JASDF Iruma Airbaseとは? わかりやすく解説

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【入間基地】(いるまきち)

JASDF Iruma Airbase.

埼玉県狭山市入間市域に所在する防衛省航空自衛隊管理軍用飛行場
中部航空方面隊司令部筆頭に、後述する様々な部隊置かれ首都防空の要として約4,300人の隊員擁している

ただし、環境保持に関する地元との協定により、アフターバーナー装備する機体運用できないため、戦闘機部隊百里基地配備されている。

また、自衛隊における兵站一大拠点としての役割果たしており、全国航空輸送網の中枢ターミナルとして、航空輸送人員85,000人、航空輸送貨物年間約2,500トン扱っている他、埼玉県警察航空隊運航基地も本基地隣接して置かれている。

基地ルーツは、昭和131938)年に旧帝国陸軍航空士官学校所沢から移転してきたことにはじまる。
以後陸軍航空兵科勤務する初級幹部育成拠点として活用されてきたが、終戦ともなってアメリカ空軍接収され、「ジョンソン基地」と名づけられて第5空軍拠点となった
その後昭和29(1954)年に用地一部アメリカから返還され航空自衛隊使用することになり、昭和33(1958)年に中部航空方面隊司令部設置され、「入間基地」が誕生した
以後アメリカ空軍管理地は徐々に縮小されていき、昭和531978)年には日本全面返還航空自衛隊主要基地として現在に至る。

空港情報

種別軍用
滑走路:2,000×45(17/35)
3レターコード:none
4レターコード:RJTJ

自衛隊の配備部隊

その他の官公庁航空組織


入間基地

(JASDF Iruma Airbase から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 13:59 UTC 版)

入間飛行場
Iruma Air Base
入間飛行場
IATA: なし - ICAO: RJTJ
概要
国・地域 日本
所在地 埼玉県狭山市入間市
種類 軍用
所有者 防衛省
運営者 航空自衛隊
運用時間 24時間
所在部隊 中部航空方面隊
中部航空警戒管制団
第1高射群
航空救難団
第2輸送航空隊
第3補給処
第4補給処ほか
標高 90 m (295 ft)
座標 北緯35度50分31秒 東経139度24分38秒 / 北緯35.84194度 東経139.41056度 / 35.84194; 139.41056
地図
RJTJ
RJTJ
空港の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
17/35 2,000×45 アスファルト
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
入間飛行場の空中写真(2019年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

入間基地(いるまきち、JASDF Iruma Air Base)は、埼玉県狭山市入間市域にまたがる航空自衛隊の基地。所在地は埼玉県狭山市稲荷山2-3。

概要

航空自衛隊における4個航空方面隊のひとつであり、南東北関東中部近畿地域26都府県の防空を担当する中部航空方面隊司令部が置かれている主要基地であり、人員において最大の規模を誇る。基地司令中部航空警戒管制団司令が兼務。

飛行隊航空救難団司令部、飛行点検隊地対空誘導弾ペトリオットを備えた中部高射群(関東・中部・近畿・四国中国地方(山口県を除く)31都府県を担当)[要出典]等、様々な部隊が配備されているが、住宅地からなる地元と協定を結んでいることから輸送機等が主体で戦闘機の運用はないが、戦闘機搭乗員の耐G訓練等を実施する航空医学実験隊の『加速度訓練科』等がある[1]

基地誘導路の南端東側に埼玉県警察ヘリポートハンガーがあり、それらの施設で県警航空隊がヘリコプターを運用している(北緯35度50分13.6秒 東経139度24分58.1秒 / 北緯35.837111度 東経139.416139度 / 35.837111; 139.416139)。

狭山市役所と県警狭山警察署に隣接し、司令部等を含む敷地の大部分である9割が狭山市域にある[2](1割は入間市域)。構内には航空自衛隊で唯一となる託児施設が存在する[3]

基地に隣接して旧東町側留保地と呼ばれる約28haの米軍基地跡地がある。防衛省はここに自衛隊病院や、首都圏直下地震などを想定した災害対応拠点の建設を計画しており、入間市は2015年に同意した[4]

2022年3月に基地に隣接する旧東町側留保地に自衛隊病院入間病院が開院した[5][6]

百里飛行場(茨城空港)のように共用化の構想も存在する。(後述の入間基地共用化構想を参照)

