魔法界に関する用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 03:04 UTC 版)
「魔法つかいプリキュア!」の記事における「魔法界に関する用語」の解説
魔法文字(まほうもじ) 魔法界で使われている文字。書物や看板、魔法陣などあらゆる物事で用いられている。アルファベットと数字に対応しており、作中の文章はローマ字ないし英語表現となっている。 MAHOCA(マホカ) 魔法学校の校章の黒猫が描かれたカード。現実世界のSuicaなどのように前述の乗車カードおよび後述の物品購入の際に用いられる。 カタツムリニア 声 - 小林桂子 魔法界と人間界を繋ぐための列車。機関車の外観はカタツムリそのものであるが、実際には大出力を発揮できる。途中、上も下もない宇宙空間のような場所を移動する。また、車内ではエスカーゴというカタツムリが人間の言葉を発しながら車内販売を行っている(前述のMAHOCAで販売)。その矛盾するようなネーミングとは裏腹に、実際は通常の早さで移動でき、第2話で乗車したのは急行、第10話で乗車したのは各駅停車となっている。 冷凍みかん(れいとうみかん) 人間界にある冷凍みかんと基本的に同じだが、魔法界では後述の「ピーカンみかん」を氷の火山に住むアイスドラゴンの溜息によって凍らされており、そのため販売時には氷に包まれている。これを魔法で解凍することによって適度な柔らかさと冷たさにする。ただし校長は凍ったまま氷と皮ごとかじって食べている。 食用以外にもみらい、リコ、ことは、モフルンが夢で見た「モフデレラ」(モチーフは『シンデレラ』)の中でモフルン演じるモフデレラが乗る馬車の客室に用いられている。また、ヤモーの容姿をした悪の魔法つかいがモフデレラに向けて放った悪い魔法をリコ演じる魔法つかいが鏡のよう用いて反射させ跳ね返す。ちなみに、反射した魔法はガメッツの容姿をしたモフデレラの母に当たり巨大化する。冷凍みかんの馬車は前述したとおり、この話の終盤で魔法つかいと化したモフデレラの魔法によってレインボーキャリッジと化している。ピーカンみかん 冷凍みかんの原料となるみかん。太陽の光をたくさん必要としている。だが第22話で、晴天にもかかわらず不作であった事が判明する。後に、不作の理由がデウスマストの影響であった事が判明する。 魔法樹(まほうじゅ) 魔法界の中心にある巨大な樹木。この大木に魔法学校が作られている。また、この木の頂上には「開かずの扉」がある。 魔法学校の校則でこの木に登ることは禁じられており、登ったり飛んで上に向かっていくと枝によってはね飛ばされる。また、枝や葉には人間をも遥かに凌ぐほどの巨大な毛虫が生息している。 魔法の絨毯(まほうのじゅうたん) 魔法界を移動する際に用いられる飛行可能な絨毯。操行する際にハンドルを用いており、スムーズに行われる。 ナシマホウ界の自動車同様に運転免許が必要で、エミリーが取得している。なお同話でエミリーが乗っている絨毯には、下に「若葉マーク」に似た模様が着いていた。 魔法図書館(まほうとしょかん) 魔法学校に併設されている巨大な図書館。 知識の森(ちしきのもり) 図書館の内層にある巨大な書庫。魔法界のこれまで辿ってきた歴史が大量に所蔵されており、その内部は本が無尽蔵に置かれた巨大な本棚が無秩序に並べられ、迷宮のようになっている。管理主である校長すら迷うほどの面積を誇るため、一般には入室禁止となっている。 ひゃっこい島(ひゃっこいじま) 雪と氷に覆われている島。故に生身の人間が生存できない極地であるため防寒対策が欠かせない。島には細かい氷の粒を吹き出す氷で出来た火山があり、そこにはアイスドラゴンが住んでいるため、近くにはアイスドラゴンの爪も落ちている。またアイスドラゴンが高く飛ぶのは嵐を避けるためであることから嵐の前兆とされる。第5話でみらい達はここで魔法のやかんを使う補習を受ける。 アイスドラゴン ひゃっこい島に生息する青い体をした翼竜。見た目とは裏腹に気性は穏やかで人懐こい。その溜息は冷凍みかんを作る際に利用されるが、そのためには「みかんのように暖かい日の光を浴びて過ごしてみたい」と感じるほどの羨ましさからくる温かみがなければならない。熱いものに慣れていないため、風呂(湯)は苦手である。 マール貝(マールがい) 人魚の里に生息する、大きい目が付いた二枚貝。