二千円紙幣 参考文献

二千円紙幣

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参考文献

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注釈

  1. ^ A十円券A五円券A十錢券およびA五銭券
  2. ^ このほか、D一万円券は点字の「う」を模した「丸印が横に2つ」、D五千円券は点字の「い」を模した「丸印が縦に2つ」、D千円券は点字の「あ」を模した「丸印が1つ」、E一万円券は「左下隅L字・右下隅逆L字」、E五千円券は「八角形」、E千円券は「横棒」の識別マークである。
  3. ^ なお、D号券の他の額面の券種は、製造元の組織改編に追随して銘板が変更されている。
  4. ^ 第164回国会行政改革に関する特別委員会(2006年(平成18年)4月10日)にて、安次富修の「あくまでも記念紙幣ではなく一般紙幣ですから、広く流通させなければならない」とする指摘に対して、谷垣禎一財務大臣はこれを肯定する答弁をしている。
  5. ^ 第169回国会予算委員会第一分科会(2008年(平成20年)2月27日)にて、岸田文雄内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)が「私も財布に二千円札を入れております。これは一般札でありますので……(以下略)」と答弁している。
  6. ^ 紙幣ではないが、五百円硬貨では、1982年(昭和57年)の発行開始から15年ほどが経過した1997年(平成9年)頃から、韓国ウォン硬貨や、イランリヤル硬貨、ハンガリーフォリント硬貨、ポルトガルエスクード硬貨などを変造した硬貨、および偽造硬貨が大量に発見され、日本国内において社会問題となっていた(詳細は「五百円硬貨#未発行貨幣・試鋳貨幣等」を参照)。最終的に二千円紙幣の発行開始と同じ2000年(平成12年)に緊急改鋳を余儀なくされている。
  7. ^ 1999年(平成11年)12月7日衆議院予算委員会における宮澤喜一大蔵大臣答弁による。
  8. ^ さらに返還後も米軍人が多く駐留しなおも米ドルが使用可能な商店が多い。
  9. ^ 当時は二千円紙幣で支払を受けるとレジの金庫の小銭入れの下にある一万円紙幣の収納場所に収納してしまうケースが一般的であり、支払で使用された二千円紙幣は釣銭として市中で流通せず、そのまま金融機関に還流してしまう状態であった。
  10. ^ 受取拒否すると受領遅滞など、受取側(債権者)にとって不利な効果を生ずる。
  11. ^ ただし、予め契約において弁済方法を指定していた場合はこの限りではない。路線バスの運賃支払において、直接の現金支払は十円以上の硬貨のみとし、さらに硬貨への両替紙幣は千円紙幣しか対応しないケースがこれに該当する。
  12. ^ ただし、現在も有効券となっている紙幣を含めた場合はこの限りではない。

出典

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