航空管制

種類 周波数
GND 275.8MHz
TWR 122.05MHz,126.2MHz,236.8MHz,322.2MHz
GCA 125.30MHz,225.40MHz,335.60MHz,258.20MHz
YOKOTA APP 118.3MHz,270.6MHz
YOKOTA DEP 122.1MHz,363.8MHz
RESCUE 123.1xMHz,138.05MHz,247.0xMHz

太字は主周波数。

GND,TWR,RESCUEは、入間管制隊が担当。
APP,DEPは、横田基地が担当。
小文字のxは、周波数が変動することを示す。

航空保安無線施設

局名 種類 周波数 識別信号
入間 TACAN 1004MHz YLT
保守は、入間管制隊が担当。

配置部隊・機関

以下のうち、基地正門に設置されていた部隊表記及び基地内の表札等は2015年11月現在、第4補給処等の一部部隊を除き撤去されている[7]

中部航空方面隊隷下
航空総隊直轄
航空支援集団隷下
航空開発実験集団隷下
航空自衛隊補給本部隷下
防衛大臣直轄部隊等
情報本部隷下
  • 電波部
    • (大井通信所)入間通信支所
自衛隊共同機関

主な所属機

入間航空祭でのYS-11 FC (2006年)

航空自衛隊

  • YS-11:航空戦術教導団電子作戦群(EA, EB)
  • T-4:中部航空方面隊司令部支援飛行隊
  • C-1:第2輸送航空隊、航空戦術教導団電子作戦群(EC-1)
  • C-2:第2輸送航空隊、航空戦術教導団電子作戦群(RC-2)
  • U-4:第2輸送航空隊、中部航空方面隊司令部支援飛行隊
  • U-125:飛行点検隊
  • U-680A:飛行点検隊
  • CH-47:入間ヘリコプター空輸隊

埼玉県警察

主なその他装備

基地データ

  • 基地総面積:約3km2
  • 滑走路:約2,000m×幅員約45m 1本

歴史

ジョンソン基地(旧・豊岡陸軍飛行場)の空中写真(1946年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
ジェラルド・R・ジョンソン
ジョンソン基地の年度別の返還された区域
入間基地 ランドサット画像
入間基地 2,000m滑走路 (2007年)

イベント

入間航空祭でのブルーインパルス飛行展示
  • 毎年7月末頃、納涼祭が行われ、花火大会や盆踊り大会が行われる。
  • 毎年11月3日に航空祭が開催され、基地敷地内が一般に開放される。東京都心から最もアクセスが良い基地のため、毎年多くの来場者で会場が賑わっている。戦闘機や輸送機などの地上展示や、輸送機からの落下傘、ブルーインパルスによる展示飛行などのイベントが行われる[14]
  • 航空祭では基地所属の司令部支援飛行隊が通常仕様のT-4によるアクロバットチーム『シルバーインパルス』を編成している。
  • 毎年4月または5月にランウェイウォークが開催される。普段は立ち入ることのできない滑走路を歩くイベントで、航空機の地上展示なども行われる。航空祭とは違い抽選による参加となっている。
  • 2016年より定期的に修武台記念館を一般公開している。
  • 団体向けの基地見学を受け入れている。詳細は入間基地見学のご案内(同基地公式ホームページ)を参照。
  • 2024年1月20日に令和5年度入間航空祭が開催される予定だったが、同月1日に発生した、令和6年能登半島地震による災害派遣活動を優先するため開催中止を発表した[30][31]

入間基地共用化構想

航空自衛隊百里基地を共用化して開港した茨城空港と同様に、民間の航空会社による旅客機乗り入れ構想が存在する。

構想の概要

基地東側、中部高射群の敷地南側に旅客ターミナル・駐機場を建設。駐機場・ゲートは3~4機分を想定。円滑な離発着・管理費削減のためボーディングブリッジ設置なしを想定(茨城空港と同様)

基地東側を走る西武新宿線には旅客ターミナル2階部分と直結のを設置。乗り入れ機材はエンブラエルE-JetB737エアバスA320などのリージョナルジェット・中型機材を想定。行先は大阪国際空港(伊丹)関西国際空港神戸空港福岡空港北九州空港新千歳空港丘珠飛行場などが想定され、離着陸数は一日約60回を想定。