耳が付いていないが言葉を聞き取ることが可能で、うまく語りかければ貝を開かせることができる。第7話でロレッタが魔法を使う際の発声練習としてマール貝に向かって声を出して貝を開かせる課題を出した。 魔法の森(まほうのもり) ペガサスなど様々な生き物が生息している森。人は住んでおらず静かな空気が漂う。森の奥には甘い香りを放ち、生き物を回復させることができる大きな花が咲いている。 魔法の羽根ペン(まほうのはねペン) 魔法を唱えることで写真のように情景をそのまま描くことができる羽根ペン。使いこなせれば連写のように立て続けに描くことが可能となる。第8話ではこれを使ってペガサスと記念撮影をするという補習が行われた。 びっくり花(ひっくりばな) 魔法界に生息する花で、開花すると「ヒャー!」と叫び声を上げる。みらいたち生徒5人とリズとの魔法対決ではこれを帽子に挿して、魔法で相手の花を咲かせたら勝利というルールで行われた。 生徒手帳(せいとてちょう) 魔法学校の校章の黒猫が描かれた生徒手帳。第9話でみらいも生徒と認められたため、ナシマホウ界帰郷間際に教頭から手渡される。 トランク 魔法学校の校章の黒猫が描かれたトランク。魔法を掛けて解錠する。リコ曰く「旅行の荷物なら1年分入る」。みらいはナシマホウ界帰郷時にピンク色の、リコは教頭から紫色のトランクを渡される。みらいのトランクには「ナシマホウ界での生活のしおり」が入っていたが、解錠方法を知らなかったため読めなかった。リコのトランクには魔法の水晶(キャシー)が入っていた。 ヤドネムリン 魔法界の生物の一つ。その殻に身体を入れることで寝袋代わりに使うことができる。なお、みらいが使用した際は頭から入ってしまい、リコに「入り方逆よ」と突っ込まれた。 くるくるっきー 渦巻き状の絵柄が入ったクッキーで、食べるごとにバナナ味やミント味など味が変わる。ナシマホウ界にやってきたジュン達がお土産として持ってきた。 公式ショップ「プリキュア プリティストア」では、実際に「魔法界のくるくるっきー」として、同じく登場した光るキャンディー(商品名「ミラクルマジカルロリポップ」)と共に発売している。 ナシマホウ界・最強ガイド(ナシマホウかい・さいきょうガイド) ジュンがナシマホウ界へ来た第16話で持参したガイドブック。『天の巻』『地の巻』の2冊ある。ナシマホウ界に憧れる彼女ゆえ何回も読み返しており「カーナビとショッピングモールもこれで知った」と述べている。 闇の魔法(やみのまほう) いにしえに禁じられた危険な魔法。かつて魔法学校校長の盟友クシィが将来世界に降りかかると言われる災いの調査をしていた際、手を出して命を落とし結果的にドクロクシー誕生のきっかけとなった元凶である。終わりなき混沌たちの力である「ムホウ」のデッドコピーとされている。 薬膳茶(やくぜんちゃ) 校長が魔力を温存し若い姿を保つために普段から飲んでいるお茶。生徒の間でも噂されるほどの相当な苦さを誇っており、教員であるアイザックでさえ吹き出していた。 最果て島(さいはてじま) 魔法界の最果てにある島。海や空を越えた、魔法のほうきでも3日かかる先にあり、さらに嵐雲を越えた先の空中に浮かんでいるため容易には近づけない。 第18話でガメッツが戦いの場と指定し、みらいとリコはリンクルストーン・ガーネットを取り戻すため向かうことになるが、途中ロレッタにほうきよりも速く移動出来る潜水艇で近くまで送ってもらい、ペガサスの親子に乗って嵐雲を越えて向かっていった。 伝書ポット(でんしょポット) 伝書鳩の形をしたポットで、こすることでノズルから煙が出てメッセージが現されるようになっている。 開かずの扉(あかずのとびら) 魔法樹の頂上にある扉。普通に取っ手を掴んで開けようとしても後ろに倒れてしまうだけであるため、文字通り開かずの扉となっている。魔法学校での七不思議によれば、校長のみが開けることができるとされている。 第19話にてバッティとの戦闘後に魔法樹が呼応することでリンクルストーン・アメジストが扉から生み出されたほか、リンクルスマホンのペンによって描き出された鍵によって、みらいとリコは扉を開けることができるようになる。扉を開ける際に頭の中に行きたい場所を思い浮かべることで扉が反応し、開けた先に行きたい場所が現れる。 ドクロクシーの骨(ドクロクシーのほね) 第21話でミラクルとマジカル、はーちゃんに倒されたドクロクシーの遺骨。続く第22話でラブーによって再生したヤモーが海で5本回収する。