達也・深雪の一年先輩とは? わかりやすく解説

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達也・深雪の一年先輩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:46 UTC 版)

魔法科高校の劣等生」の記事における「達也・深雪の一年先輩」の解説

中条 あずさ(なかじょう あずさ) 声 - 小笠原早紀 2年A組3年A組女子生徒(一科生)→魔法大学身長150cm、体重41kg。生徒会書記(〜2095年9月)→生徒会会長2095年10月2096年9月)。入学時は新入生総代務めている。成績入学時・進学時とも理論1位・実技2位総合服部と1位・2位分け合う学年ベストファイブから落ちたことのない優秀な少女だが、気弱な性格振る舞い小動物彷彿とさせる真由美からは「あーちゃん」と呼ばれている。先輩後輩問わずほとんどの者と敬語で話すが、服部とは入学のときから実力競うライバル同士で、彼女にとって唯一敬語使わず話せる男子生徒である。 使用には厳し制約があるものの、一定のエリア内にいる人間ある種トランス状態誘導する情動干渉系(意思意識ではなく衝動感情働きかけるタイプ)の系統外魔法梓弓」の固有スキルを持つ。個人ではなくエリア働きかける系統外魔法極めて稀少であり、無秩序な混乱鎮圧することに適している。 極度のデバイスオタクで、CADなどの魔法機具薀蓄語りだすと周り見えなくなることもしばしば。将来は魔工師を志望しており、魔工師として「トーラス・シルバー」というエンジニア尊敬している。だが、2年生時の九校戦エンジニアとして参加した達也他校エンジニア何気ない会話により「トーラス・シルバー」ではないか疑問視するようになりその後選手として参加するになった彼の技術力再度目の当たりにし、その正体確信する服部 刑部少丞はっとり ぎょうぶしょうじょう はんぞう) 声 - 木村良平 2年B組3年B組男子生徒(一科生)→魔法大学身長175cm、体重67kg。生徒会副会長(〜2095年9月)→部活会頭2095年10月2096年9月)。学校には「服部刑部はっとりぎょうぶ)」で籍を登録している。 入学時には次席であり、首席入学のあずさとは実力競い合う仲。本人フルネーム刑部ではなく呼ばれるのを拒んでいるが、真由美には「はんぞーくん」と呼ばれている。専門分野縛られない「なんでもできる」現代魔法理想体現した魔法師としての能力ジェネラリスト)と、数字持ちでないながら数字持ち対等以上に渡り合う実力二つの意味合わせて桐原沢木などの同じ数字持たない同級生からは期待込めて将軍ジェネラル)」の二つ名つけられている(本人知らない)。 入学以来達也苦杯を喫するまでは模擬戦負けた経験一度無く真由美摩利、克人に次ぐ実力者目されている。中距離上の広範囲攻撃する魔法を得意し、どちらかと言えば1対1個人戦不得手であるものの、特に苦手な分野は無い。飛び抜けて強力な得意魔法圧倒的な処理速度などを持ち合わせていない代わりに多種多様な魔法をどんな場合でも安定的に行使できるのが持ち味である。複数魔法工程一つ術式纏め上げるではなくそれぞれの魔法起こす現象組み合わせて個々総和より大きな効果を得る魔法技術である「コンビネーション魔法」の練度が高い。作中では「這い寄る雷蛇(スリザリン・サンダース)」を披露する場面がある。 魔法至上主義者であり、入学当初十師族魔法師に対して対抗心持っていたが、九校戦真由美や克人の実力目の当たりにして多少性格丸くなる。このときから真由美に対して憧れを抱くようになるが、十師族直系である彼女が高嶺の花であることを認識し半ば諦めているところがある。しかし、同時に魔法至上主義ゆえに魔法において自分たちとは違う力を示した達也のことは、しこりが残るものの認めるようになる当初は二科生を見下しており、生徒会副会長の身であるも関わらずウィード」という差別発言行っていたが、部活会頭就任後は二科生へ差別意識なくなり達也への接し方も普通になっている。