DSAAインターミドル参加者、その他
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「魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物」の記事における「DSAAインターミドル参加者、その他」の解説
シャンテ・アピニオン 声 - 阿澄佳奈 セインとは同期で聖王教会本部に入った修道騎士。シャッハの愛弟子で、ヴィヴィオやルーテシアともその縁で面識がある他、イクスヴェリアの世話係でもある。かなり陽気で砕けた性格をしており、もともと不良少女だったが、シャッハの鉄拳修正によって聖王協会入りしたようで、内心ではシャッハを慕っている。それでも、シャッハによれば礼節面に問題があるらしく、IMCSの参加も本来は許可されていなかったが、自分がIMCSで勝ち上がれば教会の宣伝になると考えて勝手に参加申込書を発送した。デバイスはヴィンデルシャフトと同型のアームドデバイス「ファンタズマ」。自分と同じブロックで参加している「魔女」であるファビアを見た際に「職場的にも美的感覚的にも合いそうにない」と頬を引きつらせている。セコンドはシャッハとセイン。術式はミッドチルダ式。技能は「すんごい迅さ」。「重奏(アンサンブル)」と呼ぶ分身の術を用い、19人まで分身可能。 1,2回戦は難なく勝ち進んだが、3回戦でヴィクトーリアと対決。分身の術で翻弄するも、相手の重装備と魔力量に大きなダメージを与えられず完敗。それ以降ヴィクトーリアの事を敵視している。 ルーフェンにはジークリンデ・エドガーとともにイクスを連れて赴いている。 ハリー・トライベッカ 声 - 内山夕実 ミッドチルダ南部エルセア第9地区の高等学校に通う少女で、自称不良。一人称は「オレ」と男勝りな喋り方をするが、気さくで姉御肌な性格でリオとコロナが出会ってサインを求められた際にはサインに気軽に応じている(サインと共に可愛らしいイラストも書いている)。反面、どこか脆い部分があり、ふとした拍子に泣き出してしまうので周囲は気を付けている。外見に反して可愛いもの好きで、学年二桁台の順位を維持するなど意外と成績も良い。DSAAインターミドルの出場経験があり、その頃から「砲撃番長(バスターヘッド)」との異名で呼ばれている。昨年に敗れたヴィクトーリアを「ヘンテコお嬢様」と呼んでいる。使用術式はミッド式で炎熱変換持ち。我流の近接射砲撃魔法を得意とし異名の由縁になっている。また、自分の負けた相手の技に対策をして取り込む努力を怠らず、かつてハリーを秒殺したミカヤも「強いよ」と評するほどになった努力型である。使用デバイスは鎖型の「レッドホーク」。ジャケットは暴走族風のデザインで背中には地球の漢字である「一撃必倒」の文字が描かれている。 DSAAインターミドルプライムマッチではエルスとの死闘の末勝利し、続いてリオとの対決でも追い詰められたものの隠し技を放って勝利、その後も都市本戦まで勝ち上がっている。 次元書庫の探索にもリンダ・ルカ・ミアと共に同行している。オリヴィエの歴史を知った時には涙ぐむなど情にもろい一面も見せている。 リンダ&ルカ&ミア 声 - 高橋李依(リンダ) 和氣あず未(ルカ) 髙野麻美(ミア) ハリーの同級生で、彼女のことをリーダーと呼んでいる。全員不良っぽい雰囲気を持つが、自分より年下の人に対してやさしく、自分達が悪いと思ったことはちゃんと謝る。IMCSではハリーのセコンドを務める。 リンダが口に風邪マスクをかけている金髪の女性で、ルカが短身小さめのサングラスをかけた女性で、ミアが長髪長身の女性である。ミアは学年一桁台の成績優秀者で、ハリー含めリンダとルカに勉強を教えることもある。 インターミドルに出場している様子はないが、戦闘態勢になった時はみなハリーと同じような格好をしている。 ヴィクトーリア・ダールグリュン 声 - 遠藤綾 古代ベルカ時代の「雷帝」ダールグリュンの血を「ほんの少しだけ」受け継ぐ遠縁の子孫で、魔法はベルカ式の派生型であるダールグリュン式を使用するお嬢様。17歳。 いわゆるお嬢様口調で喋り、性格も高飛車な所があるが根は至って誠実で、ハリー以外には礼儀正しく対応しており、初対面のヴィヴィオともすぐに打ち解けている他、八神はやてとも面識がある。自身の血筋に強い誇りを持つことから古代ベルカ史でも特に有名な覇王と聖王をライバル視しており、今大会へ聖王の血統であるヴィヴィオや覇王の血統であるアインハルトが参加すると聞いて発奮している。