たくとは? わかりやすく解説

たく【卓】

読み方:たく

常用漢字] [音]タク(呉)(漢)

ひときわ高く抜きんでている。「卓越卓見卓効卓説卓絶卓抜卓立超卓

高い台。テーブル。「卓球卓子卓上円卓座卓食卓

名のり]すぐる・たか・たかし・つな・とお・まこと・まさる・もち

難読卓袱(しっぽく)・卓袱台(ちゃぶだい)


たく【卓】

読み方:たく

物を置く台。テーブル。「—を囲む」「マージャン—」


たく【×啄】

読み方:たく

人名用漢字] [音]タク(呉)(漢) [訓]ついばむ

くちばしでつつく。ついばむ。「啄木


たく【多久】

読み方:たく

佐賀県中央部の市。明治以降炭鉱町として発展。ビワ・ミカンを産する遺跡多久聖廟(せいびょう)がある。人口2.12010)。


たく【宅】

読み方:たく

[音]タク(漢)

学習漢字6年

すまい。やしき。「宅診宅地火宅帰宅旧宅居宅私宅自宅社宅住宅拙宅邸宅転宅別宅本宅

名のり]いえ・おり・やか・やけ


たく【宅】

読み方:たく

住居住まい。「先生のお—」

自分住居我が家。「明日—へおいでください

妻が、他人に対して自分の夫をいう語。「—がそのように申しました」→御宅(おたく)


たく【度】

読み方:たく

⇒ど


たく【×托】

読み方:たく

人名用漢字] [音]タク(呉)(漢)

手のひらに物をのせる。「托鉢(たくはつ)」

物を受けてのせる台。「托子花托茶托

たのむ。あずける。「托生(たくしょう)/依托

[補説] 3は「託」と通用する


たく【択〔擇〕】

読み方:たく

常用漢字] [音]タク(漢) [訓]えらぶ

チェックして選び出す。「択伐択抜簡択採択選択二者択一

名のり]えらむ

難読択捉(えとろふ)


たく【拓】

読み方:たく

常用漢字] [音]タク(呉)(漢) [訓]ひらく

土地切り開く。「拓殖拓地開拓干拓

石碑文字などを紙に摺(す)りとること。石摺(ず)り。「拓本魚拓


たく【×柝】

読み方:たく

拍子木また、拍子木を打つこと。

庫裏(くり)で夕食知らせる—が鳴っている」〈倉田出家とその弟子


たく【×栲】

読み方:たく

コウゾ古名

「常に—の皮を取り木綿(ゆふ)を造る」〈豊後国風土記


たく【沢〔澤〕】

読み方:たく

常用漢字] [音]タク(漢) [訓]さわ

[一]タク

湿地。さわ。「沢畔/山沢沼沢藪沢(そうたく)」

物が豊かにあること。うるおい。「沢山/潤沢・贅沢(ぜいたく)」

人に施す恵み。「恩沢恵沢徳沢余沢

つや。「光沢色沢手沢

[二]〈さわ〉「沢辺沢水涸沢(からさわ)」

名のり]ます

難読沢瀉(おもだか)・沢庵(たくあん)


たく【沢】

読み方:たく

めぐみ。恩恵恩沢

海内久しくかにして人民泰平の—を楽みたりしかども」〈田口日本開化小史


たく【濯】

読み方:たく

常用漢字] [音]タク(漢) [訓]すすぐ そそぐ ゆすぐ

ですすぎ洗う。「洗濯

名のり]あろう


た・く【炊く】

読み方:たく

[動カ五(四)《「焚く」と同語源》

米などの穀物煮て食べられるようにする。「かゆを—・く」「赤飯を—・く」

西日本で)煮る。「野菜を—・く」

[可能] たける


た・く【×焚く】

読み方:たく

[動カ五(四)

燃料を燃やす。また、火にくべて燃やす。「石炭を—・く」「落ち葉を—・く」

火を燃やして湯をわかす。「風呂を—・く」

(「炷く」「薫く」とも書く)火をつけて香をくゆらす。「線香を—・く」

写真撮影ストロボ発光させる。「フラッシュを—・く」

[可能] たける

[下接句] 霧不断の香を焚く・豆を煮るに萁(まめがら)をたく・林間に酒を煖(あたた)めて紅葉(こうよう)を焼(た)く・(わら)を焚く


たく【×琢】

読み方:たく

人名用漢字] [音]タク(漢)

鑿(のみ)などで打って玉の形をととのえる。「琢磨彫琢

[補説] 「琢」「琢」ともに人名用漢字

名のり]あや・たか


たく【×磔】

読み方:たく

[音]タク(漢) [訓]はりつけ

罪人のからだを張りつけ市中にさらすこと。また、罪人しばって刺し殺す刑。「磔刑磔殺


た・く【×綰く】

読み方:たく

[動カ四]

