防已黄耆湯とは? わかりやすく解説

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防已黄耆湯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 16:18 UTC 版)

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、漢方薬の一つ。出典は、『金匱要略』。

肥満、多汗症、浮腫、関節炎などに用いるもので、体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげる効果がある。医療用医薬品と薬局等で販売している一般用医薬品がある。

概要

汗っかきなのにむくみやすいなどの症状に効果。水分代謝を促進する防已黄耆、消化器を活性化する白朮生姜大棗甘草で構成。水分代謝の不調を改善する。たくさん汗をかくのにむくみやすい、身体だるく疲れやすい、尿量が少ない等の症状に適応。

適応

体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症: 肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ多汗症肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)[1]

構成生薬

脚注

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  1. ^ 伸和製薬|防已黄耆湯
  2. ^ 日本のエキス製剤では蒼朮で代用されていることもある。



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