型 身長166cm 体重50kg 3年女子マネージャー。3-D在籍。野球部の女子マネ達のリーダー格。クールなナイス姉御。夜摩狐を唯一呼び捨てにできる人物。 名前の由来は「鶫」と植物の「柿」[要出典]。 明美(あけみ) 1年元女子マネージャー。マネージャーを辞めた理由は凪が大きな期待をしてくれたのと、沢松が釘バットで殴り、スタンガンをぶちこまれたため。 実は猿野の女装した姿であるが、凪や猪里は気がついていない様子である。凪曰く「明美ちゃんは私より可愛い」。その変装能力は野球部員のほとんどに正体が分かる程度で、沢松に「男塾にすらこんなイカツイ女は出てこない」と突っ込まれたほど。「全国美(の)少(ない)女コンテスト」で優勝したことがある。ジャイロボールを投げることができて、デッドボールになると文字通り死球になる。以前にスナックに勤めていたという設定らしい。理想の男性のタイプは気は優しく、計算高く、ヒモのついたままのボンレスハムをナイフで刺して食べたり、チェーンソーで鉛筆を削ったりするワイルドな性格。『ジャンプ』のマンガでは『スクラップ三太夫』が好きらしい。 戦闘力があり、素手で金属バットを折り曲げたり、キスで虎鉄を瀕死の重症に追いやったりした事がある。しかし隠れファンが多く、犬飼は彼(女)のファンクラブ入りを決意したほど(猪里の方はその正体に気付く事なく、あくまで女子としての明美に想いを寄せている模様)。また、「明子」「明代」「シンディ」など、髪型によって何人かのバリエーションが確認されている。明美の場合は三つ編み2つだが、沢松の依頼時のときには団子結びになっている。文庫版オマケ漫画では「ガン盛りヘアーキャバ嬢明美ver.2012」として登場し、明美でありながら三つ編みを捨てた盛り髪スタイルを披露していた。
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「群青にサイレン」の記事における「監督・マネージャー」の解説
蓜島(はいじま) 野球部の監督。修二の父親が左投げの捕手だったことを知っている。 ロン毛に髭面と野球部監督にしてはその実力を疑う風貌をしているが練習は厳しい。また普段のスパルタ的な姿から一変して、玄石内で合宿を行った際には早朝から送迎など集まった保護者に礼を表して頭を下げたり、合宿の食事として部員分のカレーを作ったりもするなどサポートにもつつがない。 戸倉(とくら) 野球部の部長。本編開始の春より任命を受け、市大会は風邪により欠席したものの回復後は練習や大会時などに顔を出している。自身は野球に詳しくないものの野球部員たちへの理解は深く、部費や備品の管理・OBや父母との連絡・他校の視察などで生徒たちを支えている。校内では同じく野球部員の浅羽の在籍するクラスの担任も受け持っている。
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