ゴーハ社 / ゴーハ・コーポレーション
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「遊☆戯☆王SEVENS」の記事における「ゴーハ社 / ゴーハ・コーポレーション」の解説
ゴーハ社長 / 社長ドローン / ドール 声 - はじめしゃちょー 口元にGの文字が書かれた黒マスクを被った謎の男。その正体は代々社長となる者を補佐し、社長となる者が密かに被ってきたドローン。被ると精神的負荷が掛かり、その影響で前の社長をやっていた銀髪の男が倒れたため、ミミに正体を説明した後、被る事を了承した彼女へと移行した。 第41話でゴーハ社に「ぼくがかんがえたサイキョーのさくせん」と書かれたノートが届いたのを機会に「ラッシュデュエルトーナメント」の開催を認め、ノートの詳細と届け人を探し出すことになる。 第54話からはゴーハ社長兄弟たちが地球に帰還したのを機会にミミを社長を解任し、ユウオウの下にサポートする。 第77話からはゴーハ・ユウガの背中の飛行パーツとして、彼の下に付いている。 第88話でゴーハ・ユウガの身柄を拘束したことで、第91話よりオーティスのサポートに移行する。最終話ではオーティスにこき使われた影響で元の姿が分からなくなってしまっていた。 秘書 声 - 柳田淳一 社長の秘書を務める男。第32話で初登場し、正体を知らず新社長となったミミに、遊我達がゴーハ6小に転校したことを告げるが、いつもと社長の反応が違うことに少し訝しんでいた。 ゴーハ社の幹部 声 - 山根雅史 Gの文字が書かれたアイマスクを被った社員の男。勝手にインストールされたラッシュデュエルの問い合わせの殺到で焦っていた。 安立 ミミ(あたち ミミ) / ナンバーシックス / 謎の覆面アドバイザーM 声 - 鈴木梨央 ゴーハ第7小学校に転校してきた不思議な女性。正体はゴーハ社の中でも6人しかいない最高幹部「トップ・オブ・ヘキサゴン」の一人。第28話で「トップ・オブ・ヘキサゴン5名の暴挙を止められなかった職務怠慢」により平社員に降格され、それに納得できず、社長室へと行くが、前の社長を務めた男が倒れたため、ゴーハの社長というものの真相を知り、リスクを知りながらも社長ドローンを被り新社長へと君臨するが、第54話で元々の社長であるゴーハ兄弟が地球に帰還した事により、社長を解任され平社員に降格された。その後は図書館の受付係となっていたが、第68話でゴーハ社に復職したのち、エネルギー開発部ゴーハニウム課(後述)に所属。最終話(2年後)ではゴーハ社の副社長に就任した。 見た目は小学生と間違われるほどの美少女だが、実年齢は37歳でありヨシオという息子がいる一児の母親でもある。一人称は「あたち」(稀に「私」)。少女の見た目故、成人しているのに繁華街で補導されかけるなど色々面倒な目に合ってきたが現在は「神様がくれた宝物」として受け入れている。料理が得意。「バッチグー」「バイビー」「しもしも」等バブル時代めいた古めかしい言葉を使い、相手への贈り物も古い(物自体は相応に喜ばれている)。また遊我に少女の見た目を「特殊メイク?」と触れられた時は「美魔女」と返している。デュエルでは古き良き時代の伝説のモンスターがお水化したカードを使う。 「極秘 ラッシュデュエルのひみつがぜんぶかいてあるノート!!」と記されたノートを目にしてからラッシュデュエルの削除方法がある物だと思い込み、そのノートを奪取の目的としてゴーハ第7小学校に侵入し遊我達と親睦を深める。深夜に遊我の研究所に忍び込むが、既にミミの挙動を警戒していた遊我達に見つかってしまい、咄嗟に「ラッシュデュエルについて学びたい」という嘘を付き、遊我にとっては喜ばれ労せずノートを貰える都合の良い展開になり、「ミミが勝ったらノートは辞退、遊我が勝ったらノートをミミが受け取る」という極秘ノートを掛けた本末転倒なラッシュデュエルを行う事となる。