水中の生物とは? わかりやすく解説

水中の生物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 07:47 UTC 版)

渓流」の記事における「水中の生物」の解説

渓流生物の特徴としては、上記のような条件のために、底性生物が多い。水中水面生物はごく少ない。 植物については、水中顕花植物はほとんど無い。一般水草は泥底に根を下ろし水中伸び出すが、そのような条件渓流にはまずない。日本ではこの環境生育する水草はほとんどカワゴケソウ科のものだけである。熱帯域では、ミツデヘラシダアヌビアスのような着生植物的な水草の例がある。コケ植物には水没して生活するものが若干ある。水中での生産者としては、岩の表面付着して生育するケイソウ類が主力である。 動物では、水面を生活の場とするものはシマアメンボオナガミズスマシなどがある。水中遊泳するものは、まずは魚類であるが、純粋に遊泳性なのはマス類、特に陸封型のもの(日本ではヤマメアマゴイワナなど)が主力である。日本ではこのほかにコイ科アブラハヤタカハヤなどがある。夏季限定アユ出現するが、渓流よりむしろ中流域主な生息域である。昆虫では水中泳ぎ出るものとしては小型ゲンゴロウ類やチビミズムシ、ナベブタムシなどがある。 底性動物は最も豊富な動物相をもつ。両生類ナガレヒキガエルカジカガエル、それに地域限られているがオオダイガハラサンショウウオハコネサンショウウオなどの幼生がこれに含まれる魚類ではハゼ類、シマドジョウアジメドジョウカジカ類、ウナギなどがある。昆虫については後述するが、その他の節足動物では甲殻類サワガニヨコエビヌマエビテナガエビ類、ダニ類のミズダニ類などが普通に生息する軟体動物ではカワニナが普通。扁形動物プラナリア類も見られる昆虫類は最も豊富で、様々なものが見られる。まず、以下の群はその主力渓流性である。また、これらは渓流動物群集考えた場合にも主力である。 カゲロウ目 トビケラ目 カワゲラ目 以下の群は限られた種が渓流生息するトンボ目カワトンボなど) アミメカゲロウ目ヘビトンボなど) カメムシ目ナベブタムシシマアメンボなど) ハエ目ユスリカアミカブユアブなど) コウチュウ目ゲンジボタルドロムシオナガミズスマシなど) これらに共通する特徴として、以下のようなものがある。 偏平な体を持つ。(ヒラタドロムシヒラタカゲロウカワゲラ) 岩に張り付くための吸盤をもつ。(ハゼアミカブユなど) 岩の表面張り付いた巣を作る。(ユスリカトビケラなど)

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水中の生物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:01 UTC 版)

ピクミンシリーズの原生生物一覧」の記事における「水中の生物」の解説

ピクミンには水中浅瀬にいる生物も多い。また、ダンゴナマズなど、他の系統分類した生物一部水中にいることがある。 イモガエル 【和名:ダルマイモガエル 科:イモガエル科】 【英名:Yellow Wollywog】 登場作品1、2、3、Hey! 体長:約4.5cm/46 運搬数:7(『1』『2』)→5(『3』) 卵のような形をした体に黄色体色と、目から平行に並ぶ緑色斑紋大きな特徴である。跳ぶことに特化したため、泳ぎ上手でない。 おもに浅瀬生息している。産卵前後時期は特に攻撃的になり、自分よりも小さく動くものを何でも押しつぶそうとする習性がある。 イモガエルは卵や幼生捕食する敵(ダンゴナマズ・青ピクミンなど)からの捕食を防ぐため、水の上せり出し木の枝などに産卵する。卵が孵った幼生オタマオタマがイモガエルに成長する途中個体がコイモガエルである。 『2』では洞窟内の水気少ない所にも出現することがあるピクミン押し潰そうと跳んでくる。『2』まではこの攻撃ピクミン以外の敵が死ぬことは無かったが、『3』では他の生物にも当たり判定追加された。その威力は凄まじく、カニタマハサミ一撃粉砕してしまうほどである。なお、『1』『3』では、多数ピクミン囲み攻撃行ったり、身体張りかせれば飛び上がり阻止できるが、『2』では囲み攻撃をしても関係なく飛び上がる事が出来るなど、若干強化なされている。『3』『Hey!』では跳ぶ際に体を膨らませる。 『Hey!』に登場する個体歴代シリーズ比べて体が一回り大きいが、こちらから攻撃仕掛けない限り襲ってくることは無い。 コイモガエル 【和名:ダルマイモガエル 科:イモガエル科】 登場作品Hey! 子供の状態のイモガエルで、まだ尻尾生えており脚も二本しかないピクミン直接ぶつければ一撃で倒すことが出来る。ジャンプピクミン押し潰すが、厳密にジャンプ中でなくとも足元に当たり判定存在する。 マロガエル 【和名:マロイモガエル 科:イモガエル科】 【英名:Wollywog】 登場作品1、2 体長:約5cm/48 運搬数:7 地下水脈流されそのまま洞窟に棲みつき、体が洞窟生活に適応するように変化したイモガエル。岩の隙間潜れるように体が平たく変化している。長い洞窟生活のためイモガエルのような鮮やかさなくなり体色白くなった。ゲーム中でも洞窟にしか生息しない。 イモガエルとマロガエルの強さ身長差などを含め『1』ではイモガエルの方が上だが、『2』では逆転し、マロガエルの方がジャンプ力があり強くなっている。 オタマ 【和名:ダルマイモガエル 科:イモガエル科】 【英名:Wogpole】 登場作品1、2、3 体長:約4cm/37 運搬数:1 イモガエルの卵から孵った幼生水中泳いでいる。陸地上がる跳ね水中少しずつ戻ろうとする。 『1』では「希望の森」で後ろ足生えているオタマ登場したが、『2』地形同一の「めざめの森」ではそのオタマがいた水場なくなり、同ステージ別の場所でイモガエルを見られ、さらに別の場所で足の生えていないオタマ見られる『2』では仲間にする前の野生青ピクミンオタマ捕食しようとしていたことから、オタマ基本的にピクミン狩られる捕食対象である。 春先成体のイモガエルがよく跳ねまわるのは、捕食者を近づけさせないためとの説がある。 ヤキコイモガエル 【和名:ダルマヤキイモガエル 科:イモガエル科】 登場作品Hey! 炎をまとったコイモガエルで、イモガエルが炎の中でも生きられるように進化した種。作中では成長の子供の状態でしか登場しない。 ヤマシンジュ 【和名:ハエトリヤマシンジュ 科:?科】 【英名:Pearly Clamclamp】 登場作品:1 運搬数:3 二枚貝で、移動一切できない中に真珠持っている宇宙船パーツを持つものもいる)。真珠宝石として価値はないが、栄養価高く運ぶとピクミン50増える真珠は餌をおびき寄せるための囮で、この栄養価の高い真珠誘われて貝の中に入り粘液包まれ真珠取り外そうとしている内に殻を閉じて捕食消化する真珠取り出すと他の生物倒したときと同じく魂が抜け出るエフェクト表示されるが、ヤマシンジュは死んだわけではなくピクミンを貝の中に立たせると貝を閉じて捕食しようとする宇宙船パーツ取り出され場合は魂が抜け出るエフェクトが無い)。 シャコモドキ 【和名:アメリケシャコガニ 科:アナジャコ科】 【英名:Hermit Crawmad】 登場作品2、3 体長:約7cm/68 運搬数:5 見た目シャコ仲間のようだが、「モドキ」とあるようシャコ仲間ではなく実際にヤドカリ仲間カマのように見えるものはハサミ変化したのである巣穴持ち自分巣穴近くに来た小動物引きずり込んで食べ習性がある。 生息域広く水中水辺全くない陸地などどこでも生息しているが、基本的に水気の多い所にいる。 弱点背中だが、ピクミン捕まえ損ねる巣穴に戻るときに後ろ向きになり、大きな隙となる。しかしピクミンがつかまると、巣穴に戻るときに後ろ向きにならずバックするように戻る上、捕まえ損ねたときよりも早く巣穴に戻るため攻撃があまり効かなくなる。基本的に巣穴引き込まれるまでピクミンを食さないが、巣穴戻られる一切攻撃はできなくなる(なお、巣穴戻っても、アルフチャーリーブリトニー一発だけならパンチ攻撃できる)。 サイズ大きさバラきがあるが、強さ重さ金額変わらない。 なお、アナジャコ科は実在する。 デメジャコ 【和名:タイリクシャコガニ 科:アナジャコ科】 【英名:Bugeyed Crawmad】 登場作品:3 運搬数:10 『3』の再会の花園登場する中ボスで『3』では唯一同じステージ複数体が存在する中ボスである。シャコモドキ同様地面の穴住処とするヤドカリ仲間で、シャコモドキをそのまま大きくたような容姿習性を持つ。大きく異なるのは背中甲羅覆われている点で、ダメージ与えるには大きく発達した目を攻撃してひっくり返して腹部露呈させる必要がある洞窟内に生息する個体複数巣穴構えており、巣穴同士地下繋がっているため、潜った後に別の巣穴から顔を出すこともある。 原生生物図鑑によれば大きな目玉は紫外線赤外線だけでなく円偏光感知していると考えられ、そのおかげで視界の悪い泥の中でも獲物位置把握できている。また、硬い殻のおかげで天敵少ないこともあり、脱皮繰り返して大きく成長した寿命50年超える個体いるらしい。 ツブラメケメクジ 【和名:ハンジュクケメクジ 科:ケメクジ科】 【英名:Toady Bloyster】 登場作品2、3 体長:約10cm/105 運搬数:3 貝類からケメクジに進化する途中段階のもの。重要な器官を奥へ引っ込めるという貝類名残がまだ残っており、目が小さい。えらもケメクジより大きい陸地でも活動できるが、陸上よりも水中のほうが活発になる性質後述のケメクジに準じるが、光へ関心示さないため、回りこむのも攻撃も容易。しかし目の前に立っていると触手攻撃してくる。 倒すと本体溶けてなくなり(と持っていたお宝またはペレット)だけが残る(『3』では魂が抜け出るエフェクト追加されている)。えらはオニヨン運び込むピクミン25増え『2』では最大栄養価である。 『2』本編では「まどいの水源」の地上にしか出現しない。また、日にちが変わるごとに、地下洞窟に入ることでも再配置されるなど、復活が非常に速い。 『3』では触手形状変化した他、ピクミン振り払う動作行わない代わりに墨を吐き出す攻撃追加された(『2』の毒に似た攻撃全てのピクミン効果があるが、混乱するだけで死ぬことはない)。 ケメクジ 【和名:ヒトハナケメクジ 科:ケメクジ科】 【英名:Ranging Bloyster】 登場作品:2 体長:約20cm/211 運搬数:3 地下洞窟シャワールーム」のボス地下洞窟百戦錬磨の穴」でも中ボスとして登場する貝類から進化して殻を捨てた種類背中ついているのようなものはえらであり、同時にケメクジの弱点でもある。ツブラメケメクジより移動早く陸地でも活発に行動できる粘着性のある7本の触手獲物捕らえ捕食する光るもの興味示しとりあえ捕食しようとする習性から、プレイヤーキャラのうちリーダーである方(識別灯が光っている方)に反応する背中目玉が、オリマー反応している際は赤色ルーイ社長場合青色点滅する旋回速度が非常に早く普通に走って背中回りこむことはほぼ不可能なため、リーダーをいつでも交代できることを利用して2人ピクミン連れてケメクジを挟み込めば攻撃可能。7本の触手での攻撃の際は隙ができ後ろ回り込むことができる。紫ピクミンなら直接ぶつけてダメージ与えられる。またケメクジの性質としてリーダー切り替えると赤にも青にもならず、2秒ぐらいケメクジがとまる。その2秒を利用して光った切り替え光った切り替えこまめに切り返して回り込めば捕食振り払いの隙を与えず安全に早く倒すことができる。 カニタマ 【和名:ネギボウズガニ 科:ネギガニ科】 登場作品:3 運搬数:8 玉葱のような姿をした巨大なカニで、右側のはさみのみが硬く大きく発達している。はさみは攻撃の他にも、外敵から身を守ったり、メス求愛する際に使ったりとまさに生命線ともいえるもの。その他にピクミン突撃は体を持ち上げて避けたりピクミン振り払った後には泡を吐いて動作封じてきたり(原生生物図鑑によれば、この泡は驚いて呼吸した際に空気エラ中に残っている水分混ざって出水孔から放出されものらしい)と多彩な動き見せる。 はさみは岩ピクミン投げつける破壊することが可能で、はさみを破壊される途端に臆病になり泡を吐いて逃げ回るうになる他生物と違い岩ピクミン投げ当てた際に振り払う動作見せない。他にも、バクダン岩の爆風やイモガエルの踏みつけ利用することで一撃ではさみを破壊するともできるまた、バクダン岩を持ったピクミン捕食しようとするバクダン岩のみを飲み込んでしまい即死する。 ウオノコ 【和名:クチボソバナナウオ 科:バナナウオ科】 登場作品:3、Hey! 運搬数:1 群れ水中を泳ぐ、尖った口と巨大な目を持つ。こちらに気づく突進してくる。水中出現するので、青ピクミン以外では倒せない。 水中青ピクミンはもちろん、発達してビレ一体化したビレ使って水面からジャンプして水上飛んでいる羽ピクミンまでもを捕食しようとする原生生物図鑑によれば作中登場するのは既に成体であり、孵化からほとんど大きさ変わらない繁殖期には腹部側面にある斑紋周り淡い桜色に染まる。ゲーム中に登場する個体全て腹部側面にある斑紋周り淡い桜色染まっている事から、繁殖期である模様カワスミ 【和名:ハナイカモドキ 科:イカモドキ科】 登場作品:3 運搬数:5 水中を泳ぐイカのような生物金魚のような見られる普段ゆっくりと遊泳しているが、ピクミン気付くと直立体勢になり、捕食しようと近づいてくる。また、攻撃されると墨を吐いて抵抗するなど、攻撃的。墨はツブラメケメクジと同じものでピクミンが死ぬことはない。水中出現するので、青ピクミン以外では倒せない。 原生生物図鑑によれば、イカモドキ科の特徴として、虹色素胞のない透明な身体と腕が10本でなく2本である点が挙げられる。花のようなヒレえんぺら)を揺らしながら優雅に泳ぐ姿から、観賞用として人気が高い。体内には褐虫藻共生しており、光合成得られる栄養酵素働き軽度な傷を自然治癒してしまうなど、見かけによらず意外とタフな生き物である。 アワダコ 【和名:フクラダコ 科:フクラダコ科】 登場作品:3 運搬数:7 タコ似ているが、実際陸水両棲ヒトデ近種夜行性のため昼間寝ているが、主人公達近付いたり、ピクミン攻撃仕掛けると身体膨らませた後、泡を吐いて威嚇をする。泡に触れたピクミン一定時間泡に閉じ込められるが死ぬことはなく、ピクミン投げ当てるか一定時間経過する救出できる原生生物図鑑によれば、泡は本来産卵の際に卵を包んで保護しつつ生態圏拡大させるために使われている模様。 オオゴロンガゼ 【和名:オオトゲゴロンガゼ 科:ゴロンガゼ科】 登場作品Hey! 水中ウロウロ移動するウニのような生物で、知性は無い。全身棘に覆われていて倒せないので、避けながら進む必要があるタコヒトデ 【和名:テヅルタコヒトデ 科:タコヒトデ科】 登場作品Hey! 三本の腕を生やしたタコのようなヒトデのような生物刺激与えるとしばらくの間腕を引っ込めるピクミン捕食することは無い。

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