六翼会議とは? わかりやすく解説

六翼会議(シックス・ウィング)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:59 UTC 版)

聖剣使いの禁呪詠唱」の記事における「六翼会議(シックス・ウィング)」の解説

エドワードによって「白騎士機関まつろわぬ救世主救世主ではない」ということから、背教者デーモン)と命名され救世主によって構成される白騎士機関集団異端者作り出していた集団合併した考えられている。実は駿河安東が陽の娘を見つける為に作った組織である。 熾場亮(しばあきら) ランクS。白鉄牢獄魔女の館幽閉されていた男。『炎王』の異名を持つ。その正体は『六翼会議』の王。通力の色は炎のような赤色諸葉からは幽閉時から比較自由に行動し幽閉されているふりをして壮大な計画下準備をしていたことを指摘されていたが、真の目的は彼をマッチポンプ抱き込んだ安東出し抜き安東人質にとられている義姉の魂を取り戻すことにある。このため安東に対して面従腹背姿勢応じており、宇佐子がサツキ通力コピーした時点満を持して安東反旗を翻したかつては普通の少年だったらしいが、両親失ったことで義姉と共に親戚世話になり使用人同然扱い受けていた。このため義姉外信じられる者がいない過酷な少年時代過ごしている。駿河安東行っていたマッチポンプにより義姉負傷異端者による傷により日本支部漆原家の息のかかった治療期間以外では義姉治療が困難であるという状況直面し義姉治療条件亜鐘学園入学させられた。こういった経験から他人の心を見破るのに長けており、後にボリス高梨裏切ることもかなり早い段階見抜いていた。 亜鐘学園入学させられた後も孤独な状況であったが、プライドが高いが故に孤立していた万里関心引いてしまったため強制的に友人させられてしまう。更に入学当初から亮に懐いてきた宇佐子が義姉へのお見舞い加わってくれるようになり孤独な状況一変していった。発足したばかりの実戦部隊配備されたことで人間関係は更に充実鎮守始め心の底から信頼できる大切な仲間たち恵まれ、亮にとっては苦し少年時代脱却できるほどの生きがい与えてくれる存在となった。 やがて駿河安東計画により当時実験部隊壊滅鎮守始め大切な仲間たちを失う。これをきっかけに亮は二度と仲間失わないため圧倒的な強さ追い求めるうになる実戦冷静さ欠いた万里も常に適格判断下せるよう訓練励みそもそも訓練すら真面目にしていなかった宇佐子も真剣に練習開始する設立当初日本支部は対異端者育成重きを置いていたため、万里宇佐と共につきながらも戦わされ続けるも、高飛車プライドの塊だった万里や現在と同じ性格宇佐子をうまくまとめ、常に笑顔絶やさず皆を率い頼れる存在へと成長実戦部隊驚異的な成果世に示していくが亮に対す負担圧倒的なものとなっていた。 やがてランクSに認定されたが、全てを亮に頼る日本支部やり方により、精神的に戦うことを拒否するまでに追い詰められる。彼らの在学時の校長自身出世のために救世主功績挙げることを強要し続けていたため、同じチームメイトだった万里気付いた時には彼の心はもはやどうすることもできないほど傷ついてしまっていた。その限界義姉の死という形で爆発し生きる意義すら失ってしまった亮は戦闘拒否当時理事長校長によって軟禁され洗脳してでも戦わせ続けようとする思惑晒され続け宇佐と共に失踪した。後に『背教者』となり叛旗翻したこの際真の黒幕である安東対峙、まだ消えていない義姉の魂と人質にとられ、安東マッチポンプのために六翼会議の結成余儀なくされる以前クーデター安東命令行ったマッチポンプに過ぎない性急準備不足なため失敗という形式とっていたことに加え白騎士機関情報統制によって世間にはクーデターの発生そのものなかったことにされている。亮自身は馬迭戈と対決し、業を吸いすぎた馬迭戈がそれ以降戦場出られないようにした後、安東計画通り結界ゴーレム幽閉され処分となった。これにより幽閉されているという確実なアリバイを持つ身となり、安東命令をかなり自由にこなせる状態となった。 諸葉幽閉騒動契機として安東指示従い六翼会議としての活動再開同時に安東計画出し抜くための準備も本格的に開始する実力熒惑用いて遠距離戦を得意とする稀有白鉄である。ただ、白鉄としては攻撃速度速さ足りず、火が点くまで時間がかかり全力を出すまでに時間必要になる。そのため、長期戦を得意として宇佐子の熒惑利用することで火力上げて戦う。宇佐子の力を合わせた際の亮は名実共に世界最強熒惑使い」であり、短期決戦ではシャルルに劣るが長期決戦となればシャルルでさえも真っ向勝負圧倒する驚異的な力を発揮する。そんな亮ですら諸葉対決では結界崩壊による引き分けという結果迎えており、亮自身諸葉負けたことを認めている。安東指示によるマッチポンプ経て頭領にも実力的には自分より上だと確信しているが、その差は精進次第逆転できること数々検証によって確信している。 六翼会議の実態を知るのは安東宇佐子、田中、貝利のみであり他の面子には知らされていない。後に安東と貝利と繋がり知ったヂーシンも独力で真相辿りつき忠誠誓った通力を纏っていなくとも相手実力を「熱」として感じることができるらしい。 熒惑は《炎》。概念的な炎で燃やしたいものを燃やすことができ、非常に高い操作性持続性有する。