優先整備区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:07 UTC 版)
宇都宮駅東口(宇都宮市宮みらい)[地図]から芳賀・高根沢工業団地(芳賀町下高根沢)[地図]までの14.6 kmが優先整備区間として、先行整備される予定である。先行整備区間については、当初2019年12月の開業を目指していたが、その後、宇都宮市は2017年7月11日の市議会議員協議会で、2017年度着工、2022年3月開業とする整備スケジュールを発表している。 検討初期段階での優先開業区間の総事業費は260億円(全区間で383億円)を見込んでいたが、運行車両数の見直し、平出町付近のルート変更、快速運転のための設備追加などにより、約406億円へ上方修正された。さらに軌道運送高度化事業の申請時点では458億円となり、うち246億3400万円は社会資本整備総合交付金の助成を受け、残りを一般公共事業債で調達する。 変電所は国道4号付近、新4号国道付近、清原管理センター付近、芳賀工業団地管理センター付近の合計4箇所に設置される予定である。電力には再生可能エネルギーを活用し、宇都宮市と民間が出資した第三セクターの小売電気事業者、「宇都宮ライトパワー株式会社」より供給を受ける。 平出変電所 清原変電所 芳賀変電所 また、快速運転(後述)を行うため、途中駅である平石停留所とグリーンスタジアム前停留所に待避線が設けられる。所要時間は宇都宮駅東口から宇都宮大学陽東キャンパスまでが11分、終点の芳賀・高根沢工業団地までは44分を見込んでいる。
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