ヤモーがこれに魔法を入れるとスーパーヨクバールが誕生する。 ポコポコ焼き(ポコポコやき) 魔法界での粉物料理で、外見はナシマホウ界におけるたこ焼きそのものだが、口に入れると口の中でポコポコ跳ねる。 ワームー 輪投げに使う目の付いた輪っか。欲しい輪投げの景品をワームーに伝え、投げることで目的の景品を得る形だが、ワームー自体にやる気がなかったり気まぐれだったりすると、直前で落ちたり別の景品に飛んで行ってしまう事がある。 ドンドン花(ドンドンばな) / パチパチ花(パチパチばな) 双方とも夏祭りの時に打ち上げ花火を発射する花。通常は人の背丈より大きい「ドンドン花」を使うのだが、この年に限り祭りの直前にしおれてしまったので、魔法の森に咲く小柄な野生花「パチパチ花」を急遽使用する事になり、みらい・ことは・エミリーの3名(およびモフルン)が入手に出発した。 同じ所に咲く外見が似た別の色の花として、使った途端丸一日中おしゃべりになる「ペラペラ花」と丸一日中眠ってしまう「スヤスヤ花」がある。 打ち上げ役(ナシマホウ界の「花火師」に相当)は毎年の優秀生徒が担当する事になっており、今年はジュン・ケイ・エミリーが担当した。 ピーカンみかん同様、第48話でドンドン花がしおれたのはデウスマストの影響である事が判明。 デンポッポ 声 - 北川理恵 魔法界にいる伝書鳩。魔法図書館でパチパチ花について調べたリコ・ジュン・ケイがみらいたちに情報を伝えるため、書物の転写を託して飛ばした。 魔法界の絵本(まほうかいのえほん) 基本的にナシマホウ界の童話やおとぎ話と同じ物語だが、ナシマホウ界のと異なる点として魔法つかいが主人公として描かれている。例えば『シンデレラ』はシンデレラを助ける魔法つかいのおばあさんが主人公となっており、『ピーター・パン』はティンカー・ベルがピーター・パンに協力する勇敢な魔法つかいとして描かれ、『花咲かじいさん』に至ってはおじいさんが魔法を使って枯れ木に桜を咲かせる物語になっている。 なお、『シンデレラ』については、みらいたちが夢の中で見た、「モフルンがシンデレラ(モフデレラ)となり、最終的に伝説の魔法つかいへとなっていく」という内容がそのまま魔法界の現実世界でも改変され、絵本の中でもそのまま描かれてしまっている。 ぬっくい島(ぬっくいじま) 前述のひゃっこい島とは正反対の、一年中真夏の島。その中でも最も日当たりが良いと言われる「太陽の丘」では、ピーカンみかんが栽培されている。 カボチャ鳥(カボチャどり) 声 - 小林桂子 大きなカボチャ(ジャック・オー・ランタン)の姿でとんがり帽子をかぶり、翼をつけた鳥。1年に1度魔法界に現れて騒ぎを起こして去って行くとされ、年に1回行われる「カボチャ鳥祭り」ではこの鳥を追いかけて捕まえると、至上の喜びが入っていると言われる「金の卵」が手に入るとされているが、動きが素早く、あらゆる魔法をはね返し、口から放たれる球に当たるとお菓子にされるため、これまで捕まえることが出来たのは校長ただ一人だったとされる。 みらいたちが参加した際には歯に触ろうとされると怒って逃げ出していたが、モフルンが中に入って調べると虫歯が出来ており、それを抜いたことで痛みから解放されることになる。結果として仲良くなったモフルンが金の卵を獲得するが、その卵の正体は割れて木が生えると枝に歯ブラシがなる「歯磨きの木の種」だった。 エミリースピン 第38話のカボチャ鳥祭りでエミリーが披露した大技。カボチャ鳥の周囲を箒で高速回転し、エミリー自身も高速回転してカボチャ鳥の目を回し、その間にケイにカボチャ鳥を捕まえようとしたが、捕まえた部分がカボチャ鳥の虫歯だったためケイは失敗、エミリーも回転しすぎでダウンしてしまった。 サンタクロース 作中ではフィンランドにいるサンタクロースだけでは回りきれないため、魔法界の住人もサンタクロースになり、手分けして魔法界・ナシマホウ界を問わずクリスマスのプレゼントを届けに行く。魔法界では後述のお届けソックスを使い、ナシマホウ界では玄関から訪ねてプレゼントを届けている。 お届けソックス(おどどけソックス) デリバリ山に住む幻獣オトドの毛を編んで作られた魔法の靴下。これにプレゼントを入れることで子供たちがベッドにつるしている靴下に瞬間転送される。
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