グレート戦隊ウッキーファイブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:26 UTC 版)
「サルゲッチュの登場キャラクター」の記事における「グレート戦隊ウッキーファイブ」の解説
特殊なバナナ「バナナミンZ」を食べてパワーアップした、普通のピポサルよりも優れた能力を持つピポサル集団。『2』にて初登場した。なお、『3』では「活劇戦隊ウッキーファイブ」と改名しており、サルレーダーかサルブックで誕生日が明らかになった。全部で5人おり、「戦隊」と銘打っているが、戦う時は他の仲間とは連携せず、ほとんど単体で行動している。その為、ゲーム版では全員が揃って登場するのは紹介時ぐらいであり、ボスとしては一人ずつ戦う。 服装も毎回変わっているが、アニメ版と『サルサル大作戦』での恰好はほぼ同じである。 劇場版やアニメ第2期にも登場。 ウッキーレッド(Monkey Red) 声:郷里大輔 / 梅津秀行(アニメ版) ウッキーファイブのリーダー。10月11日生まれ。田舎サルで訛りが強く、「〜ぺ」が語尾に付いている。都会のプロレスラーに憧れていたサルで、その潜在能力をスペクターに見込まれ、部下になった。オナラがとても臭い。 『2』ではホワイトと共に登場。ピポッチを連れ去ったあと、後に周囲を恐竜が徘徊するリングのようなステージでヒカルを待ち受ける。ダメージを受けると、恐竜の頭をつかんでバックドロップを行い、それに巻き込む形で反撃を仕掛けてくる。 『サルバト〜レ』『ミリオンモンキーズ』では画面を飛び回り、回避不能の全体攻撃をする召喚サルとして活動している。また、複合競技である格闘B決勝のファンサル。 『3』では中華風のコスチュームで登場。カンフー映画の主役サルらしい。棍棒を武器にする。オナラを使った攻撃が多彩になり、より強烈になった。 『アカデミ〜ア』ではジュニア1年を担当。 『サルサル大作戦』では初のトップバッターを担当。ヒカルを捕まえていて、読書するなど今までと違った一面を見せ、曰く「体だけでなく頭も鍛えた」。今回は珍しく生身では戦わず、赤く塗装したゾウロボを使ってくるが、まだ操作に慣れていないのか動きが拙い。 アニメ版では喋り方は同じだが、オナラを使う模写は無くなっている。ウッキーファイブの中ではまともなほうである。なお、同じ赤い「バカ」同士としてピポトロンレッドとは仲が悪い。35話ではテレビ局で偽の手紙を賭けてカケル達を待ち構えており、単独で勝負を挑んだハルカとリング上で恥ずかしいポーズをさせられるコスチューム対決を繰り広げた。激しいラッシュでハルカを追い詰めるが、カケルがライトメックを持って来た為失敗。最終的にライトメックに携乗したハルカにコスチュームを全て着せられ、偽の手紙が馬鹿げた内容だったことに怒りを買って殴り飛ばされた。41話ではその場の状況もあったのか、性格が乙女に変わった事があり、カケル達を驚愕させた。最終的に戻ったが、苦手だった細かい作業の編み物は出来るようにはなった。 ウッキーブルー(Monkey Blue) 声:櫻井孝宏 / 川島得愛(アニメ版) ウッキーファイブの快速一。ほとんどが一輪車に乗って登場する。9月11日生まれ。二枚目。交通ルールをきっちり遵守する真面目な性格。ウッキーピンクやアキエに惚れていた。 『2』では一輪車に乗り、突撃と爆弾が主な攻撃方法だった。ステージ内は信号が配置されており、赤信号の部分は絶対に通らず、ヒカルとの間にある信号が赤になっているとその場で悔しがる(なお、ヒカルが赤信号を通ろうとすると床が抜ける)。 『サルバト〜レ』では、ダッシュフープ1次予選のファンサル。ファンレターに「マシンをパワーアップ中だ」と記された。 『3』ではカウボーイ風の衣装を着ており、『ガンマン十ヶ条』を信条としている。