翻訳者
概要解説 日本は翻訳文化の国といわれています。世界各国の文学から専門書まで、英語以外の言語でこれほど翻訳がさかんな言葉は他にないでしょう。ふだん私たちが目にしている海外のニュースや広告などから、輸出入業務、あるいは国際条約に至るまで、海外と関わるあらゆる機会において翻訳が行われています。貿易立国である日本においては、翻訳者の活躍の場は無限といってもよいほどですが、これを大別すると、出版翻訳と産業翻訳に分類することができます。実際の需要は匿名で行う産業翻訳の方が圧倒的に多いようです。また、需要の大小こそあれ、ほとんどの言語について翻訳のニーズが存在しています。 必要な能力・資格など 翻訳者になるには、特に資格や免許は必要ありません。文芸翻訳の場合は、出版社への持ち込みやコンテストへの応募、産業翻訳の場合は、翻訳会社のトライアルを受けることが第一歩になりますが、翻訳学校に通ったり、通信教育を利用して実力を高めた上でないと、実際に仕事を得るのは簡単ではありません。外国語の基礎を確認するために、各国語の検定資格(英検、仏検など)やTOEICのスコアなどの提出を求められる場合もあります。さらに、労働省認定の「翻訳技能審査」が翻訳者の資格として一般的になりつつあります。 関連する職業 通訳者 | 英文速記者
翻訳
(翻訳者 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/30 22:06 UTC 版)
注釈
- ^ コンピュータプログラミング言語におけるコンパイルなど、形式言語における変換を指して(特に、以前は多かったカタカナ語の言い換え語として)「翻訳」という語を使うことも多いが、自然言語の翻訳と形式言語の変換は質的に全く異なるものであり、わかった気がする(実際には誤解しているだけの)言い換え語として以上の意味は無い。
出典
- ^ a b 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p2 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p110 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 「近代科学の源をたどる 先史時代から中世まで」(科学史ライブラリー)p158 デイビッド・C・リンドバーグ著 高橋憲一訳 朝倉書店 2011年3月25日初版第1刷
- ^ 「近代科学の源をたどる 先史時代から中世まで」(科学史ライブラリー)p175-177 デイビッド・C・リンドバーグ著 高橋憲一訳 朝倉書店 2011年3月25日初版第1刷
- ^ 「近代科学の源をたどる 先史時代から中世まで」(科学史ライブラリー)p182-184 デイビッド・C・リンドバーグ著 高橋憲一訳 朝倉書店 2011年3月25日初版第1刷
- ^ 「医学の歴史」pp150 梶田昭 講談社 2003年9月10日第1刷
- ^ 「図説 本の歴史」p57 樺山紘一編 河出書房新社 2011年7月30日初版発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p38 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ a b 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p18-19 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 現代の事例では、サダム・フセインの小説を和訳する際に、戦争のため版権所有者と連絡がとれず、仏語版から仏文学者が翻訳したものがある。『王様と愛人』p4 ブックマン社 2004年8月5日初版第1刷発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p69 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p8-9 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p74-78 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p74-75 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 「よくわかる翻訳通訳学」(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)p76-77 鳥飼玖美子編著 ミネルヴァ書房 2013年12月10日初版第1刷発行
- ^ 登録ボランティア制度について(名古屋国際センター、2012年9月11日閲覧)
- ^ Japan earthquake how to protect yourself (地震発生時緊急マニュアル)、日本語・英語・その他の言語、東京外国語大学の学生たち、2012.3.3開始、2012年9月11日閲覧
翻訳者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 04:26 UTC 版)