新入生である香澄と泉美に真由美のことで目を付けられており、彼女たち苦手意識を持つ。 『キグナス乙女たち』では、魔法大学3年生になっており、第一高校2年生服部初音とは遠縁親戚で、初音叔父夫婦養女になったことで義理従妹となる。 沢木 碧(さわき みどり) 声 - 四宮豪 2年D組3年D組男子生徒(一科生)→魔法大学風紀委員会マーシャル・マジック・アーツ部に所属後述辰巳同じく、一科・二科の区別に関係なく相手実力評価できる人格持ち主威勢のいい喋り口調特徴女性的な名前がコンプレックスで、下の名前呼ばれることを嫌っている。 第一高校マーシャル・マジック・アーツ部長エース級の腕前持ち同学年では服部に次ぐ強者とされる魔法無しでも100キログラム近い驚異的な握力を誇る。 五十里 啓(いそり けい) 声 - 斉藤壮馬 2年C組3年C組男子生徒(一科生)→魔法大学生徒会会計2095年10月2096年9月)。千代田花音とは許婚同士中性的風貌美少年で、華奢な体格もあって「スラックススカートにはき変えれば背の高い女子で通りそう」とまで言われており、同性友人があまりできないのが悩み魔法理論では2年トップ実技成績も常に上位キープしている。 刻印魔法権威として知られる百家本流一つ五十里家」の直系千葉家とは家同士付き合いがあり、エリカCAD組み込まれている刻印術式は彼が組んだもの。エンジニアとしても優秀で達也を二科生として見下すことはなく、むしろ友好的に接している。2095年度の論文コンペでは達也術式調整を完全に任せており、第一高校内でCADソフトウェアに最も精通した人材だと評価している。逆に啓は模型制作担当し周囲から「普通なら達也役割が)逆だと思う」と言われていたが、逆に達也も啓のハード制作技術を「自分よりも数段上」と率直に評価している。達也熱核融合炉の実験にも積極的に協力したが、琢磨香澄問題起こした際には達也仕事押し付けるといったこともある。2096年度の九校戦でも達也技術スタッフ中核担い同年論文コンペではメイン執筆者として投影型魔法陣」の発表行ったが、惜しくも優勝逃した。 『キグナス乙女たち』では、五十里明という五才年下の妹が、第一高校入学する千代田 花音(ちよだ かのん) 声 - 大西沙織 2年生→3年生女子生徒(一科生)→魔法大学風紀委員長2095年10月2096年9月)。五十里啓とは許嫁同士陸上部所属百家本流一つ千代田家」の直系千代田家の人間は“地面”という概念有する固体強力な振動与え振動魔法の「地雷原」を得意魔法にしており、地雷原作り出す者という意味で地雷源の二つ名を持つ。彼女もその例に漏れず対物戦闘能力摩利をも凌ぎ陸上兵器相手なら十師族実戦魔法師勝るとも劣らない戦闘能力発揮する魔法師としては魔法使い方豪快なタイプだが、本人快活大雑把な性格であり、整理整頓はできるが取捨選択判断が良すぎると達也から評されている。また短絡的すぎる一面もあり、何度失言めいたことを言って許嫁五十里啓に注意受けている。啓が絡むと別人のように態度が変わる。 壬生 紗耶香(みぶ さやか) 声 - 戸松遥 2年E組3年E組女子生徒(二科生)→防衛大学校剣道部所属身長162cm、体重53kg。 中学3年生において、中等部剣道大会女子部全国2位だった。本人ルックス相まって当時は「美少女剣士」や「剣道小町」などと呼ばれていた。 魔法科高校では魔法成績だけしか評価されずに、クラブ活動でも一般競技系の部活魔法系競技部活比べて差別的な待遇受けていると考え、不満を抱いていた。その不満ゆえに剣道部部長(司甲)がブランシュ下部組織勧誘し、司一のマインドコントロール受けて魔法大学非公開資料盗み出すために利用されるまた、桐原達の暴動をたった1人解決した達也実力見て剣道部勧誘するものの断られている。初め達也好意持ってたようだブランシュ事件の後解決尽力した桐原と心を通わせ交際始める。