構想の経緯

首都圏第3空港構想

首都圏第3空港構想は、拡大する日本の首都圏の航空需要を満たすため、東京国際空港(羽田空港)や成田国際空港の両空港を補完する第3の空港を建設しようという構想である。米軍横田基地[32]厚木航空基地などが候補地としてあげられたがいずれも国家間の問題となるため課題が残る。(経緯は首都圏第3空港構想を参照)また一部では茨城空港[33]静岡空港[34]を首都圏第3空港とする意見もあるが、いずれも東京都心へのアクセスには難がある。

2023年以降、新型コロナウイルス感染症関連の規制が大幅に緩和され入国数が大幅に増加している。その受け皿として東京国際空港(羽田)成田国際空港が活用されている。両空港の発着枠は限界に達しており、国内線の増発に制限がかかっている。[35]また東京国際空港(羽田)で特に顕著なのが拡張による所要時間増加である。D滑走路供用開始前の論文[36]においても出発から離陸までの平均所要時間は19分となっており、D滑走路発着がある現在では離陸前走行(タキシング)の所要時間はさらに増大しているものと考えられる。フライト時間が短い国内線において、離陸前走行時間は非常に大きな問題である。国際線がさらに増えるであろう東京国際空港(羽田)・成田国際空港両空港における国内線発着には、今後も大きな制限・所要時間増大が発生するといえる。

首都圏第3空港構想では長らく国際線メインの想定がされてきたが、以上のような状況を鑑みると首都圏と国内主要都市をスムーズに結ぶ国内線専用空港の重要性が高まっている。すなわち大規模なターミナル・長い滑走路の必要性は薄いといえる。

以上のような状況下で生まれたのが入間基地共用化構想である。滑走路長2000mと、他候補地に比べて短い。その一方で松本空港富山空港出雲空港など滑走路長2000mの空港は多くあり、問題なく運用されている。

新宿池袋といった副都心エリアへのアクセスも良好で、西武新宿線利用を前提とした旅客ターミナル駅~西武新宿駅間の所要時間は約40分である(東日本旅客鉄道新宿駅京浜急行電鉄羽田空港第1・第2ターミナル駅の所要時間は約47分。羽田空港アクセス線西山手ルート完成後の新宿駅~羽田空港駅間の所要時間は約23分を予定)首都圏第3の空港として十分利用できる範囲といえる。

多摩地域・埼玉県西部の利便性向上

入間基地周辺の埼玉県西部・多摩地域(いわゆる武蔵野地域)は空港アクセス・新幹線駅アクセスに課題があり[37]以前より改善が求められてきた。羽田空港アクセス線の西山手ルート・中央新幹線橋本駅開業により同地域の空港アクセス・新幹線駅アクセスは一定程度改善される見込みであるが下記の通り課題が存在する。

羽田空港アクセス線西山手ルートの建設はその工事難度から着工・完成時期などは全く決定していない。[38]また西山手ルート開業によりJR中央線西武新宿線西武池袋線東武東上線京王線などの副都心にターミナル駅を持つ各路線沿線からの東京国際空港(羽田)アクセスは大幅に改善されるが、ラッシュ時間帯の場合は混雑・所要時間増大・遅延が想定される。キャリーケースなどを持って満員電車に乗車することになる。また空港アクセスにおいて「時間の正確さ」を重視する声も多い。[39]加えて先述の通り東京国際空港(羽田)は拡張・混雑により国内線発着に大きな制限がかかっている。以上より羽田空港アクセス線西山手ルートによる武蔵野地域の空港アクセスには課題が残る。

中央新幹線橋本駅開業により、立川国分寺などのJR中央線沿線、京王相模原線沿線の利便性は大幅に向上する。[40]その一方で西武鉄道東武東上線沿線など橋本駅までのアクセスに難がある地域も多く武蔵野地域全域をカバーするのは難しい。また中央新幹線は名古屋までの部分開業に向けて建設中だが、各地で工事による影響が出ており開業時期は不透明な状況である。[41][42][43]名古屋以西(三重奈良大阪方面)は名古屋開業後の着工であるため、より一層不透明な状況である。[44]

以上のように、現状計画されている羽田空港アクセス線西山手ルート・中央新幹線には課題があり武蔵野地域の利便性向上には限界がある。そしていずれも未だ計画段階という側面が大きい。そこで生まれたのが武蔵野地域への空港設置構想である。先述の通り米軍横田基地の共用化には大きな壁がある。また武蔵野地域にとって重要なのは関西福岡札幌といった国内主要都市への所要時間短縮である。横田基地のような3000m級の滑走路は不要で、旅客ターミナルも小規模で十分だ。そこで注目されたのが入間基地である。

