理論言語学
言語学 |
---|
基礎分野 |
言語の変化と変異 |
理論 |
応用分野 |
関連項目 |
理論言語学(りろんげんごがく、英語:Theoretical Linguistics)は、以下の2つの用法がある。
一般言語学
研究対象を特定の言語に限定せず、言語一般を対象とし、そこに共通してみられる普遍的な事象を扱うことで、人類の言語一般に潜む諸性質、法則などの発見を目的とする言語学である[1]。個別言語学と対比される。一般言語学(General Iinguistics)ともいう。統語論、形態論、音韻論、音声学などはすべて一般言語学の範疇にある。
経験科学としての言語学
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2021年1月) |
原始要素の集合と原理および規約・制約の集合からなる言語のモデルを構築し、それがもたらす予測群を実際の現象に照らし合わせて確認、あるいは棄却・修正を行うという、理想化と仮説検証法による言語学。仮説検証法という部分を強調するために「経験科学としての言語学」と言う場合がある。
形式言語学を同義に用いることもあるが、必ずしも数理的方法を採用しているわけではない。広義には仮説検証法による言語の研究はすべて理論言語学ということができ、文献学的伝統や哲学的伝統などの中にしばしばこれに相当する研究を見出すことができるが、生成言語学を指すのが慣用となっている。
脚注
一般言語学(言語理論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 22:02 UTC 版)
「エミール・バンヴェニスト」の記事における「一般言語学(言語理論)」の解説
『一般言語学の諸問題』(Problèmes de linguistique générale)では、ソシュールの「ラング」の言語学の静態性を批判し、文法を超えた文の完結性(表意作用と指向性)に焦点を当て、個別、一回的なディスクールによる現実状況への参加を射程に収めた「ディスクール」の言語学を提唱。ポール・リクールらの物語論に影響を与えた。 また、ソシュールの言語記号と概念内容との恣意性原理に関しては、記号とその内容は社会文化的な文脈を持ち、その限りにおいて「必然性」を持つとして批判した(論文「言語記号の性質」)。
※この「一般言語学(言語理論)」の解説は、「エミール・バンヴェニスト」の解説の一部です。
「一般言語学(言語理論)」を含む「エミール・バンヴェニスト」の記事については、「エミール・バンヴェニスト」の概要を参照ください。
「一般言語学」の例文・使い方・用例・文例
- 一般言語学
一般言語学と同じ種類の言葉
- 一般言語学のページへのリンク