『ピーター・パン』
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「ティンカー・ベル」の記事における「『ピーター・パン』」の解説
ピーター・パンのパートナーの妖精。具体的にセリフがあるわけではないが、少なくともピーターやロストボーイたちには彼女の言葉がわかる模様。ピーター・パンに対し恋心を抱いているらしく、ピーターに近づく女性(とくにウェンディ)には容赦なく攻撃し、時には殺害しようとすることも厭わない。その激しい嫉妬心をフック船長に利用され、隠れ家の場所を聞き出されてしまう。粉を振りまきながら飛んでおり、この粉を浴びると空を飛ぶことができるようになる。本作ではウェンディらの他、庭につながれていたナナや海賊船も彼女の粉の効果で飛翔するなど、粉自体が飛翔能力を与えるかのような描写がなされている。フック船長の船に捕まった後、ピーターパンには手を出さない事を条件に隠れ家の場所を教えた。 バリーの設定に基づいた設定になっている。 ティンカーベルはマーク・デイヴィス(アニメーター)によってアニメーション化されました。 ティンカーベルは非言語的であるので、彼女の動きは彼女がコミュニケーションするのを助けるために重要であると考えた。そこでデイヴィスはキャラクターを具体化することができるダンサーを探し、実写参照モデルとしてマーガレット・ケリー(英語版)を選んだ。
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『ピーター・パン』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 14:52 UTC 版)
海賊の船長。かつて左手をピーター・パンに切り落とされてチクタクワニに食べさせられたことがあり、その復讐をしようと企んでいる。そのため本作の時点でもう何か月も海に出ていないらしく、部下たちからは職業柄、そのことで不満を持たれている。短気で気性が荒く、何かと側近のスミーを怒鳴り散らす他、目的を達成するためなら女性の心を利用することも厭わない卑怯な人物。また、海賊生活を否定する歌を歌った部下を銃で狙撃するなど冷酷な面もある。一方で臆病者であり、自分を食べようと追い回してくるチクタクワニをスミーに泣きついて追い返してもらっている。「約束は破らない男」を自負しており、ティンクと「ピーターには指一本、フック一本触れない」と約束した後、時限爆弾をピーターに送りつけ、文字通り指(フック)一本触れずにピーターを殺害しようとする。切り落とされた左手は鉤になっている。この鉤は着脱可能で、鉤の代わりにナイフや栓抜きを装着することもできる。最後にはピーターとの戦闘に負け、自分はか弱いおサカナちゃん(ブエナ・ビスタ版ではタコ。原語ではcodfish(「タラ」の意))だと叫ばされている。 帽子についている羽の色は白に近い紫色。 ひげの形がへの字を逆にしたような形(いわゆるカイゼル髭)をしている。 左手を食べたチクタクワニは目覚まし時計を呑み込ませているため、針の音でその接近が判るが、フックはその音でもトラウマを刺激されて恐慌状態となる。これは、このワニが時間の象徴であり、フックがチクタクワニに追い回されるのは、時間に追われる大人というモチーフとなっており、「大人になりたくない子供」の象徴であるピーター・パンと対極を成している。 ディズニーランド内のフック船長のグリーディングでは、彼の耳元で「チクタク、チクタク」と囁くと慌てて逃げ出すという演出がある。
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『ピーター・パン』
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「ウェンディ・モイラー・アンジェラ・ダーリング」の記事における「『ピーター・パン』」の解説
水色のナイトドレス(ネグリジェ)を着ている。髪色は茶髪で水色のリボンでポニーテールに結んでいる。ダーリング一家の3姉弟の長子。十代前半~後半の少女。ピーター・パンの話を信じており、その話を2人の弟であるジョンとマイケルにしている。そのことで父親からは苦々しく思われており、年齢上そろそろ一人部屋で暮らす(=大人になる)べきだと言われている。しかし、本人は「大人なのだから」「女性なのだから」という価値観を押しつけられることを快く思っていない。一方で年頃の女の子らしくピーターに思いを寄せているところも見られ、ピーターが人魚たちやタイガーリリーと仲良くすると嫉妬することもある。また、自らもティンカーベル(ティンク)に嫉妬されている(本人がそのことに気が付いているかは不明)。情の深いところがあり、ピーターがミスター・スミーにフック船長を狙撃させるなど残酷なことをすると悲しむこともある。ピーター・パンやネバーランドを夢に見ることもあるらしく、初めてピーターに会ったり、ネバーランドに到着した時も「夢で見た通りの姿」と感激している。当初は大人になりたくないと訴えているが、ラストシーンで自ら進んで大人になることを決意する。ピーターのことは大人になっても忘れていないらしく、『2』でもティンクの粉を浴びて(少しだけだが)浮遊する描写がみられる。 ピーターパンの隠れ家(首吊り人の木)にいた時、マイケル達に本当のお母さんの事を語ってあげた。 人魚の泉にいた際、人魚達に水の中に引きずりこまれかけた事もある。 制作アニメーション監督はエリック・ラーソン。
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『ピーター・パン』
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「ピーター・パン (キャラクター)」の記事における「『ピーター・パン』」の解説
ネバーランドに住む永遠の少年。公式設定によると年齢は12歳。パートナーとして妖精ティンカーベル(ティンク)を連れている。また、隠れ家に迷子(ロストボーイ)たちと共に住んでおり、彼らにとってピーターの命令は絶対である。命令に背いたり、ピーターの意にそぐわない行動を起こすと反逆罪とみなされ、処罰を受ける。基本的に正義感が強く、相手と取り交わした約束はたとえ自分に不利なものであっても遵守しようとする。一方で女性たちに人気があることを多少鼻にかけている節があり、度々女心を理解せずに軽薄な言動をとって、ティンクやウェンディを怒らせる事があるが、本人いわく「ティンクが世界で一番大切」とのこと。また、子供特有といえる残酷さも併せ持っており、フック船長の左手を切り落としてワニに食べさせたことも「ただの遊び」と反省している様子はない。ネバーランドから現実世界にやってくることもしばしばあるらしく、ウェンディの自分に関する話を(ダーリング家の窓の外で)聞くことを楽しみにしている。その際に飼い犬のナナに影を奪われてしまい、彼が失った影を奪還しにやってきたことで物語が始まる。飛翔能力を持つが、本人いわく「どうやって飛べるようになったか忘れた」らしい。一応「楽しいことを考えるだけで飛べる」とは語っている。インディアン集落に戻った後、酋長の一人「空飛ぶ鷲」として迷子たちにいろんな事を教える(その際ウェンディに「夢見たいな事を吹き込まないで」と言われた)。酋長になった時は、ウェンディの事を「小さなお母さん」と呼んでいた。ドクロ岩にいたときに、海の魔物を声を演じた描写がある。終盤では「ピーター・パン船長」と名乗り、ウェンディ達三人(ウェンディ、ジョン、マイケルの三人)をロンドンへ帰してあげた。 バリーの設定に基づいた設定になっている。 大人になりたくない様な事を言ったような描写がある(その言葉とは「大人になったら二度と戻れないからな」である)。 アニメーション監督はミルト・カール。
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