構想の課題

入間基地共用化構想には複数の課題がある。 

横田空域

正式名称は横田進入管制区(よこたしんにゅうかんせいく)。横田飛行場(米空軍・空自横田基地)に対して設けられた進入管制区であり、2024年現在、在日米軍がこの空域の管制業務を行っている。入間基地共用化構想の最大の障壁とされるのが横田進入管制区の存在である。エリア内に存在する飛行場(横田基地、厚木海軍飛行場キャンプ座間入間基地立川飛行場調布飛行場)を発着する航空機と空域を通過する航空機に対して米軍が航空管制を行っている。日本国内の他の空域では国土交通省あるいは自衛隊の指示を受ける必要があるが、横田空域を飛行する航空機は原則として米軍の指示を受ける必要がある。[45]米軍からの指示が必要という側面はあるものの飛行を完全に制限するものではなく、「横田空域内は民間の旅客機は飛べない」という意見は誤解である。(領空進入管制区を参照)なお、飛行ルートの選定には米軍との協議が必要でありこの点について少なからず影響があるのは事実である。2020年には東京国際空港(羽田)発着便が横田進入管制区内を通過する新ルートが設定された。新ルートについては国土交通省による管制が行われる。(詳細は羽田空港新飛行経路を参照)

建設について

自衛隊基地共用化の例として百里飛行場(茨城空港)がある。共用空港のため、同規模の空港では500億円程度かかっていた建設費が半分以下の220億円程度に抑えられた。[46]同時期に供用開始された東京国際空港(羽田)D滑走路の建設費は当時の金額で約6000億円にのぼる。[47]建設費は2000年代後半当時の金額であり、建設費高騰が問題となっている今日では同様の金額とはならないと考えられるが、入間基地共用化は既存の空港を拡張する構想に比べると大幅にコストを抑えることが可能といえる。参考としてつくばエクスプレス延伸に係る建設費は茨城空港手前の土浦延伸だけでも約1400億円と試算される。[48]

茨城空港では滑走路改修期間においても自衛隊機発着ができるよう新滑走路を建設した。[49]開港後は2本の滑走路を自衛隊・旅客機が共用している。入間基地においても旅客機乗り入れのためには滑走路改修工事が必須である。しかし敷地面積の面から、入間基地に2本目の滑走路を建設するのは困難である。入間基地の滑走路を主に使用するのは第2輸送航空隊飛行点検隊中部航空方面隊司令部支援飛行隊航空戦術教導団電子作戦群などの部隊である。建設期間の数年間は近隣の自衛隊基地を使用、もしくは以下に後述するような部隊移転も視野に入れる必要がある。

自衛隊機能の一部移転

「配属部隊・機関」の項で記載している通り、入間基地には多くの部隊・機関が在籍する。その中でも、各組織の本部が置かれているのが特徴だ。まず中部航空方面隊司令部が置かれている。中部航空方面隊は首都防空だけではなく南東北・関東・中部地方・近畿地方にわたる広大な範囲の防空を担っている。浜松基地岐阜基地への部隊移転のほか、関東所在が必須となる部隊については厚木基地下総基地などへの移転の必要性も生じてくる。

採算性・効果

課題としてあげられるのが入間基地共用化による採算性・効果である。現状においては行政機関などによる具体的な試算が行わていないため数字による検証は不可能である。人口・武蔵野地域の特徴から利用を予測する。

いわゆる多摩地域の人口は約428万人である。このうち横浜エリアが近い町田・世田谷エリア隣接の狛江市を除くと約376万人。埼玉県西部については所沢市川越市狭山市入間市・新座市・飯能市・坂戸市・東松山市・朝霞市・三芳町・志木市・富士見市・ふじみ野市・鶴ヶ島市・日高市に絞ったうえで約203万人(各自治体公表データより)である。以上よりメインの圏域人口は約580万人である。加えて、練馬区・杉並区への所要時間は30分程度である。東京国際空港(羽田)へは現状50分以上かかるエリアで新線開業を含めても所要時間は同等であるため十分圏域に含まれる。当該地域の人口は一貫して増加傾向にあり、今後の空港利用者数は一定程度見込むことができる。

