達也・深雪の二年後輩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:46 UTC 版)
「魔法科高校の劣等生」の記事における「達也・深雪の二年後輩」の解説
三矢 詩奈(みつや しいな) 十師族「三矢家」の七人兄弟の末っ子。2097年度における第一高校の新入生総代。1年A組。生徒会書記(2097年4月〜)。 主従関係にある矢車家の侍郎とは、生まれたときからの幼馴染み。ナンバーズの女子と親しく交流している。特に七草家の香澄と泉美とはかなり親しくしていて姉のように慕っており、二人の姉である真由美からも可愛がられている。また、軍人として第三研に頻繁に出入りしている十山つかさとも親しい(これは外国との交渉を国防軍の黙認のもと行っている関係で、国防軍と国防軍の一員として暗躍する十山家に最大限の便宜を図らねばならないという三矢家の事情からである)。 魔法的な知覚力に起因する、鋭敏すぎる聴覚を持つ。そのため、外部の音が直接伝わることを遮断し、かつ自動で音量調節をした後に伝えるためのイヤーマフ形の機器を常時身に着けている。ただし、装着している間は外部の魔法的な波動に対する感覚が鈍くなる。また、魔法で聴覚を制御すると自分の魔法に対する感覚が損なわれ、魔法の行使に支障が生じてしまう。軍の魔法師が多く出入りする第三研で訓練を積んでいるため高い戦闘能力を持っている。 『キグナスの乙女たち』では、第一高校の3年生になり、生徒会長に就任している。 矢車 侍郎(やぐるま さぶろう) 2097年度1年G組の男子生徒(二科生)。 矢車家は古式魔法師の家系で30年以上前から三矢家と雇用関係にあり、用心棒兼家事使用人を務めている。同い年ということもあって詩奈の護衛になるはずだったが、魔法の才能の不足のため、第一高校入学前に護衛になる予定を取り消される。それでも自分の手で詩奈を護れるようになりたいという思いからエリカに指南を求め、結果として剣術部へと導かれる。 魔法の才能不足の原因は、魔法演算領域の一部が直接制御型の移動系魔法、つまり念動力に占有されているためである。魔法の技術的には高い水準にある。本人は念動力に見切りを付け体術を磨いてきたため身体を使う技術も高いが、戦い方はエリカたちと比べるとまだ拙い。 『キグナスの乙女たち』では、第一高校の3年生になり、生徒会の会計になっている。 碓氷 威満(うすい たけみつ) 『キグナスの乙女たち』からの登場人物で、2099年4月で第一高校の3年生である男子生徒。 部活連の会頭を務めており、新入生次席の火狩浄偉を部活連に勧誘する。 裏部 亜季(うらべ あき) 『キグナスの乙女たち』からの登場人物で、2099年4月で第一高校の3年生である女子生徒。 風紀委員長を務めており、新入生第三位の十文字アリサを風紀委員に勧誘する。 千種 正茂(ちぐさ ただしげ) 『キグナスの乙女たち』からの登場人物で、2099年4月で第一高校の3年生である男子生徒。 マーシャル・マジック・アーツ部の男子部部長を務めており、遠上茉莉花が入部の際に見せた遠上茉莉花の技量に感心する。 北畑 千香(きたはた ちか) 『キグナスの乙女たち』からの登場人物で、2099年4月で第一高校の3年生である女子生徒。 マーシャル・マジック・アーツ部の女子部部長を務めており、新入生の遠上茉莉花を部へ勧誘する。
※この「達也・深雪の二年後輩」の解説は、「魔法科高校の劣等生」の解説の一部です。
「達也・深雪の二年後輩」を含む「魔法科高校の劣等生」の記事については、「魔法科高校の劣等生」の概要を参照ください。
- 達也・深雪の二年後輩のページへのリンク