工事の遅れと事業費の増加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:07 UTC 版)
「宇都宮ライトレール」の記事における「工事の遅れと事業費の増加」の解説
2018年(平成30年)5月の優先整備区間における工事着手後、複数の立体交差区間などで地盤補強工事が、加えて停留場などのバリアフリー対策が必要となった。さらに電気やガスなどの地下埋設物(配管)の補償の見直しが行われ、地権者との接触が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大の影響で遅れた。2021年(令和3年)時点の事業費は約684億円となり、2014年(平成26年)時点の総事業費約458億円の1.5倍に増加した。完成時期は2023年(令和5年)以降にずれこむものと発表されている。 また、2023年(令和5年)3月の開業を目指し工事が進行することを発表した。 事業費増額の内訳 理由増加額現地の施工条件等への対応 +102億円 建設需要の増加などの社会情勢の変化 +35億円 安全性・利便性の向上など +46億円 地下埋設物等の移設 +35億円 軌道(レール等)構造の仕様を見直し(減額) -27億円 総額 +191億円
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