また「武蔵野地域は目的地にならない」という意見も見られる。目的地性についても論じたい。周辺には武蔵工業団地・狭山工業団地川越狭山工業団地を中心に多くの企業が集積する。小平市小川にはブリヂストン・羽村市には日野自動車羽村工場・府中市には東芝府中事業所が所在。多摩地域の商業集積地立川市には内閣府・警視庁・東京消防庁の各施設から構成される立川広域防災基地東京地裁立川支部・東京地検立川支部・立川拘置所などの司法機関、その他さまざまな行政機関・研究施設が集積し国家の中枢を担っている。(詳細は立川市を参照)所沢市にはベルーナドームがありプロ野球の試合だけではなく多くのライブ・コンサートが開催される。そのほか立川ステージガーデン味の素スタジアムアリーナ立川立飛府中の森芸術劇場などのスポーツ会場・コンサートホールが多く所在する。各興行開催に伴い、プロ野球関係者・コンサート関係者の移動も生じる。遠方から武蔵野地域を目指して移動する需要は少ないとはいえない。

以上のような移動に際して、現状は東京国際空港や東海道新幹線各駅までの移動が生じている。入間基地共用化によりこれらの移動が軽減され、円滑な出張・興行開催に繋がる。また数値的な計測は難しいが、キャリーケースを持った武蔵野地域⇔空港・新幹線駅の往来も減らすことができ、従来の地域間移動・通勤通学利用にも好影響があるだろう。

脚注

注釈

  1. ^ 米軍に接収された全国各地の航空基地は地名を元に命名されたが、当基地の名前は太平洋戦争中22機を撃墜し「ジャングル・エース」の異名をとり第49戦闘群英語版の指揮官として、25歳で最年少の中佐となったジェラルド・R・ジョンソンに因む。第5空軍司令部の部員であったジョンソン大佐は1945年10月7日、沖縄出張の為B-25搭乗中、東京湾上空で悪天候のため事故に遭遇し殉職した。

