ゴーハ兄弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:40 UTC 版)
「遊☆戯☆王SEVENS」の記事における「ゴーハ兄弟」の解説
第2シーズンより登場。6人全員が「ゴーハ宇宙小学校」出身の小学生であり、ゴーハ社の真の社長。元々は敵勢力であったが、ユウオウが単独で裏切ってからは彼以外の4人が遊我側に協力し、ユーガが目覚めて以降はユウオウも他の兄弟達とともに遊我側に協力。第91話ではグルグルの記憶を取り戻したユーガも遊我側に加わった。 ゴーハ・ユウロ 声 - 江口拓也 ゴーハ兄弟・長男。自身が所持するマシンに乗りながら行う『ライディング・ラッシュデュエル』を得意とする。第54話では遊我にライディング・ラッシュデュエルを挑み、途中まで追い詰めるも敗北。その後、ユウオウに負けた罰として社長を解任させられたのちに「自由を追い求める」と言い残してマシンを飛ばして去っていったが、第55話でゴーハ第7小学校に転入してきた。 第69話からは「ゴーハ社に入社する」というユウオウの提示した条件を遊我が受け入れた事で、ユウガ以外の他の兄弟と共に社長に復帰している。 第90話では遊我たちが月に行く際、月面でオーティスが待ち構えている事を予想し、対抗手段としてラッシュデュエルロボの強制ギブスを遊我に渡した。 ゴーハ・ユウジーン 声 - 矢野正明 ゴーハ兄弟・次男。ランニングマシーンで走りすぎた勢いで宇宙船から海に落下、そこで出会ったイルカのイル男と競い合い、お宝であるイルカ(海竜族)デッキを譲り受けた。その後、遊我にラッシュデュエルを挑むも、遊我が泳げないという理由からルークに交代。自身のエース『海竜-ダイダロス』の効果と、フィールド魔法『海』をドローすれば勝利出来ていた状況にまでルークを途中まで追い詰めるも、『海』ではなく『小川』を引いてしまったため、敗北。その後は負けた責任を取って社長を解任した後に、海の中に落ちて行った。その後、経緯は不明だがゴーハ水産小学校の間黒七海の漁船に乗り、共にマグロを釣り上げていた。第62話ではユウオウとユウガを除いた極秘会議に参加し、兄弟との再会を果たした。また間黒七海とは仲良くなった影響か、語尾に彼の口癖である「~ツーナ」が付く様になった。 ゴーハ・ユウカ 声 - 唯野あかり ゴーハ兄弟・長女。一見聡明に見えるが内面は熱血漢な性格。野球好きで、デュエル中も自らウグイス嬢・実況・解説役をそれぞれこなしている。使用するデッキも「ズバババッター」「ガガガガイヤ」など、野球に因んだ名前とビジュアルをした炎属性・戦士族を中心としたものであり、エースモンスターは『背番号39 球児皇ホーム』と『背番号99 球児皇龍ホームグランドラ』。それらのエースモンスターのアドバンス召喚の向上では、「低めを2球見送って、オーバーフェンスを予告。アドバンス召喚だ。」と述べている。 第56話ではルークが勝手に遊我たちを巻き込んで参加したゴーハ市の野球入団テストに現れ、遊我達の中から指名したロミンとラッシュデュエルを行った末に勝利。ゴーハ兄弟側で初の勝ち星を得た。その後、デュエルを通してロミンへ野球の才能を見出したことから契約書にサインを書かせようとするが、彼女からは逃げるかのように拒否されてしまった。第61話では自分たちを差し置いてユウオウが単独で行動している事を知り、改めてゴーハ兄弟の結束を知らしめる為に遊我達の前に現れ、ロアとラッシュデュエルで対決した末に敗北した。なおロアロミンの事は一切知らなかったらしく、遊我達を驚かせた。 ゴーハ・ユウラン 声 - 斉藤壮馬 ゴーハ兄弟・三男。普段は口数が少ない物静かな性格であり、デュエルを行う際も周囲からは彼に付き従う女将ドローンの指示に従う形で行うように見えるが、実際は相手の戦術・行動パターンを事前に研究・分析し、常に相手の一手先を読み、相手が勝利を確信した際の隙を狙って斬り返す優れた戦術家。エースモンスターは『千年の盾』。また剣道の達人でもあり、数十人の剣道部の部員に囲まれた際にそれを一瞬で倒している。第57話ではゴーハ市の剣術大会の場に現れ、ガクトとラッシュデュエルを行った末に勝利。ゴーハ兄弟側で二つ目の勝ち星を得た。第62話ではユウオウとユウガを除く兄弟全員で極秘会議を行い、ユウオウを社長の座を剥奪させようと結託するも、ユウオウ側にこの会議の模様をハッキングされた女将ドローンを介して全て知られてしまった事から、逆にユウオウのラッシュデュエルの敗北の代償を一方的に押し付けられ、社長を解任させられてしまい、その後、宇宙船から落とされてしまった。 第66話では、フュージョン召喚とザ☆ルークメンの誕生の経緯を自身の見解で遊我達に語った。 ゴーハ・ユウオウ 声 - 山下大輝 ゴーハ兄弟・四男。傀儡人形を操る人形使い。他の兄弟とは違い、一人だけ社長ドローンと共に裏で暗躍している。