また、事件中に一対一真剣勝負をしたエリカとは入院中に仲良くなり「さーや」と呼ばれるうになる剣道家として技術桐原に特別視されており、殺し合い実戦では使ってほしくない頼まれている。剣道とは別に魔法による投剣術を修得しているため、戦闘時はそちらの技を用いている。父親壬生勇三内閣府情報管理局員で、投剣術は父直伝のものである2096年度の論文コンペではあずさの護衛選ばれており、2097年3月卒業旅行時点ではあずさたちともすっかり打ち解けた関係になり、花音からも紗耶香と呼ばれるようになっている桐原 武明(きりはら たけあき) 声 - 杉田智和 2年生→3年生男子生徒(一科生)→防衛大学校部活執行部所属2096年4月〜)。剣術部所属。身長173cm、体重66kg。 一昨年中等部剣道大会男子部関東1位。2年生の中では第一高校トップ実力者目されている。海軍所属の軍人息子でもある。司波兄妹それぞれ「司波兄」と「司波妹」と呼んでいる。 新入生勧誘週間の折、デモンストレーション試合紗耶香に逆上して殺傷性の高い魔法である高周波ブレード使用するが、達也取り押さえられる。騒ぎ起こした理由は、中学時代綺麗だと思うほど感銘受けた紗耶香の「剣道」が、演舞ではただ強さ求めるだけの剣になっていたことに憤り感じたためであり、その後騒ぎ大きくした罪を認めている。 強さ信奉者で、強いか弱いかが人を判断する第一基準となっているため、弱いものには一科生であっても興味抱かず、強いものなら二科生であっても敬意払っている。そのためブランシュ日本支部メンバー掃討戦解決後は達也にも好意的である。元々紗耶香の強さを「技」として昇華しようとする姿に惹かれ女に好意を抱くようになるブランシュ日本支部メンバー掃討戦後は、入院毎日見舞い行っていた紗耶香と交際始め剣道部剣術部の合同練習経て仲を深めている。なお、この交流魔法系一般系に別れた同系統の部活歩み寄り見せ契機となった。さらに、それ以降CAD調整実験被検体立候補するなど、達也との関係も親しくなっている。ただし、ブランシュ掃討戦達也見せた尋常でない殺気から、彼が豊富な実戦経験を持つ事、深雪もまた「ただの女の子」でなく尋常ならざる力を隠し持つことを看破している。 県 謙四郎(あがた けんしろう達也たちより一学年上男子生徒卒業2096年度の山岳部部長豪快な性格で、疲れ果てた部員たちに45度熱湯をかけて奮い立たせるなどスパルタ指導を行う。時々練習混ざる達也歓迎している。 千倉 朝子(ちくら ともこ) 達也たちより一学年上女子生徒(一科生)→卒業ベクトル反転術式を得意とする三七上 ケリーみなかみ ケリー達也たちより一学年上男子生徒(一科生)→卒業金髪に黒い肌をもつインド&ブリテン系の人種個々魔法に関する知識が豊富で、相手が使う魔法一発目で正確に把握し、二発目以降最適な魔法相殺するという特技を持つ。その実力から一高の中で上位戦闘力を持つ。 国東 久美子くにさき くみこ) 2096年3年B組女子生徒(一科生)→卒業ボート部所属下級生の英美に対して自分のことを「クーちゃん」と呼んでもらうようにいうなど、英美が第一印象でそう感じるほどフランク性格。あずさとは互いにあーちゃん」「クーちゃん」と呼び合う仲。 魔法資質持たず魔法師血筋持たない両親から生まれた第一世代と言われる突然変異魔法師であり、一般的な第一世代」の女性同様に暴力忌避を示す。そのため男子生徒苦手意識持ち、特に威圧的な男子の前だと身体すくんで思うようしゃべれなくなり、人が変わったようにおとなしくなる横浜事変達也に対して悪い人間ではないと思っていながら苦手意識を持つが、ロアガンの練習で動く的を狙い撃てない英美のために散弾型のインビジブル・ブリッドを用意してきたときには驚愕し苦手意識忘れて達也問い詰めている。それを機に達也の前でも普段振る舞い見せるようになる

※この「達也・深雪の一年先輩」の解説は、「魔法科高校の劣等生」の解説の一部です。
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