出典

  1. ^ 航空自衛隊入間基地
  2. ^ 入間基地の概要”. 狭山市 (2011年3月1日). 2011年11月1日閲覧。
  3. ^ 庁内託児施設一覧
  4. ^ 米軍跡地を災害拠点に 埼玉県入間市、防衛省案を受け入れ - 『日本経済新聞』朝刊2015年9月25日
  5. ^ “災害時の拠点にも 空自入間基地に病院”. FNNプライムオンライン. (2022年3月18日). https://www.fnn.jp/articles/-/333542 2022年3月19日閲覧。 
  6. ^ 自衛隊入間病院 引越し編”. 防衛ホーム (2022年7月15日). 2023年1月25日閲覧。
  7. ^ 空自入間基地 所属部隊の看板消える しんぶん赤旗2015年11月4日
  8. ^ 作戦システム運用隊作戦システム管理群の募集要項
  9. ^ a b 自衛隊法施行令及び防衛省の職員の給与等に関する法律施行令の一部を改正する政令(令和4年政令第57号)官報号外51号(令和4年〈2022年〉3月11日)
  10. ^ a b “自衛隊入間病院が開院、3病院を集約し高機能化 一般市民の2次救急患者も受け入れ 10診療科で60病床”. 埼玉新聞. (2022年3月18日). https://www.saitama-np.co.jp/articles/11668 2022年3月22日閲覧。 
  11. ^ a b c d e f 入間基地のあゆみ”. 狭山市 (2011年3月1日). 2011年11月1日閲覧。
  12. ^ a b 基地跡地利用に関する年譜”. 入間市. 2024年1月23日閲覧。
  13. ^ 朝雲新聞社編集局 編『陸上自衛隊20年年表』朝雲新聞社、1971年9月20日。 
  14. ^ a b 航空自衛隊入間基地 [入間航空祭]”. 航空自衛隊. 2011年11月1日閲覧。
  15. ^ 昭和62年防衛施設庁告示第10号
  16. ^ 1989年度防衛白書
  17. ^ a b 教育講堂~旧修武台記念館についてお知らせ~”. 航空自衛隊 (2012年3月21日). 2012年11月6日閲覧。
  18. ^ 航空自衛隊入間基地 [入間基地50年のあゆみ]”. 航空自衛隊 (2008年). 2011年11月1日閲覧。
  19. ^ 東日本大震災における入間基地の活動状況”. 航空自衛隊 (2011年). 2011年11月1日閲覧。
  20. ^ ランウェイウォーク2011中止のお知らせ”. 航空自衛隊 (2011年). 2011年11月1日閲覧。
  21. ^ 航空自衛隊入間基地への飛行点検機サイテーションUー680Aの配備入間市。2020年5月20日
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  24. ^ C-2輸送機と次期電波情報収集機の入間基地への配備に関するお知らせ”. 入間市 (2021年2月22日). 2021年4月7日閲覧。
  25. ^ 航空医学実験隊第1部、第2部、入間基地へ移転(令和4年3月14日(火))”. 立川分屯基地ホームページ. 2022年3月19日閲覧。
  26. ^ “「自衛隊入間病院」新設へ 入間基地に令和3年度末 開院”. 朝雲新聞. (2020年10月8日). オリジナルの2020年10月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201020094340/https://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/202010/201008/20100804.html 2022年3月17日閲覧。 
  27. ^ 航空自衛隊入間基地に関する令和4年度概算要求の主要事業について2021年(令和3年)9月、防衛省
  28. ^ 防衛省組織令等の一部を改正する政令(令和7年政令第50号)第2条官報号外第51号(2025年〈令和7年〉3月14日)4頁。2025年3月18日閲覧。
  29. ^ 航空医学安全研究隊新編について航空開発実験集団。2025年4月12日閲覧。
  30. ^ 令和5年度入間航空祭(中止)”. 防衛省 (2024年1月9日). 2024年1月10日閲覧。
  31. ^ 空自の「入間航空祭」中止に、災害派遣活動に専念…コロナ禍前は32万人来場の大型イベント”. 読売新聞 (2024年1月9日). 2024年1月10日閲覧。
  32. ^ 軍民共用化の意義|横田基地の軍民共用化の推進|東京都都市整備局”. 都市整備局. 2025年3月20日閲覧。
  33. ^ <資料3>首都圏空港整備論 ー第3空港としての茨城ー”. 2025年3月21日閲覧。
  34. ^ 静岡新聞 平成25年(2013年)4月3日掲載記事”. 2025年3月21日閲覧。
  35. ^ 成田空港と羽田空港、発着枠ギリギリ インバウンド6000万人目標に壁”. 日本経済新聞 (2025年2月20日). 2025年3月20日閲覧。
  36. ^ 羽田空港における航空遅延に関する研究”. 2025年3月20日閲覧。
  37. ^ 空港アクセスのあり方について”. 2025年3月21日閲覧。
  38. ^ 編集部 (2025年2月28日). “羽田空港アクセス線「西山手ルート」都が具体化に向け検討開始 「東山手」の進展次第 | 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】”. 2025年3月21日閲覧。
  39. ^ 成田空港施設の整備 (鉄道による空港アクセス)”. 2025年3月21日閲覧。
  40. ^ 多摩ニュータウン地域再生ガイドライン - 東京都都市整備局”. 2025年3月21日閲覧。
  41. ^ 日経クロステック(xTECH) (2025年1月23日). “岐阜の地盤沈下でJR東海「リニア工事が原因の可能性高い」、対策決定は4月以降”. 日経クロステック(xTECH). 2025年3月21日閲覧。
  42. ^ 日本放送協会 (2024年11月8日). “リニア工事近く 住宅の庭で水と気泡 工事中断し調査 東京 町田 | NHK”. NHKニュース. 2025年3月21日閲覧。
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  44. ^ リニア新幹線、静岡工区と名古屋~新大阪間の同時建設は難しい?JR東海が「無理」と一蹴する理由”. ダイヤモンド・オンライン (2024年3月25日). 2025年3月21日閲覧。
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  46. ^ 茨城県. “事業概要:茨城空港利用促進等協議会”. 茨城県. 2025年3月21日閲覧。
  47. ^ 羽田空港D滑走路の建設”. 一般社団法人日本埋立浚渫協会. 2025年3月21日閲覧。
  48. ^ 編集部 (2023年6月24日). “つくばエクスプレス、土浦方面へ延伸へ 完成後に茨城空港延伸も検討”. TRAICY(トライシー). 2025年3月21日閲覧。
  49. ^ 百里飛行場(茨城空港)民間共用化による 北関東地域の航空利便性向上 ~百里飛行場 滑走路新設事業の概要~”. 国土交通省. 2025年3月23日閲覧。

参考文献

  • 陸軍航空士官学校史刊行会編『陸軍航空士官学校』1996年

関連項目

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