日本でのCMとは? わかりやすく解説

日本でのCM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 03:42 UTC 版)

カップヌードル」の記事における「日本でのCM」の解説

カップヌードルCMにも力を入れており、CMソングヒット曲になることが多く国内外受賞歴がある。 「#CMソング」も参照 1985年から1986年放映された「パリ・ダカールラリー」編では、ラリー参加者のオートバイ・ライダーが食べているイメージ見せ「ハングリアン民族」というコピー入れたCM流した。曲はHOUND DOGの「ff (フォルティシモ)」。このCMによってヒット曲になった1992年には米国ブラックミュージック界の大御所ミュージシャンであるジェームス・ブラウン初代MISO(みそ)のCMキャラクター起用され話題となった彼の楽曲Get Up(I Feel Like Being Like ASex Machine」の中のフレーズGet Up!」が日本人の耳には「ゲロッパ(ゲロンパ)!」と聴こえるという事もあって、それを「ミソンパ!」というフレーズ置き換え本人が歌うというセルフパロディ的な内容だった。近年、このMISOはしばらくメニューからは外されていたが、味と具材大幅に刷新し再びラインナップ加わったのは、奇しくも彼が亡くなる前月2006年11月だった。2009年3月現在販売されているものは通算3代目にあたる。 1992年より放送開始の、極端に小さな原始人マンモス追いかけるhungry?」篇(アートディレクター大貫卓也映像ディレクター中島信也ナレーションアニマル・レスリー)が、1993年カンヌ国際CMフェスティバルグランプリ受賞した日本人ディレクターとしては初の快挙である。本作には日清スタッフが「俺達の方が面白CM作れる、失敗した場合責任取って全員坊主になる」と会社持ちかけ、企画通させたという逸話がある。なお、このCM好評博したためシリーズ化され、ブロントテリウムウインタテリウムメガテリウムシンテトケラス(以上の5つ全て哺乳類)、モア走鳥類鳥類)、ケツァルコアトルス翼竜爬虫類)といった計7種の絶滅動物次々と登場することとなった(この順番登場順ではない)。 1999年頃には、永瀬正敏ベルリンの壁崩壊現場1989年)やスペースシャトル機内1981年)、生前ジョン・レノン1971年)やエルヴィス・プレスリー1973年)、ミハイル・ゴルバチョフ1985年)やカール・ルイス1991年)や王貞治1977年)など、「ワルキューレの騎行」(ただしスペースシャトル機内編は「第九」)のBGM乗せて20世紀象徴する出来事人物に対してデジタル合成現場居合わせながらカップヌードル食べさせる20世紀カップヌードル」篇が作られた。 2004年頃からは「Mr.Children」の楽曲使用したCMNO BORDER」篇の放送開始、このシリーズは回を増すごとに反戦色が強い映像となっている(国境マーカー並べたカップ線引きされており、人々カップを取る事によって国境消失するなど)。 2005年11月2日からは国際宇宙ステーション特注宇宙空間持出規格適合)のカップヌードル使って撮影した映像放映された(最長宇宙滞在記録保持者セルゲイ・クリカレフ飛行士出演)。ロケはスペースフィルムズ社が担当し改造施されソニー製小型業務用HDVカムコーダ国際宇宙ステーション内に持ち込み使い行われた実際撮影ステーションクルー(宇宙飛行士)により行われ地上からの撮影演出指示などが難しい為、ほぼクルー任せる形となった本職制作スタッフによる撮影ではない為、企画段階では映像素材としての質に心配があったが、地上にリターンバックされた撮影済みテープは、美しく輝く地球を見ながら食事を取るシーンなど、非常にクオリティの高いものであった2006年4月25日からは、「AKIRA」で知られる漫画家大友克洋プロジェクトチーム加え23世紀テーマに「FREEDOM=自由」を求め少年たち物語SF風に描いた新シリーズFREEDOM-PROJECT」(楽曲宇多田ヒカル担当)がスタートした2008年のエコカップ切替時より木村拓哉CM出演していた。 2010年4月からは「この味は、世界にひとつ」シリーズスタート。「音楽×カップヌードル」をテーマに、有名アーティストの曲をカップヌードルテーマにした替え歌置き換えるCMで、元となる曲のPVそのまま映像使用し歌詞替えた部分CG駆使して口の動き歌詞合わせて変えるなど、非常に手の込んだ作業行っている。替え歌唄う人物の正体について公表控え方針となっている。 ラジオでもコマーシャル作成されており、過去にはニッポン放送23時の時報前のCMが、ニッポン放送アナウンサー起用し放送されていた。また、発売30周年35周年記念イベント一環として同局にてラジオCM作成されている。