LRT新線を検討中の自治体とは? わかりやすく解説

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LRT新線を検討中の自治体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 19:40 UTC 版)

日本の路面電車一覧」の記事における「LRT新線を検討中の自治体」の解説

宮城県富谷市市制施行前富谷町時代から仙台市地下鉄南北線町内を結ぶ軌道交通候補として、LRT導入する構想を、前町長の長男若生裕俊2015年2月町長選挙掲げ現職下して初当選した。ルート一部が通る仙台市奥山恵美子市長2015年3月会見で、(従来から要望のあった)地下鉄南北線延伸は困難とする一方LRTについては富谷町側から説明受けておらず、どのような前提事業として実現させるのかを示されなければ仙台市としての考え返答できないコメントしている。 栃木県小山市JR小山駅北方稲葉郷地区にて東北本線より分岐し北東中久喜地区所在する東光高岳小山事業所に至る貨物専用線高岳製作所専用線全線単線。約4.8km)にLRT蓄電池電車運行し旅客線化する構想小山市によって提起されている。同専用線同社大型製品運搬する不定期貨物列車が年10程度運行されるのみで、通常ほとんど使用されていないことから、市は同専用線活用検討している。しかし、2020年3月策定の市総合都市交通計画では重点施策とはされなかった。下野新聞取材によると、市の調査結果採算厳しいことが判明したとのこと群馬県前橋市前橋市正式にLRT研究を行うことを2015年公表した当時の報道では2017年度末をめどに新交通網の概略をまとめ、整備財政支援受けられる国土交通相認定目指すとされた。この構想同一ものかは不明であるが、上毛電気鉄道活性化目的として前橋市を含む沿線3自治体構成される上電沿線連絡協議会」が同線のLRT化を前提2017年実施した調査では事業費200億円以上という結果となり、「早期導入は困難」と報じられた。2017年から開催されている前橋市地域公共交通再生協議会では、LRT議題には上がっている。 東京都豊島区池袋駅からサンシャインシティまでを単線環状運転する計画検討中。 なお、同様のルート電気バスで結ぶIKEBUS2019年11月運行開始する。 東京都中央区銀座から築地晴海を結ぶ路線検討2014年8月には東京都虎ノ門ヒルズから晴海方面を結ぶBRT案を示した東京都江東区亀戸駅新木場駅を結ぶルート検討採算面に不安があり長期的構想とされた[要出典]。越中島支線利用する計画もある。 横浜市横浜都心臨海部東神奈川臨海部周辺横浜駅周辺みなとみらい21関内・関外、山下ふ頭周辺を結ぶ計画2015年制定の「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」には導入する交通機関一つとしてLRT挙げられたが、2016年時点では早期導入は困難という判断から連節バス導入先行する方針となり、LRTは「引き続き検討する」という状態にある。 東京都八王子市2016年1月再選され石森孝志市長は、当選後初会見において多摩ニュータウン市の中心部の間にLRT導入検討する表明した従来より八王子市側は多摩都市モノレール線延長望んでいたが、国の交通政策審議会において積極的な答申得られる不透明なことから、市単独事業化できるLRT検討進める。モノレール延伸用に確保した土地道路を含む)への敷設可能性検討する予定で、経費面からBRT対象になるのではないか報じられている。 新潟市政令指定都市の中で唯一軌道系交通網がJR線のみのため、2011年5月に「新潟市新たな交通システム導入検討委員会」の作成した報告ではLRTBRT小型モノレール3種類が候補として挙げられている。報告では「優先整備区間」とされた白山駅 - 古町 - 新潟駅 - 鳥屋野潟南部について、当面BRT早期導入し環境の変化踏まえて次のステップLRT への移行等)について判断する」とされている。新潟市商工会議所1999年11月作成した21世紀にふさわしい“水都にいがた”の創造向けて次代に輝く中枢拠点都市新潟」の街づくり都市交通〜」ではLRT路線導入提言されていた。 長野県松本市2015年8月、市は2016年度から向こう10年間の交通政策計画案をまとめ、自動車中心交通政策転換し歩行者自転車公共交通機関優先したまちづくり進めるという方向性示した長期的な取り組みとして、LRT導入に関する研究会組織しその可否効果など検討するという。なお、市内では1924年から1964年まで、松本駅前駅から浅間温泉駅までの間を結ぶ路面電車松本電気鉄道浅間線)が営業していた。 