第壱の炎宴《狐火》(だいいちのえん きつねび使用者熾場亮 熒惑によって生み出した炎を飛ばして攻撃する技。動きは遅い。 第弍の炎宴《白無垢鉄火》(だいにのえん しろむくてっか使用者熾場亮 踏んだ瞬間火柱上げ地雷のような技。他の炎宴とは異なり通力耐えることできる。 第参の炎宴《陽炎》(だいさんのえん かげろう使用者熾場亮 熒惑巨門合わせ技相手残像攻撃させ、炎によるカウンター浴びさせる。 第四の炎宴《燎原之火》(だいよんえん りょうげんのひ) 使用者熾場亮 放った多く狐火連結して取り囲む技。壁や波として攻防のどちらにも転用できる。 第五の炎宴《赤鬼》(だいごのえん あかおに使用者熾場亮&白井宇佐白井熒惑によって強化した炎で天蓋作り巨大な炎の鬼を作り出して操る技。火力増しているため、触れれば一瞬蒸発する。 第陸の炎宴《牛頭馬頭》(だいろくのえん ごずめず使用者熾場亮&白井宇佐炎の巨人作りだす技。火力は《赤鬼》に同じ位である。 第漆の炎宴《煉獄》(だいしちのえん れんごく使用者熾場亮&白井宇佐概念の焔によって相手の魂を焼く技。発動には、ある程度操る事のできる炎を出さなければならないため時間が必要。 第捌の炎宴《八岐大蛇》(だいはちのえん やまたのおろち使用者熾場亮&白井宇佐山頂から遥か下にあるマグマに熾場の熒惑造り出し特殊な炎の塊《卵》を融合させて臨界点突破する火山の噴火を八ヶ所同時に火柱造り出し八頭大蛇相手を倒す技。 白井宇佐子(しろいうさこ) ランク?。白鉄マイペース惚けた表情女性万里とんがり帽子プレゼントした人物牢獄魔女の館に亮と共に幽閉されていた。誰か世話を焼くことが好きで、その甲斐甲斐しさ諸葉曰く「男をダメにする」ほど。また素なのかふざけているのか痴女思わせる言動を取ることが多い。 写真を見るだけで人となり看破するほど鋭い洞察力があり、プレゼント選びを得意とする本人曰く奉仕が大好きで相手気持ち考えるのが大事だと言う自分のことは「ネリー」、諸葉に「はいもろ」、万里に「まりしてん」といったニックネームをつけて呼んでいる。「あざとくない可愛さ絶妙」らしいが、摩耶に対しては「まーや」と意外とごく普通。 勘が鋭く前世暗殺者である丈弦の尾行撒いたり、通りがかり群衆紛れて気配を消すことができる。丈弦曰く隠密行動極めて高い。 六翼会議にいる理由は熾場を放っておけないために協力をしている。 熒惑は亮の熒惑強化するガソリン》の役割を果たす通力の色は亮と同じ赤色上記のこの熒惑は亮の熒惑コピーしたもので、本来の熒惑は《鏡》で熒惑を鏡写して自分見た熒惑自分受けた熒惑同レベル自在に操ることができる。コピーをした時、通力の色はコピーをした相手の色になる。 ルー・ヂーシン #中国支部参照ボリス・テリー #イギリス本部参照レナード・ヴァン=パーシー #アメリカ支部参照。 天木虚穂(あまぎうつほ) ランク?→D。 『巫女』と呼ばれる少女柏葉源一報告によると、源租の業によって異端者生み出しているらしい。六翼を構成する一翼15巻にて亜鐘学園入学確認された。 実は貝利仙女が創った少女の姿をした宝貝で距離や次元すら越えて、外から魂を接続することができ、あやつることのできる肉人形。 それで、誰も接続していない時は昏々眠り時に貝利が接続して少女振りをし、時に駿河安東接続して異端者》を産み出していた。 不可視(インヴィシブル) ランク?。 人間救世主誘拐する人物。姿を見せないため、男か女か判断つかない白騎士機関情報精通している。六翼を構成する一翼正体亜鐘学園講師である田中太郎である。 #教師参照。 ルイーズ・サン=ジェルマン ランク?。黒魔第9代PSG。『人形』の異名を持つ全て白い少女ピアノ奏者として、とてつもない技巧持ち主100年以上を生きる魔女唯一人間嫌いの亮の興味引いた諸葉対し激し憎悪燃やしている。六翼を構成する一翼二つ名は『異端魔術師異端』。 シャルルと同じ姓を持っているが、関係性10巻時点不明12巻にて先々代PSGであることが判明実力ランクD黒魔にさえ負けてしまうほど。かなり不器用まともにスペリングすら出来ず第一階梯闇術でさえもたもたとしかスペリングできず、急ごうとすれば必ず失敗する。ただし、時間かければ属性第五階梯闇術までを唱えることができる。ゴーレムに関して右に出るはおらず魔力なら雷帝にも負けていない。7体同時使役しても余裕見せるほど。『太陽揺籠』では初代PSG再来呼ばれるほどの奇才ゴーレム研究のためなら部下部下とも思っておらず、周り顧みなかったため先代第十ギィ討たれたとされていた。しかしそれは組織億劫さを感じて抜け出そう画策していたこともあり、討たれたと見せかけ姿を眩ましていた。 六年前から出現し始めた異端者に目をつけ、新たなゴーレム素材として見出した地球上にある物からならゴーレム作り出すことのできる自分にとって最高の素材だと歓喜する。 透明のゴーレムを3体使役していたが、14巻にて元素衆の集中放火により破壊された。 18巻にて丈弦初介に油断したところを突かれ、肺などを刻まれ死亡固有秘法は《この世ならざる音楽室》。

※この「六翼会議(シックス・ウィング)」の解説は、「聖剣使いの禁呪詠唱」の解説の一部です。
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