「ダイハードテイルズ」に所属する、本兌 有と杉 ライカの2名で行われている。 彼らは「翻訳チーム」を自称している。連載当初は使うクライアントにより「Saezuri」を使う「チームA(甲)」と iPhone用クライアントを使う「チームB(乙)」に分かれていたが、2020年現在はその限りはない。他に何名が関わっているのかは不明。Twitterアカウントの運営以外にも、商業展開についての窓口など、事務的な作業も担当している。ニンジャスレイヤー以外の翻訳作品として、トレヴォー・S・マイルズ他の海外作家アンソロジー『ハーン:ザ・ラスト・ハンター』やジェイ・クリストフのストームダンサー(『ロータス戦記』シリーズ)が存在する。 翻訳チームのアカウントでは、翻訳作品以外も連載されることがある。オリジナル小説『ブーブス・バンド 〜ロックンロール女囚軍団〜』や『スチーム・パワード』などのほか、作品ファンの少年「ボブ」と、ファンとして逸脱した彼の行動に対して忠告を与える「エルフのせんし」が登場する短編もある。また、エイプリルフールには決まってニンジャスレイヤーを他作品風にパロディした短編が連載される(「ニンジャモン」など)。 作中の登場キャラ「ザ・ヴァーティゴ」がつぶやかれた質問に答えるなどメタフィクションを利用した注意喚起もなされるなど、翻訳チーム自体をフィクション、あるいはメタフィクションに近い存在として描いている。公式サイトでも、作品宣伝や活動報告をストーリー仕立てとしたり、いらすとやなどのフリー素材を多用したりするなど独特の構成である。 翻訳チームが2002年前後に運営していたWEBサイト「ダイハードテイルズ」では、ニンジャスレイヤーのプロトタイプが掲載されていた。 翻訳チームの中心人物である本兌有と杉ライカは、2012年のSFセミナーに出演し翻訳時のエピソードを披露している。
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翻訳者
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推理小説の翻訳者としても活動している。早川書房が出版するエド・マクベインやロバート・B・パーカーなどの推理小説・ハードボイルド小説の日本語訳を数多く手掛けている。
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翻訳者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 17:07 UTC 版)
「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」の記事における「翻訳者」の解説
武井みゆき 宣伝・映画配給会社ムヴィオラ代表。モフセン・マフマルバフの映画上映のほか、ウカマウ集団の映画全作品の上映を手掛ける。 「(アフガニスタンに対する)『世界の無知』を伝え」「世界を理性の側に踏みとどめる」として本書へ情熱を傾ける。 渡部良子 1997年から1998年、テヘラン大学に留学し、文学部歴史学科博士課程に学ぶ。東京大学大学院人文社会系研究科の博士課程に在学中、前近代イラン・イスラーム史を専攻。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の非常勤研究員として、中東イスラーム研究教育プロジェクトに参加する。ほか、上智大学非常勤講師など。 本書では、マフマルバフのレポートに同意できない部分もあるとし、例として、マフマルバフによる部族文化批判やブルカ否定、欧米寄りな視点などを挙げる。映像作家としての感性は評価している。
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翻訳者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 22:43 UTC 版)
裁判官環昌一は、戦後は最高裁判所調査官、1976年から1982年までは最高裁判所裁判官を務めた。翻訳者のうち裁判官の地位にあった者は、内藤頼博、荒川正三郎、古開敏正、澤井種雄も含め、東京帝国大学法学部を卒業している。 また、同号が刊行された当時に司法大臣であった松阪広政は、戦後はA級戦犯として刑に服したのち、佐藤栄作首相の弁護士を務めた。
※この「翻訳者」の解説は、「原住民司法論集」の解説の一部です。
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「翻訳者」の例文・使い方・用例・文例
- 翻訳者の注
- いちばん目をひかれたのが翻訳者だった。
- あなたは翻訳者と一緒にいるのですか?
- 翻訳者は、彼の言っていることを説明するのは不可能だとわかった。
- 翻訳者は原文に勝手に自分の意見を加えるべきではない.
- 翻訳者
- 多数の言語を話せる翻訳者
- 英国の翻訳者でプロテスタントの殉教者
- 翻訳者という職業
- 翻訳者という職業の人
- 現在,東京の百貨店が,カナダ人小説家ルーシー・モード・モンゴメリさんと,モンゴメリさんの有名な小説「赤毛のアン」の翻訳者である村岡花子さんに関する展覧会を催(もよお)している。
- 5月21日に行われた同展覧会の東京でのオープニングには,この小説の著者の孫であるケイト・マクドナルド・バトラーさんと翻訳者の孫の村岡恵(え)理(り)さんが出席した。
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