結果はミミの敗北に終わり、遊我の気持ちに対し後ろめたいながらもノートを受け取ってゴーハ社に帰還する。しかし、ノートの中身は遊我本人にしか理解できない落書きの様なメモばかりであり、結局ラッシュデュエルの削除方法が見つからないまま遊我達に付きまとい続ける事となった。 ロアロミンの大ファンで、特にロアがお気に入りでライブに行ったりしているが、七冥館でのライブの際ロアの仕掛けた「セブンスロード・マジシャン」不正カード疑惑の発生及びオーティスの出現という大アクシデントにより、ゴーハ幹部として社員たちを率い対応に四苦八苦する姿も描かれていた(この時、仮面とマント姿に数瞬で着替え終わっていた)。 立場上ラッシュデュエルには批判的だが、デュエルに負けても心から楽しそうに笑っているヨシオを見た事で考えを改める母親の一面も見せている。 遊我達の監視のためにネイルのゲームに参加し「ナンバーシックス」として遊我達とラッシュデュエルを挑むはずが偶然ヨシオが加わったことでヨシオとラッシュデュエルすることになる。モンスター3体を揃えてヨシオを追い込んだはずが、ヨシオの新しいエースモンスターでラッシュデュエルを敗北する。そして、疲労して気絶するヨシオをルークが先にキャッチしようとするのだが、突き飛ばして、自分がキャッチし、その際仮面が割れてしまい遊我達に素顔を見られ正体を告白する。 直後ゴーハ社の立場でありながら遊我の仲間だとネイルのAIに認識されてしまい、結果デュエルディスクにペナルティが一つついてしまった。ヨシオが彼自身の夢について作文を考えて一睡できずにその場で寝てしまったのを介抱し、家まで運んで行く際にヨシオに正体を言わないよう遊我達に内緒だと約束させた。 第21話では謎の覆面アドバイザーMという戦隊ヒーローのような格好(ハート型のマークが入った仮面と全身ピンクのスーツ)で、遊我達の前に現れセツリの庭を案内するかのようにポーズを取るがギックリ腰を起こしてしまい、ポーズをやめて去って行った。 第44話ではゴーハ社長の姿のままロアとラッシュデュエルを行うがもっと堪能したいと浮かれ気味のところゴーハ社長ドローンにラッシュデュエル終了まで洗脳されてしまい、自身のデッキに無い「バイス・ジャッカー」を入れられ使用するも敗北する。 第60話では図書館の受付係として働いていた所、「SEVENS」の本を読んでいたグルグルに遭遇し、本を献上してゴーハ社に返り咲くために彼にデュエルを挑むも、『ブラック・マジシャン・ガール』の魔術師コンボの前に敗北する。本自体こそ奪えなかったものの、その後はグルグルや遊我たちと共に本の内容を確認した。 第63話ではザ・ルークメンの被っていたマスクがゴーハ社の社長室に存在していたものだと思い出し、確信を探る為にロア、グルグルと共にゴーハ社に潜入。ロアがルークとラッシュデュエルしている隙を突いて社長室に潜入し、ザ・ルークメンのマスクが消えていた事を確認し、それを遊我達に伝えた。 切り札は「治療の神 ディアン・ケト」がバブリーな姿となった「逆玉の神 ディアン・ケト」と「監獄の神 ディアン・ケト」。2500の攻撃力に加えライフ回復能力を持ち、蘇生カードで蘇るしぶとさも見せた。 西園寺 ネイル(さいおんじ ネイル) 声 - 松岡禎丞 ゴーハ市地下に広がる「セツリの庭」で遊我達を待ち受けていた天才少年。11歳。自然の摂理に則って合理的なデュエルを行う。 3歳の頃、その頭脳のあまりゴーハのシステムをハッキングし、人工衛星を落としてしまう危険行為を働き、それを危惧した両親が彼に与えたのがデュエルであった。デュエルにおいてもその手腕をいかんなく発揮し、そこからゴーハ社にスカウトを受ける形でプログラマーとして所属する事となり、ゴーハデュエルの一切を取り仕切っていた。