髪をかき上げ束ねる

「人皆は今は長しと—・けと言へど」〈万・一二四〉

舟をあやつる。

大舟荒海(あるみ)に漕ぎ出で八(や)舟—・け我が見し児らがまみは著(しる)しも」〈万・一二六六〉

《「だく」とも》手綱をあやつる。

石瀬野(いはせの)に馬—・き行きてをちこちに踏み立て」〈四一五四


たく【託】

読み方:たく

常用漢字] [音]タク(呉)(漢) [訓]かこつける かこつ ことづけ

他にあずける。ゆだねる。「託送託児所依託委託寄託供託結託受託嘱託信託請託負託

他の事にかこつける。「託言仮託

神が他の口を借りて告げる。「託宣神託

名のり]より


たく【託】

読み方:たく

えらぶって言うこと。→御託(ごたく)

天文を知らねえからだとか、—を言はれるに違えねえが」〈滑・七偏人・五〉


たく【×謫】

読み方:たく

[音]タク(漢)

罪によって遠方流される。「謫所謫仙流謫(るたく)」


たく【×鐸】

読み方:たく

[音]タク(漢)

大きな鈴。「銅鐸木鐸(ぼくたく)」

風鈴(ふうりん)。「風鐸


たく【×鐸】

読み方:たく

または青銅製の大型の鈴。扁平な鐘の中に舌(ぜつ)があり、上部の柄(え)を持って振り鳴らす。古代中国教令伝えるときに用い文事には木鐸武事には金鐸を用いたという。鐸鈴。ぬて。ぬりて。

大形風鈴(ふうりん)。


た・く【長く】

読み方:たく

[動カ下二「た(長)ける」の文語形

「長く」に似た言葉

たく

た・焚く[動カ五] 1. 調味料加えずだけで(「()でる」よりも長く)煮る。 2. (ア) (照明を)点灯する(イ) 冷暖房装置稼動させる。 3. 煮る。ゆでる。(風呂を)わかす。〈高〉 4. 燃やす。〈高〉

たく

京ことば意味
たく   煮る

たく

方言意味
たく 煮(に)る。「炊(た)く」という意味で,全国共通語。もっとも,東京では,ご飯場合は「たく」,その他の場合は「にる」と,区別している。

たく

  1. 酒ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物部・長野県〕
  2. 一般。〔第六類 器具食物

分類 長野県


たく

  1. 取調中ノ官吏ニ対スル抗弁。〔第四類 言語動作

たく

  1. 一般警察官吏-鮮人捕庁制度時代ヨリ用ヰラレタル隠語ニシテ古来一般犯罪常習者間ニ行ハル。〔朝鮮人隠語
  2. 警官。〔朝鮮人語〕
  3. 一般警察官を云ふ。古来より広く一般犯罪者間に用ひられる。

分類 朝鮮人朝鮮人


タク

読み方:たく

  1. 喧噪スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・大阪府

分類 大阪府


読み方:たく

  1. 騒擾暴動。又は抗弁するケシカケル怒らす。酒。飲酒する等の事を云ふ。
  2. 騒擾暴動、又は抗弁するケシカケル怒らす。酒。飲酒する等のこと。

読み方:たく

  1. 百姓一揆鉱夫暴動ナド一般騒擾。〔第一類 天文事変
  2. 百姓一揆鉱夫暴動など一般騒擾言ふ。火を焚いて勢をあげるより来る。〔犯罪語〕
  3. 百姓一揆鉱山ストなど一般騒擾のこと。〔一般犯罪

分類 犯罪犯罪


読み方:たく

  1. テキヤ口上口上述べることを「タクツケル」といふ。
  2. 口上福井
  3. 口上言葉遣い話し等。口上や話をする時に前に卓を置くことより。〔香〕
  4. 「てきや」の口上口上述べることを「タクツケル」という。

分類

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高来

読み方
高来たく

多久

読み方
多久たく

たく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 01:20 UTC 版)

たく1988年6月21日 - )は、日本音楽家ラックライフベース担当。大阪府出身。血液型A型。




「たく」の続きの解説一覧

たく

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 07:13 UTC 版)

動詞

たく

  1. 焚く枝葉材木などを燃やして、火を使えるようにする。
  2. 焚く】燃やす。
  3. 焚く線香香木などに火をつけて、くすぶらせる
  4. 炊く】火を使って料理する。煮る。
  5. 炊く】米を炊飯して飯にする、かしぐ。(米を加熱して吸水させ、デンプンアルファ化する。)

活用

発音(?)

東京式アクセント
た↗く
京阪式アクセント
↗たく

関連語

助動詞

たく たく

  1. 助動詞「たい」の連用形

名詞

たく

  1. (植物) こうぞ

動詞:焚

たく焚く

  1. やす。く。
  2. く】コウくゆらす。
た-く 動詞活用日本語活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

発音(連体形)

二拍動詞一類

↗たく

諸言語への影響

動詞:長

たくく、く】

  1. (日や月が)たかくなる。
  2. さかりがぎる。
  3. 盛りになる。円熟する。
た-く 動詞活用日本語活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ

発音(連体形)

三拍動詞二類

平安時代
たく↗る
南北朝時代
た↘く↗る
室町時代以降
た↘くる

諸言語への影響

動詞:綰

たく綰く】 (上代語

  1. かみげてたばねる。
  2. 手綱たづなあやつる。
  3. ふねぐ。
た-く 動詞活用日本語活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形




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