ラジオについて2008年8月をもって一度終了したが、2010年中盤ニッポン放送23時台復活しテレビCM同様の「この味は、世界にひとつ」シリーズ放送されている。 前述のにおい移り事件発覚後は、移り香注意を促す社告形式CM作成された。 歴代のCM多く大阪府池田市の「安藤百福発明記念館 大阪池田」で視聴することができる。また、安藤宏基日清食品ホールディングスCEO著書である『カップヌードルをぶっつぶせ!-創業者激怒させた二代目社長マーケティング流儀』(中央公論新社ISBN 978-4-12-004065-8。)に付録として付いているDVDでも「hungry?」編と「NO BORDER」編の2編が視聴できる2012年夏場放映したAKB48起用したCM内において、カップヌードルライトを食べ前に氷を入れて食すアイスカップヌードル」なる食べ方を紹介2014年の夏ごろからは、外国から見た日本文化紹介するSAMURAI,FUJIYAMA,CUPNOODLEシリーズ制作。「現代サムライ編」と「壁ドン編」、「本音と建前編」が放送された。 2015年6月から「STAY HOT いいぞ、もっとやれ。」をスローガンCM制作2017年は「HUNGRY DAYS 編」と称して国内外名作モチーフとして、窪之内英策デザインしたキャラクター現代日本生活し青春アオハル)を繰り広げているという設定アニメーションCMタツノコプロ制作しており、6月の『魔女の宅急便』編、9月の『アルプスの少女ハイジ』編、11月『サザエさん』編、2018年1月の『最終回』編が放送された。2019年5月からは「HUNGRY DAYS 編」の新作として『ONE PIECE』とコラボレーションした「HUNGRY DAYS ワンピース ゾロ篇」、また同年9月13日より「HUNGRY DAYS ワンピース ナミ篇」、「HUNGRY DAYS ワンピース ビビ篇」が同年12月6日、そして最終回である「HUNGRY DAYS ワンピース 頂上騎馬戦篇」が2020年2月7日カップヌードル公式サイトにて先行公開されTVでも放送された。なお、このシリーズより、アニメ製作シャフト変更された。 2018年3月から「ヤバイ。なんか熱い。」をスローガンEXILE TRIBE出演CM放送されている。なおCMの内容は、EXILE TRIBE出演していたドラマ・映画HiGH&LOW』に酷似していることが話題となった2020年1月には「2020年地元から沸かせ!#地元CMフェス」として日清スポンサー契約結んでいる錦織圭大坂なおみ八村塁の3アスリート起用し日本全国32放送地域毎に各地地域限定CMパロディ化した32本のCM同時期に放映された。放送地域毎にモチーフとなったCM以下の通り太字日清食品公式Youtubeチャンネルにて「コラボVer.」としてモチーフとなったCM合わせて公開され企業を表す。 北海道のぼりべつクマ牧場 青森県味の加久の屋 岩手県岩舘電気 宮城県八木山ベニーランド 秋田県修学旅行安否情報 山形県乃し梅本舗佐藤屋 福島県:石のカンノ 関東広域圏茨城県栃木県、群馬県、埼玉県千葉県東京都神奈川県):世田谷自然食品 山梨県クリーニング志村 長野県喜久水酒造 新潟県宝石みのわ 東海広域圏岐阜県愛知県三重県):浜乙女 静岡県学生服のやまだ 富山県梅かま 石川県みそまんじゅう本舗・竹内 福井県芝政ワールド 関西広域圏滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県):551蓬萊 山陰地方鳥取県島根県):中浦食品 岡高地区CM内では瀬戸内表記〉(岡山県香川県):名物かまど 徳島県八百商事 愛媛県:ひめライス 高知県明神水産 広島県:ロイヤルドライビングスクール 山口県くだまつ健康パーク 福岡県天神愛眼 佐賀県竹下製菓 長崎県平坂製薬 熊本県サンロード新市街 大分県:大分からあげ 宮崎県宮交シティ 鹿児島県鹿児島公務員専修学校 沖縄県PIZZAパルコ

※この「日本でのCM」の解説は、「カップヌードル」の解説の一部です。
「日本でのCM」を含む「カップヌードル」の記事については、「カップヌードル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本でのCM」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本でのCM」の関連用語

日本でのCMのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本でのCMのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのカップヌードル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS