ゲンゴロウ類とは? わかりやすく解説

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ゲンゴロウ類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/11 14:06 UTC 版)

ゲンゴロウ類(ゲンゴロウるい)は昆虫綱コウチュウ目ゲンゴロウ上科(Dytiscoidea)に属する水生の数科にまたがる水生昆虫の総称。


注釈

  1. ^ コンラート・ローレンツはその著書The King Solomon's ringにおいてゲンゴロウの幼虫を最も獰猛な動物の一つに上げている。二匹の幼虫がお互いを食い合い両者とも内蔵が消化され死んでしまう例を「よく見かけた」と言う。
  2. ^ Sharp, D. 1884. The water-beetles of Japan. Transactions of the Entomological Society of London 32: 439-464.によって"Higo"から記録された。疑問種として扱われることが多いが、韓国から記録されていることからこの記録の標本は正に日本で採集された可能性がある。なお、採集したのはGeorge Lewisである。
  3. ^ 以前はムカシゲンゴロウ科 Phreatodytidaeとして扱われていたが、近年の分子系統学的研究により、現在はコツブゲンゴロウ科に含まれている。系統学的解析では、ホソコツブゲンゴロウ属 Notomicrusと単系統群である可能性が指摘されている。

出典

  1. ^ 産経新聞 2010年6月30日 2010年7月1日閲覧
  2. ^ 細井文雄「コオロギだけで育ったゲンゴロウ」『インセクタリゥム』1994年10月号(東京動物園協会)。
  3. ^ 江蘇新医学院編、「龍虱」『中薬大辞典』、p625、1986年、上海科学技術出版社 ISBN 7-5323-0842-1
  4. ^ a b 森 & 北山 2002, p. 139.
  5. ^ ミウラメクラゲンゴロウ Morimotoa phreatica miuraiは、2021年の論文(Yanagi & Nomura, 2021)によって種に格上げされたため、現在は独立種 Morimotoa miurai S. Uéno, 1957として扱われる。
  6. ^ a b Takeharu Yanagi & Shuhei Nomura (2021). “A New Species of the Subterranean Diving Beetle Genus Morimotoa (Coleoptera, Dytiscidae) from Tokushima Prefecture, Japan”. Elytra, New series 11(Supplement): 87-93. ISSN 21856885. https://cir.nii.ac.jp/crid/1524232505985809920. 


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