一輪車も(駆動は相変わらずペダルだが)エンジンとハンドルをつけるなど改造され、ショットガンや、『2』で持っていた爆弾ではなくダイナマイトを所持している。サトルやサヤカに対し挑発的。倒されても再び立ち上がり決闘を挑む。サトルとサヤカを倒してスターになった後、ウッキーピンクをデートに誘うつもりだったらしい。なお、『ガンマン十ヶ条』はプレイヤーがダメージを受けた際に一部を聞くことが出来るが、十ヶ条全てを聞く事はできない。倒した後、アキエが残りは何だったのか気にしている。 『アカデミ〜ア』ではジュニア2年を担当。 『サルサル大作戦』ではアキエを捕えているが、お茶会を行い、捕虜とは思えないほど丁重に扱っていた。今作ではアキエに惚れており、告白しようとしていたり、倒された時彼女の名を叫んでいた。馬の形にした一輪車を使用し、ムチも使用してくる。 アニメでは、かなりズレたキャラになっており、カケルたちにスペクターが仕掛けたワナの場所を言ったり、自分の仕掛けたワナに自ら突っ込んだりする。ヒロキいわく「冒険オタク」。口癖は「ニヒル!スリル!デンジャラス!」で、彼がメインの時は必ず言っている。その反面、誰かに恋をするということはなくなっていた。 ウッキーイエロー(Monkey Yellow) 声:樫井笙人 / 鈴木琢磨(アニメ版) ウッキーファイブの重量戦士。オカマ。4月4日生まれ。 『2』では力士の恰好をして、土俵の中で戦うことになる。相撲の突っ張りや柱への張り手による物落とし攻撃をしてくるが、土俵から押し出すと土俵の周囲にまかれた撒き菱に思い切り刺さってしまう、事実上弱い存在。だが1回目の戦いで逃走(本人曰く「ダイエット中で戦闘力が疎かになっているから」)。その後バナナミンZの食べすぎで巨大化してヒカルを捕らえ、彼を手の上に乗せて戦うが、同時にバナナミンZの食べすぎで虫歯になっており、それが弱点と化して敗北。その際に体が非常に小さくなった。ヒカルを可愛いと彼に好意を持っていた。 『サルバト〜レ』ではメカボー2次予選のファンサル。プロフィールによると『2』で虫歯になっていたので入れ歯を製作中らしい。 『3』では「女豹」と書かれたまわしに歌舞伎風のスタイルで登場(本人にとっては「くノ一」らしく、忍術や手裏剣まで使ってくる。加えて、土俵も撒き菱もない)。サトルにはデートを申し込み(フラれる)、サヤカには人気アイドルへのやっかみから嫌味を言う。この時に白目で激怒したサヤカに対し、「週刊誌に取られてあなたのファンが減少する」「本当にアイドルなのか」と挑発気味に言っていた。この戦いでは逃走することはなく、一度目でゲッチュが可能。 『アカデミ〜ア』ではジュニア3年の担当で、とてもやさしい。 『サルサル大作戦』ではサトルを捕まえていて、彼にキスしようとするなど相変わらずである。コックの恰好をしており、武器は巨大なフォーク。 「サルゲッチュ 〜オンエアー2nd〜」の第28話でナツミにクッキングバトルを挑んできた。最初は腕の差もあって優勢となり、彼の実力を認めたカケルを揚げ物(実際はただの写真)にしようとしたが、最後の最後でナツミに大逆転を許して敗北、ハカセの居場所を教えて気球に乗って去っていった。第43話でも(カケルを懸ける)流しソーメン対決を挑み、掟破りのフォークで一時優位に立つが、ハルカのライトメックと巨大箸による「秘技・龍神の舞」によって負けた。カケルのことが食べたいほど好きらしく、一度半分食べたことがある。 ウッキーピンク(Monkey Pink) 声:松下美由紀 / 半場友恵(アニメ版) ウッキーファイブの紅一点。3月3日生まれ。アイドルになるためにウッキーファイブに入団し、念願のアイドルになった。デビュー曲は「あなたをゲッチュ」。感情の起伏が非常に激しく、怒るとかなり怖い。