ホログラムのオーティスに「デュエルは変わる」と告げられ、ラッシュデュエルをアンインストールできなかった事から遊我の存在に行き付いた。 ラッシュデュエルに関しては社の意向に違わず、当初のミミと同様に完全抹消を図っており、遊我達のアカウント抹消を狙い刺客を放った。ミミとはお互いに面識がなかったが、彼女が実はゴーハ社の幹部として「何があっても後悔しないように」と言いゲームに参加を認めた。ミミとヨシオがラッシュデュエルで勝敗に関係なく遊我に関連ある者達にデュエルディスクにペナルティを与えた。 偽カイゾーを使って罠にこそ嵌めたものの本来は卑劣な手段は好まないらしく、チート行為を行った新太をバッサリ切り捨てる・ルークが猫山を撃破したところで「今日はもう遅いので帰って宿題でもしたまえ」と全員を帰宅させている。 遊我とのラッシュデュエルの際には、遊我がプログラムの羅列の中にワザと残した隙間から、自身が開発した新たな召喚法「マキシマム召喚」を使用し、召喚したモンスター「天帝龍樹ユグドラゴ」の圧倒的な力で遊我にワンターン・キルで勝利する。 その後、遊我との二戦目では遊我が新たな切り札「超魔機神マグナム・オーバーロード」をマキシマム召喚するも、自身の魔法・罠カードで「超魔機神」自体をデッキに戻し優位に立とうとしたが、それをリカバリーし遊我が再び召喚した「超魔機神」の一撃を受け、ついに敗北する。 決着後はカイゾーのデータを返還し、ガクト、ロミン、ルークのIDカードを元に戻し、遊我に関連ある者達に付けていたデュエルディスクのペナルティも全て帳消しにした。なおこの際、あくまで対等である為という理由からネイル自身にもデュエルディスクのペナルティを付けており、遊我に敗北した事でペナルティがMAXとなり、アカウントが停止する事になった。 第44話では「ラッシュデュエルトーナメント」参加のための特別に新規のIDカードを再発行することで、遊我・ロアと共にチームを組み、「遊我ネイル with R」の名前で結成する。「ラッシュデュエルトーナメント」開催中にゴーハ社に届いたノートの差出人の詳細を遊我とロアと共に探し回っていた。第50話でガクトと当たりラッシュデュエルを挑むも、ガクトが発動した罠カードの効果ダメージにより、お互いのライフポイント0となって引き分けになった。 「ラッシュデュエルトーナメント」以降では中立の立場として遊我たちとゴーハ6兄弟の戦いを見守っていたが、第65話でユウオウから社長命令を下され遊我たちの前に現れ、遊我たちの代わりに名乗り出たアサナとラッシュデュエルを行う。魔法カードを駆使し何度も「天帝龍樹ユグドラゴ」をリカバリーする戦術でアサナを追い詰めるも、仲間たちの力を合わせた戦術の前に敗北。その後は自らゴーハ社を退社。デュエルディスクとIDカードを置いてその場を去っていった。 第69話では経緯は不明だがセバスチャンと共に馬井食堂に居候しており、ガクト達にゴーハ社に入社する遊我に付いて行く(共に入社する)様に伝えた。 第76話からは馬井食堂が始めた出前・配達サービス「ウーマーイーツ」の配達員となっており、ルークからの注文を受けて料理を送り届けた。 第79話では、ルークとゴーハ・ユウガのデュエルの際に、ユウガが発動した「死者蘇生」の効果の余波を受けてしまい、デュエルに関する記憶を封印されてしまう。以降はゴーハ社に復職し「セツリの庭」でプログラミングに没頭する様になっていたが、第83話にてセバスチャンによる、今までの戦いの記憶を辿るラッシュデュエルを通じて、無事に記憶を取り戻した。 セバスチャン 声 - 多田野曜平 ネイルの執事兼玉座のマッサージチェア型のドローン。一人称は「私(わたくし)」。 ネイルに心酔しており、彼に忠誠的である。表面的には「備わるべきは、お仕えする主を、勝利に導く合理性のみ」と感情の有無を否定しているが、ネイルの事になると感情的になる。 