昨年のIMCSではハリーと泥仕合を繰り広げ、その時は勝利したものの以降は彼女を「ポンコツ不良娘」と呼んでライバル心を抱くようになり、対峙した際は子供じみた言い合いになっている。他方でジークリンデに対しては幼い頃から面識があり、「あなたは私の目標」と敬意を示し、その私生活を心配している。 使用するデバイスは戦斧「ブロイエ・トロンベ」。重装備と高い魔力量が特徴。予選3回戦では、シャンテの分身の術にも動じることなく格の違いを見せつけて勝利、本戦まで無事に勝ち上がった。家でも鍛錬を怠らないが、家系に由来する力に振り回されていた時期もあった様子。 次元書庫の探索にも赴き、年長者としてまだ幼いヴィヴィオたちの保護者のように振る舞っている。 エドガー・ラグレイト 声 - 武内駿輔 ヴィクトーリアの執事。IMCSではヴィクトーリアのセコンドも勤めている。年齢はヴィクトーリアと同年代か少し上程度であると思われ、ヴィクトーリアの幼少時には彼もまだ小さかった。 ヴィクトーリアを「お嬢様」と呼び、笑いながら主人の言動に茶々を入れるなどコミカルな一面を見せる。ジークリンデの好物であるおにぎりとおでんを作れるらしく、ジークリンデの試合前には振る舞っている。 ルーフェンのハーディン家で働くクレアという妹がおり、その縁でジークリンデとともにルーフェンに趣いている。 ジークリンデ・エレミア 声 - 中津真莉 DSAAインターミドル世界代表戦優勝の経歴を持つ少女で、現在の10代最強女性選手。魔法はベルカ式の派生型であるエレミアン・クラッツ式を使用する。古代ベルカ時代のエレミア一族の戦闘記憶を受け継いだ子孫であり、ミカヤによると「最低でも500年分の記憶を受け継いでいる」とのこと。射砲撃戦、格闘打撃戦、密着しての体術など、特定の技に頼らない総合選手である。技能である「鉄腕」を解放してアインハルトを圧倒する実力を持つ。命の危険を感じた時に発動する「エレミアの神髄」状態は他の何者も寄せ付けない圧倒的な力を振るうが、意識が戦闘一色に切り替わって本人の意思に関係なく戦う状態となり、高すぎる力を制御せず振るうようになってしまうため競技の世界では危険すぎると極力発動させないようにしている。小さい頃に力をきちんと制御できず、破壊の限りを尽くしてしまったこともある。 今まで「試合」では負けたことがないが、決まった住居のないちゃんとした食事もできないホームレス同然の生活なため、前回のDSAAインターミドル大会では最後まで戦えず途中欠場した。ヴィクトーリアやミカヤなど、多くの上位選手が彼女を目標にしている。他方、ジークリンデ自身も他の武術家たちとのふれあいを喜ぶ一面を持っている。 その強さと裏腹にかなりの恥ずかしがり屋であり、本人によると「目立つのは嫌」。何時もフードを被っており、注目された際は顔を隠そうとする。髪型は黒い髪のツインテールで、関西弁をしゃべる(その為はやてと同郷かと思われた)。ヴィクトーリアとハリーとそれなりに親しく「ジーク」と呼ばれており、二人もそれぞれ「ヴィクター」「番長」と呼んでいる。ミカヤとは以前の大会で「エレミアの神髄」を発動してその手を粉砕したことがあり、合わせる顔がないと試合を観戦することを拒んでいた。 インターミドル4回戦でアインハルトと対戦。心を乱したアインハルトを終始押し続けていたが、アインハルトの反撃を受けてエレミアの神髄が開放される。アインハルトに大ダメージを与えた末に元に戻ったが、アインハルトに既に余力はなく、そのまま勝利した。その後も都市本戦まで勝ち上がり、ミウラを破っている。 その後の次元書庫探索にも共に赴き、ファビアの術に引っかかってしまった。 ルーフェン合宿参加者ではないが、ルーフェン武術の使い手の対戦相手を控えてヴィヴィオたちとは別にルーフェンに赴いた。 選手としてはストイックではあるが、私生活ではヴィヴィオを「ヴィヴィちゃん」、アインハルトを「ハルにゃん」と呼ぶなどコミカルな一面も目立ってきている。 ミカヤ・シェベル 声 - 浅川悠 ミッドチルダ南部にある抜刀術天瞳流第4道場の師範代で、選手たちの中ではベテラン。 元々ノーヴェの個人的な友人であり、試合を控えたアインハルトのスパーリング相手として紹介された。チーム・ナカジマのコーチ役をすることも多く、アインハルトは「三人目の師匠」(残り2人は先祖とノーヴェ)と認識している。