太陽の使者 鉄人28号
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『鉄人28号』(てつじんにじゅうはちごう)は、日本テレビ系列で放送された東京ムービー制作のテレビアニメである。制作局の日本テレビでは、1980年10月3日から1981年9月25日まで、毎週金曜18:00 - 18:30(JST)に放送。全51話。
- ^ (日本語) 【公式】鉄人28号 第1話「太陽の使者! 鉄人28号」"SHIN TETSUJIN28" EP01(1980) 2020年1月30日閲覧。
- ^ アニメージュ1980年9月号. 徳間書店. (1980年8月10日)
- ^ 『超合金クロニクル 村上克司セレクション』(2004、バンダイビジュアル)の本人インタビューより
- ^ ギミック[鉄人28号オリジナル・サウンド・トラック ~コンプリート・エディション~:TECD-25481]、Chronicle(クロニクル) - 2020年11月25日閲覧。
- ^ 『アニメージュ 1981年4月号』 1981年、徳間書店、全国放映リスト p.114
- ^ 『アニメージュ 1981年10月号』 1981年、徳間書店、全国放映リスト pp.100 - 101
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1980年(昭和55年)10月 - 1981年(昭和56年)10月、テレビ欄。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1981年12月号、徳間書店、113頁。
太陽の使者 鉄人28号
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「ブラックオックス」の記事における「太陽の使者 鉄人28号」の解説
『太陽の使者 鉄人28号』では、頭脳コピーにより、人間同様の思考力や心(ただし幼児並の知能であり、また言葉は理解できるが自分は話せない)を持つロボット。ディティールは原作よりも細かくなり、また鉄人よりも優雅で力強く洗練された姿で描かれている。主な武装は目から放つ「電磁光線」で、他の機械を狂わせたりバリアのように用いたりする。また肘と脚にロケットエンジンを備えたことにより飛行能力も有している。本作におけるオックスは、出自にまつわるエピソードやその最期の場面において「心を持ったロボット」としてのドラマや悲劇性が強調され、意思を持たずコントローラーから操縦される鉄人28号と対比される存在として描かれた。 初登場は第34話。頭脳コピーによって知能を発達させたロボットを研究していた不乱拳博士だが、学界の反対に遭い犯罪組織X団に頼って研究を進めていた。X団は未完成のブラックオックスを使って船舶や航空機を襲うなどの悪事を働く。最終段階で不乱拳博士自身の頭脳をコピーする際、正太郎達にアジトを突き止められて作業は中断され(そのため知能が幼児並になった)、ブラックオックスは鉄人迎撃に出る。不乱拳博士はその戦いを止めに入りオックスを「我が子」と呼び、その人間性を覚醒させるが、X団の首領ヘンケルに撃たれ、ブラックオックスを敷島博士らに託して死亡。オックスは得たばかりの心で、それを授けた「親」と死別する哀しみを味わい、降り始めた雨を両目から涙のように流す。 その後ブラックオックスは敷島研究所に身を寄せ、時には鉄人とコンビを組み(ブラックオックスの行動は主に敷島博士が指示)、時には不乱拳博士に化けたX団の残党に騙されて鉄人と戦ったり、時には敵に操られた鉄人を奪還すべく奮闘した。終盤の第49話では宇宙魔王の前線基地を攻略する際、ロビーにより催眠装置を仕掛けられ、操られるまま鉄人に襲いかかる。最終的に装置は鉄人が破壊し正気に戻るものの、鉄人が損傷したことに負い目を感じていたオックスは、宇宙魔王への復讐を目論むロビーのリークにより基地の地下にマグマ帯がある事を知り、地下に潜ってマグマを基地内に導くと共に自らも攻撃し、基地の自爆に巻き込まれて破壊される。 爆発で破壊されたオックスの顔面のパーツが空中から飛来し、墓標のごとく地面に突き立つという最期の場面の作画は、亀垣一が何度も修正を加えるなど入念な作画と凝ったカメラワークが施され、劇中において特に印象的な場面として描写された。アニメ雑誌編集者の小黒祐一郎はこの場面を、人間性の象徴である顔面が機械のパーツの一部として描かれることで、人間の心を持ったブラックオックスも機械に過ぎなかったという悲しみを描いているとし、またアニメ評論家の氷川竜介は、敢えてブラックオックスの最期をロボットらしく即物的に描くことで、その人間性を視聴者の心に刻みつける演出なのだと評している。
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太陽の使者 鉄人28号
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「鉄人28号 (架空のロボット)」の記事における「太陽の使者 鉄人28号」の解説
『太陽の使者 鉄人28号』では金田正太郎の父・金田賢太郎博士が開発し、敷島大二郎博士によって完成された巨大ロボット。全高20メートル、重量25.8トン。リモコンで操縦され、直接搭乗するパイロットはいない。動力源は太陽エネルギー転換システム。独立連動システムが搭載され、機体の一部が破壊されても持続的な稼働が可能。必殺技はハンマーパンチ、フライングキック、ローリングアタックなど。普段は敷島博士宅のテニスコートの下にある格納庫に収納されている。 リモコンはアタッシュケースにアンテナが付いた形で、ビジョンコントローラーと呼称される(略称は敷島牧子の命名で「Vコン」)。中には鉄人のアイカメラ(暗部での視界確保用の照明装置「センサーライト」を併設)に接続されたモニターと、2本の操縦桿がある。操縦電波はレインボーウェーブと呼ばれる特殊な電波で妨害されにくくなっている。
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太陽の使者 鉄人28号
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「鉄人28号の登場ロボット」の記事における「太陽の使者 鉄人28号」の解説
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太陽の使者 鉄人28号
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「鉄人28号の登場ロボット」の記事における「太陽の使者 鉄人28号」の解説
本作最後の敵「宇宙魔王」の配下であるロボットとして登場。母星を魔王に滅ぼされており、表面上は忠誠を誓っていたが内心では復讐の機会を狙っていた。正太郎達が魔王の本拠へ乗り込んできたのを好機と見て、魔王の息子グーラを罠にはめたり正太郎達に情報を流したりして魔王を破滅に導く。復讐を果たした後は単身で宇宙へ旅立って行った。
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「太陽の使者 鉄人28号」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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