静岡市2008年LRT推進する市民団体静岡市要望書提出2009年度施政方針LRT組み込まれているほか、市民団体対し駿河区葵区清水区それぞれに路線を通す場合検討案や交通事情建設案などが提示されている。現状では清水区先行した路線新設有力視されている。葵区では中心市街地時間制限した道路の通行規制車線規制期間限定トランジットモール実施を行う等、LRT導入見越した交通社会実験2008年頃より、中心街の数箇所数度渡って実施している。2011年9月には、静岡市静岡鉄道静岡商工会議所三者によって「LRT導入検討委員会」が正式に発足しLRT導入向けた活動開始している。 石川県金沢市道路を2車線封鎖して交通実験実施また、ガイドウェイバス比較検討を行う。財源問題などにより、短中期的に路線バス活用した公共交通網整備方に重点置かれることとなった[要出典]。 岐阜県大垣市大垣駅ソフトピアジャパンを結ぶ路線計画[要出典]。 京都市7つルート検討され京都市LRT構想)、今出川線については2007年道路車線を減らす社会実験が行われるなど、導入前提とした動き見られた。しかし、市の財政難沿線住民反対意見のためその後進展せず2010年4月には、推進団体実現目処がないとして解散した2012年に市が2015年度導入整備計画の策定めざして研究会発足させる予定であることが報じられたものの、その後の動きはない状況である。 大阪市阿部野橋 - 恵美須町 - 難波 - 梅田 - 新大阪2012年当時は「阿部野橋 - 難波先行して2015年度開業目指している」とされていたが、期限超過した2016年5月以降具体化していない。阪堺電気軌道乗り入れ事業主体未定堺市臨海新都心堺浜 - 堺駅 - 堺東駅 - 堺市駅早期開業として堺駅 - 堺東駅運行予定会社南海電気鉄道および阪堺電気軌道建設堺市公設民営方式。ただし、2009年10月市長選挙構想見直し掲げた候補当選し2010年1月南海電鉄に対してLRT計画中止打診予算建設検討及び研究費等300万円程度残して削減したその後阪堺電軌存続支援活動展開する市民ワーキンググループ堺市に対して提言書の提出等、阪堺線LRT化を含めた計画の実行求め活動行っている。「東西鉄軌道」も参照和歌山市和歌山市二つ玄関口である和歌山市駅和歌山駅との中間部位置するぶらくり丁など中心市街地活性化向けて尾花正啓市長LRT導入意欲示している。和歌山市2015年初めLRT言及して以来プロジェクトチーム結成して宇都宮市新潟市など先進地への視察研究報告などを続けている。2019年度は、LRT導入既存交通量に及ぼす影響や、導入可能な区間などを探る調査費への助成を国に要望する方針2020年度実施目指している。 神戸市市長久元喜造が、都心三宮地区回遊性向上を目的とした導入見解2021年神戸市長選挙での前後より打ち出した想定されているのは三宮から海岸沿いに神戸駅に至るルートとされている。市では有識者による検討座談会2021年8月設置し3回会合経て2022年3月31日報告書提出された。 兵庫県伊丹市兵庫県大阪国際空港JR伊丹駅間を結ぶルート検討(「JR福知山線分岐線構想」も参照)。 松江市松江駅松江しんじ湖温泉駅を軸にして、松江城、市総合体育館島根大学県立美術館近くを通る4路線検討平成24年度開業予定一時報じられたが、2011年6月市議会提唱者でもある松浦正敬市長は、LRT導入優先順位下げると述べ具体検討先送りとなった香川県高松市2008年1月市長導入向けた方針打ち出し検討組織発足させた。ただし、地元鉄道事業者である高松琴平電気鉄道は、導入慎重な姿勢見せている。 沖縄県那覇市那覇市では、翁長雄志市政の頃からLRT導入検討されており、後任城間幹子市長推進している。2018年3月に「初期段階LRT導入可能性調査」の報告書がまとめられた。現状ではゆいレールによる南北方向交通しかないが、ゆいレール旭橋駅前の那覇バスターミナル接続するLRTBRT導入して東西方向環状方向交通軸を加え計画となっている。「那覇市地域公共交通網形成計画」(2020年3月)では、中心市街地 - 真和志 - 沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを結ぶ東西方向軸と那覇新都心 - 真和志 - 真玉橋を結ぶ環状方向軸の2路線導入盛り込んでいる。 沖縄県豊見城市2017年3月導入可能性調査実施し那覇バスターミナルから豊見城新市役所豊崎地区の東、糸満市役所を通るルート赤嶺駅奥武山公園駅糸満市役所を結ぶルートなど3ルート検討具体的な検討はされていない

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