ノーヴェもジム経営の開始に向けてミカヤに色々と相談している。 選手としての実力も非常に高く、自分に向かって投擲された大型バスを「晴嵐」の居合い抜きだけで真っ二つに切断できるほどの腕前を誇る(ディードは光剣ならともかく、実剣でバスを切れる自信はないらしい)。装備は軽装で、スピード重視で最強最速の一閃で切り伏せるスタイル。実力もさることながら常に冷静で落ち着いた態度から他の選手からも憧れの眼で見られており、ハリーからは「ミカ姉」、ジークリンデからは「ミカさん」と呼ばれて敬われている。使用デバイスは二本の刀型の「晴嵐」。 かつてジークリンデとの対決で「エレミアの神髄」を開放したジークリンデに手を砕かれた経験を持つ。ジークリンデは気にしているが、ミカヤ自身は彼女を目標としてエールをおくっている。 DSAAインターミドル地区予選第1試合でミウラと対決、当初ポイントを上げるがミウラの抜剣の直撃を受け逆転負け。 次元書庫の探索にも付き合っており、またリオの春光拳の話に目を輝かせ、ルーフェン合宿にもチーム・ナカジマとともに同行。クレアに格の違いを見せて勝利している他、レイにも高く評価されている。 エルス・タスミン 声 - 新井里美 前回のDSAAインターミドル都市本選のベスト10に入賞した少女。16歳。開会式で選手宣誓を行った。学校では生徒会長を務めるほど生真面目な性格の持ち主で、試合前に詰め寄っていたハリーとヴィクターを制止しようとしたりと風紀に厳しい。特に何かと自分を小馬鹿にするハリーとは反りが合わず試合時に彼女と対峙した際には互いに激しく牽制しあっている。魔導師としてのスタイルはミッド式の結界魔導師で、相手を拘束してギブアップさせるのが基本的な戦い方である。使用デバイスは手錠型の「パニッシャー」と新型ジャケット「ブラックジャスティス」を装備する。 DSAAインターミドルプライムマッチでは前年敗れたハリーに挑み追い詰めるが、再び敗れ去った。その後、ジークリンデを拝み倒してそのセコンドに収まっている。 次元書庫の探索にも同行しており、ベルカ語読解などもできる。 将来は管理局の警邏隊希望で、ハリーが同じ希望を持っていると知ると再び睨み合いになっている。 ファビア・クロゼルグ 声 - 瀬戸麻沙美 魔導師ではなく正統派魔女(トゥルーウィッチ)で、「プチデビルズ」と呼ばれる小悪魔を使役し、呪術のような魔法で相手を幻惑したり拘束したりする戦い方を得意とする。普段は小柄な少女だが、戦闘時においてはプチデビルズと融合してヴィヴィオ達と同じく成長したような姿となる。使用デバイスは魔女箒(ウイッチブルーム)「ヘルゲイザー」。 実はベルカの魔女の種族の末裔で、アインハルトと同様に先祖の記憶を継承しており、かつて自分の先祖を戦争に巻き込んだ聖王家と覇王家を恨んで彼らの生まれ変わりとも言えるヴィヴィオ達を敵視していた。古代エレミア一族の調査に次元書庫に赴いたヴィヴィオ達を付け狙って彼女の仲間を次々と捕らえ、そしてヴィヴィオとアインハルト本人にも襲いかかって様々な魔法を駆使して窮地に追い込むが、そこをルーテシアに制止され、最後はヴィヴィオの熱心な呼びかけで戦意が鈍った所で拘束された。その後駆けつけた八神はやてに事情聴取のために連れて行かれ、しばらく保護観察を受けることとなった。インターミドルにも出場して勝ち上がっていたが、途中で辞退している。その後は正統派魔女の知識を後世に残すという名目で、管理局の嘱託魔導師となる。 当初は無口かつ冷淡な態度を取っていたが、根は悪い子ではなく、ヴィヴィオに説得されて長年の蟠りが溶け、そしてはやてに諭された時には涙ながらも素直に謝罪している。 アニメでは出番のタイミングが大幅にずらされており、正式に登場したのは予選からではなく本戦からとなっている。 『Vivid Strike!』にて再登場を果たしている。 エーデルガルト・バルカス アインハルトが登場するまでU15世界チャンピオンだった強豪選手。辺境・アルマナック地方出身の部族の娘で、選手になる以前から巨大な猛獣を素手で仕留めるほどの力があった。 アインハルトのU15デビュー戦で対決。油断なくアインハルトに向かい打ち合いとなるが、覇王断空拳を受けて敗退。試合の中でこれまでの選手達と異なる強さを持ったアインハルトを強敵と認め、敗戦後は檄を飛ばしている。
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