好戦的で超能力をも発動させることができる。ウッキーイエローを激しく嫌っており、陰で「デブサル」などと激しく罵倒している。 『2』では前半は水に囲まれたステージの上で歌うが、一定のダメージを与えるとイベントが発生してブチ切れ、周囲の水が干上がった後半戦に移行する。敗北すると泣いていた。 『サルバト〜レ』『ミリオンモンキーズ』では機嫌によって回復あるいは召喚者もダメージを受けるような攻撃をする召喚サル。また、メカヨンク2次予選のファンサル。 『3』ではアラビアン風の服を着て、「バナナにハートブレイク」という歌を歌う。また、怒ると喋り方が関西弁になる。二人称は、敵対口調。自身が嫌っているウッキーイエローを倒したことからサヤカのことは認めているが、同じアイドル同士であることから強い嫉妬心を持っている。また、ウッキーイエローに代わって1回目の戦闘に敗北すると逃走し、スペクター達が捕らえられている装置を破壊し、脱走に一役買うこととなる。 『アカデミ〜ア』ではシニア2年を担当。 『サルサル大作戦』では今まで通り2面性で戦い、超能力による攻撃やワープを多用する。今作ではスペクターの人形を持っている。 「サルゲッチュ 〜オンエアー2nd〜」の作中では性格がかなり悪くなっている。サヤカに加え、メイド服を着たチャルにもライバル心を抱く。その反面、原作では嫌っていたウッキーイエローとはそんなに仲は悪くはない。 ウッキーホワイト(Monkey White) 声:緒方賢一 / 西村朋紘(アニメ版) ウッキーファイブの老いた科学者。ぎっくり腰が悩み。笑い声は「カーッカッカッカッカッカ」。3月29日生まれ。ピポサルたちの武器やロボは、ほとんどがホワイトの製作品である。 『2』では人間と親しいピポッチに興味があった模様で、レッドと共謀して誘拐する。その直後「ヒカルロボ」というヒカルに似せたロボで戦うが、あえなく敗退。 『サルバト〜レ』では地球の危機編の急先鋒となるブロンズメタル・サルチーム青戦のファンサル。プロフィールによるとヒカルロボ2号機を研究しており、ファンレターに2ショットが同封された。 『3』ではトップバッターを受け持ち、西洋騎士風のコスチュームで登場。ドラゴン型の巨大ロボ(全身の装甲は無敵だが、長時間炎を吐くとオーバーヒートし、弱点のネジを露出してしまう難点がある)に乗り込み、サトルたちに戦いを挑む。本人曰く、本来は自分(のドラゴン)が主役の映画を撮影する予定だったらしい。が本来告げてはいけないスペクターのことをうっかり暴路したことから急遽サトルたちを仕留めるシナリオに変更した。 ちなみに、ドラゴン型の巨大ロボに対してサトルは「カッコイイ」と発言し、サヤカには特に反応せず話しかけてきたため、「少しは怖がらんか!」と突っ込んでいる。 『アカデミ〜ア』ではシニア1年の担当で、年のせいかよくボケる。 『サルサル大作戦』ではウッキーファイブのラストを飾り、ハカセを捕えている。巨大の片腕のついたUFOに乗り、腕にいろいろな武装を持たせて攻撃してくる。 アニメでは機械が駆動する為に必要なエネルギーを奪う光線銃を持っている。笑い声や性格がゲーム版と異なっている。42話では相手をメロメロにするラジコンを使い、カケルやヒロキをメロメロにしていたが、巻き込まれたクータに一目ぼれされたことで面倒を見ざるを得なくなり、直後に逃亡を図ろうとしたところでピポトロンブラザーズとニアミス、イエローにラジコンを奪われ、ビームに当たったことで彼に夜中までメロメロになったが煙たがれて弾き飛ばされた。後半では彼を除いたウッキーファイブのメンバーが彼に振り回されることとなる。だが、最終的にスペクターの野望実現の為のメカ開発には成功していた。
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