表向きではエースモンスターは『大逆転の女神』であるが、実は他の兄弟には内緒で独自の召喚法である「フュージョン召喚」の研究を進めており、遊我とのデュエルにてそれを初披露。真のエースモンスターである『メタリオン・アシュラスター』をフュージョン召喚し、遊我のマキシマムモンスターを下して勝利。ゴーハ兄弟側で三つ目の勝ち星を得た。しかしその後、ユウカがロアに敗北したことで同点となった事で、第62話では単独で遊我達にラッシュデュエルを挑もうと現れるも、そこに突如現れたザ・ルークメン(ルーク)の横槍が入り、彼と戦うこととなる。前回とは別のフュージョン・モンスター『メタリオン・ヴリトラスター』を召喚するも、ザ・ルークメンが新たに召喚したフュージョン・モンスター『超撃竜ドラギアスターF』により、敗北する。その後は敗北した事によりユウランからゴーハ社長の権限を剥奪されかけるも、自身が所持していたユウガの『社長バッジ』から社長の座を保持する。さらに社長ドローンを介して女将ドローンをハッキングし、自身とユウガ以外の兄弟間での極秘会議をしていた事を知った事から、自身のラッシュデュエルの敗北の代償をユウランに押し付けると同時に彼を社長を解任させ、宇宙船から落とさせた。 第67話ではザ☆ルークメンが敗れた後、宇宙船で逃げようとした所、降り注ぐゴーハ流星群と共に帰還したカイゾーが宇宙船に突っ込み、冷蔵庫に保存されていた「プリマギターナカレー」を起爆したさせたことで宇宙船が墜落。敗北を認め、ラッシュデュエルロボの強制ギブスの電源を停止させた。 上記の振る舞いから、他の兄弟たちとは完全に袂を分かち、以降はザ☆ルークメンと社長ドローンと共に行動していたが、敗北後でも自分に対して優しくしてくれる他の兄弟たちに戸惑いと疑りを感じていた所、美少女ロミンとガクトに遭遇し、成り行きで二人に相談をした所「サプライズ・パーティー」の準備をしてくれているというロミンの答えから、この日が自分の誕生日であった事を思い出す。その後、二人との特訓を通じて感謝の気持ちを伝える事を学び、宇宙船に帰還後、本当に自身の誕生日パーティーを企画してくれていたユウガ以外の他の兄弟達に笑顔で感謝の言葉を伝えた。 第77話ではゴーハ社の地下工場で暴走したグルグルとラッシュデュエルを行い、彼を元に戻す為に「死者蘇生」のカードを使用し、元に戻すための呪文を唱えるが、その呪文が原因となりグルグルの中に封印されていたゴーハ・ユウガを目覚めさせてしまい、逆転負けを喫する。この際、ユウガが使用した「死者蘇生」のカードの影響を受け、デュエルに関する全ての記憶を封印されてしまい、人形で遊ぶ純粋な子供になってしまったが、ミミが見つけてきた「SEVENS」の書物のデータを見たことと、空から落ちてゆくユーガの姿を見た事で、記憶を取り戻した。 ゴーハ・ユウガ 声 - 伊瀬結陸 ゴーハ兄弟・五男。爬虫類族を中心としたデッキを使う。幼少時、勝利の為なら手段を選ばないデュエリスト達の姿を見た事で「勝つ事が正義」という考えを植えつけられた影響により、他の兄弟とは対照的に好戦的で凶暴な性格となった。ある時、より多くの勝利を求める為にゴーハ社の地下工場で禁忌とされている「死者蘇生」のカードを精製した所、他の兄弟達に阻止され、同じく「死者蘇生」のカードを所持していたユウオウによって、デュエルに関する全ての記憶を封印され、社長バッジとデュエルディスクを回収された。この時、他の兄弟達も死者蘇生の記憶封印の効果を受けてしまった事から、彼に関する記憶が封印されていた。 復活後は「死者蘇生」のカードを使用してガクト、ロミン、オーティスなど、各デュエリスト達の記憶を封印して回っていたが、遊我とルークがラッシュデュエルを通して各デュエリスト達の記憶を取り戻した事により、自身の思い通りにいかない事に苛立ち始める。さらに記憶の奥に眠っていたグルグルの時の記憶とゴーハ兄弟との思い出に苛まれ、空から落下した後、ゴーハの町を彷徨っていた所をハイヤー幽霊子に拉致され、磔にされた所で、記憶を封印された演技をしていたオーティスと再会する。その後、第90話にて他のゴーハ兄弟から拘束を解かれ、救助された。この際、記憶が戻りかけているためか、語尾に「グリュ」が付くようになった。第91話では宇宙に向かおうとした他の兄弟達に加わり、遊我たちに協力した。 詳しい詳細は「グルグル」を参照。 女将ドローン 声 - 河野茉莉 ゴーハ・ユウランに付き従うドローン。女将のような格好をしており、語尾に「どすえ」と付ける。普段から口数が少ないユウランの代わりに会話および解説役をする事が多い。第63話ではユウオウによるハッキングを受けた影響か、壊れかけの状態で遊我達の前に現れ、その後遊我に修理してもらった。
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