第三の刺客として遊我とデュエルし、玉座・椅子のあり方について語ると共に「暗黒の玉座」と「イスの冥王ダユー」のコンボで1ターンキルを狙うが敗北する。 その後ネイルに「これ以上傍にはいられません、粗大ゴミにして廃棄して下さい。ご安心下さい、私に代わる、新しいマッサージチェアを、至急用意致します」と廃棄処分を願い出るが、「私が傍に置いておきたいのは、マッサージチェアじゃない、君なんだ」と却下され彼の言葉に涙し「故障でしょうか?このようなプログラムはインストールされていません」と述べ、涙を流した。 第28話にてネイルの命を受け、教員免許を習得し、ラッシュデュエルクラブの顧問に就任した。遊我たちがラッパデュエット大会(闇のラッシュデュエル大会)参加のために第6小学校を赴いてから遊我とアサナのラッシュデュエルで遊我が負けてしまい、カイゾーと共に拘束される。 第34話ではアサナが使うマキシマムカードの真相をネイルから聞き出すために、遊我の使いでカイゾーと共に彼の元に向かおうとするも途中で指圧帝国の刺客である地下子と遭遇し、ラッシュデュエルを挑まれるも敗北する。しかしこのデュエルはカイゾーを地下子から遠ざけ、1人でネイルの元に行かせるように自らが囮となる作戦であった。この作戦は成功し、カイゾーがネイルの元に到着したと同時に自身は森の中で力尽きるも、第38話でネイルの元に回収された後に修理され、目を醒ました。 第65話ではユウオウから「社長服従プログラム」を無理やりプログラミングされ、自立機能を失い、さらに退職したネイルとも離れ離れにされかけるも、ネイルと共に居たいという忠誠心から自ら電源コードを引きちぎり「社長服従プログラム」ごと機能を停止させたが、第69話で遊我に修理され、ネイルと共に馬井食堂に居候している。 第83話では『死者蘇生』の影響で失われたネイルの記憶を取り戻すため、彼にラッシュデュエルを挑む。この際、ネイルから処分するように命じられるも、それをせずに取っておいた『天帝龍樹ユグドラゴ』のカードを使用し、デュエル自体には敗北するも、無事にネイルの記憶を取り戻した。 ゴーハ66(ゴーハ・ダブルシックス) 声 - 中田譲治 ゴーハ社の社員。常に仮面を付けている。定年を迎えた66人の社員(全員66歳)が縦一列に重なって並んでおり、それが名前の由来となっている。マキシマム山の坑道の奥に存在するゴーハ社のラッシュデュエルを含む全てのデュエルに関するデータが記録されたメインサーバーを支配・掌握するため、多数の重機ドローンを従い、ゴーハ第6小学校の炭鉱を調査していた。しかし、それを阻止しようと現れた重機デュエルクラブと大華によって全員倒されてしまい、さらにそこに現れたルーク達によりカイゾーを通じて自分たちの目的を全て暴かれてしまった。 エネルギー開発部ゴーハニウム課 日ごろ、怪しい実験をしている部署。実験室がゴーハ社では最下層である地下45階に存在している為、他の社員からは45(死後)の世界と呼ばれている。劇物であるロミンのカレーを実験材料として回収したが、腹を空かせたルークに全て食べられてしまった。Dr.ガンマ(ドクター・ガンマ) 声 - 高木渉 Dr.デルタ(ドクター・デルタ) 声 - 裕樹 Dr.ゼータ(ドクター・ゼータ) 声 - 山根雅史
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ゴーハ市の大企業。デュエルディスクを介して発信されるユーザー情報を完璧に管理している。実力さえあれば未成年でも採用する場合がある。オーティスが企てた「ラッシュデュエルトーナメント」を提案したノートと真の目的であるラッシュデュエルの完全削除で、それを知ったゴーハ市の住民達からの反発を買った影響により、大会終了後に会社の業績を悪化する一方となった。
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