防府北基地とは? わかりやすく解説

防府北基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/18 07:46 UTC 版)

防府飛行場
防府北基地付近の空中写真(2010年撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: なし - ICAO: RJOF
概要
国・地域 日本
所在地 山口県防府市田島
種類 軍用
所有者 防衛省/航空自衛隊
運営者 航空自衛隊
所在部隊 第12飛行教育団
標高 2 m (7 ft)
座標 北緯34度02分04秒 東経131度32分57秒 / 北緯34.03444度 東経131.54917度 / 34.03444; 131.54917
地図
RJOF
空港の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
01/19 1,180×60 アスファルト
12/30 1,480×1,480 アスファルト
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
RJOF
防府北基地の位置

防府北基地 (ほうふきたきち、Houfu Kita Airbase)は、山口県防府市田島無番地に所在し、主に航空自衛隊パイロットを養成する部隊である第12飛行教育団等が配置されている。基地司令は、第12飛行教育団司令が兼務している。

航空自衛隊の基地であるが、陸上自衛隊第13旅団隷下の第13飛行隊が分屯する防府分屯地も基地内にある。

概要

  • この基地では、航空機のパイロット候補生を対象に、地上課程及び初等練習機による訓練を行っているほか、宇宙空間の観測、人工衛星の監視を行っている。
  • 陸上自衛隊「防府分屯地」として、第13飛行隊が所属している。
  • 近傍に防府南基地があり、共に住所は山口県防府市田島無番地であるが、郵便物は個別郵便番号を別個に取得して両基地を区別している。なお、代表電話番号は北基地と南基地で共通であるため、南北両基地に同一隊名の部隊が存在する部署に一般回線から電話連絡する際には、交換手にどちらの基地であるか告げる必要がある(自衛隊内専用回線においては内線番号が異なるため、発話者が間違わない限り混同することはない)。
  • 付随する施設として山陽小野田市津布田に「レーダー地区」があり、海上自衛隊旧山陽通信所を転用し、宇宙監視用のレーダーを設置している[1]。(レーダーは府中基地からの遠隔運用だが、整備は防府北基地で実施[2]。)

沿革

配置部隊

航空教育集団隷下

  • 第12飛行教育団司令部
    • 飛行教育群
      • 第1飛行教育隊
      • 第2飛行教育隊
      • 飛行準備教育隊
    • 整備補給群
    • 基地業務群
    • 航空学生教育群

航空支援集団隷下

防衛大臣直轄部隊

陸上自衛隊については防府分屯地#駐屯部隊を参照。

航空管制

GND 133.0MHz
TWR 120.1MHz,123.1MHz,126.2MHz,133.4MHz,138.3MHz
236.8MHz,247.0MHz

航空祭

  • 毎年6月頃に開催(以前は7月頃だったが、梅雨時期をさけるために開催時期を変更)

脚注

注釈

  1. ^ シドニーからダーウィンマニラを経由して就航

出典

関連項目

外部リンク





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