単行本未収録回
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「おまかせ! ピース電器店」の記事における「単行本未収録回」の解説
第45話「ゲームの星」については、健太郎の妹の則子が製作したゲームソフトを巡る「アズマ電器」との騒動が描かれていたが、ゲーム業界と出版業界の関係を暗に批判する内容も含まれていた。そのため「アズマ電器」の関連会社から出版されたゲーム誌『バミ通』のモデルとなった『ファミ通』から抗議が寄せられ、単行本への収録が見送られた。
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単行本未収録回
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 04:14 UTC 版)
「クレヨンしんちゃん」の記事における「単行本未収録回」の解説
当作は1990年8月(週刊漫画アクション9月4日号)から連載を開始しているが、連載第1回も含む初期の一部の話が単行本未収録となっている。 『クレヨンしんちゃん大全』において双葉社の編集者 林克之は「どれもキャラクター像が架空の人物像になっているエピソードで、デフォルメ(主に性描写)の仕方も少しキツい感じが残っていた。(遠足のエピソードの続きについて)もっと過激な描写がたくさんあり、キャラクター像がぶれてしまうため、それらのエピソードをどうしても出したくなかった」と説明している。この経緯により、アニメの2010年7月16日放送分で紹介されたように、単行本第1巻第1話が最初の話とされている。 単行本未収録回とその内容は、以下の通り。増刊で加筆された第1回を除いて、全て3ページ。後に改めて未収録回を単行本化する話もあったが、以下の掲載内容から総合的な判断で見送られた。また、既に30年以上が経過していることと雑誌そのものの流通も少ないため掲載誌の入手は非常に困難であるが、全ての回が国立国会図書館に収蔵されているため、現地での閲覧や遠隔複写サービスなどで複写することは可能である。なお、第62回のみアニメ化されている(1992年4月27日放送「アクション仮面を見るゾ」)。 連載回数掲載号掲載ページ内容第1回 週刊漫画アクション1990年9月4日号226 - 228 しんのすけがアクション幼稚園に中途入園して来る。よしなが先生がしんのすけを皆に紹介している時に、しんのすけがよしなが先生のスカートの中に潜り込んでしまい、よしなが先生は思わず感じてしまう。その後、よしなが先生が粘土で何でも作ってみようとみんなに提案すると、しんのすけは粘土そのままの状態で「石」を作り、よしなが先生をズッコケさせる。それを見たよしなが先生から「人生楽な道ばかり選んでたら成長しない」と窘められると、しんのすけは今度は落ち武者の「生首」を作る。そこに風間くんが現れ、よしなが先生に「こんなバカほっといてボクの作品を見てください」と言いながら自身の作品「ロダンの考える人」を自慢すると、しんのすけも対抗して「いやらしいことを考える人」(「考える人」よりちょっと腰が引けたポーズ)を作る。風間くんは意地になり「もっとレベルの高いものを作ってやる」と言うと終いには風間くんがベルリンの壁を、しんのすけは天安門広場を作ったのだった。 第2回 週刊漫画アクション1990年9月11日号246 - 248 アクション幼稚園のグラウンドでみんなが遊んでいると、幼稚園の外を大人のカップルが歩いている。園児たちは門越しにカップルを冷やかすが、しんのすけだけは「もう寝たのか?」とツッコミを入れる。よしなが先生がしんのすけを足蹴にしつつ、砂場遊びを提案。風間くんが砂で彫刻のようなヒトの像を作って「ボクの心を表現してみた」と自慢すると、しんのすけは「オラなんか体で表現しちゃうかんな」と裸になり、小便小僧、大便少女、検便父さんの「便三部作」をやってのけ、最後は便・ジョンソンにもなりきる。他の園児もしんのすけに感化されて裸になるなど、終いに収拾がつかなくなる。 第3回 週刊漫画アクション1990年9月18日号200 - 202 今週のどうぶつ係に当たっている、しんのすけ・ネネ・風間くん。アクション幼稚園で飼っている鶏小屋の掃除をすることになったが、ボスの鶏につつかれたことがトラウマで小屋の掃除をしたくないというネネの話から、しんのすけはケンタッキーおじさんの恰好で斧を振り回し、「ナゲットにするぞ」と言いながら小屋で鶏たちを脅かすも返り討ちに遭ってしまう。結局、鶏小屋の掃除は難しすぎるから他の小屋に変えてほしいと提案するしんのすけたちに対し、よしなが先生はワニ小屋の掃除を言いつける。 第6回 週刊漫画アクション1990年10月9日号242 - 244 第6回・第7回はアクション幼稚園運動会のエピソードで、連続した話となっていた。第6回では、ネネの父である苗木が初登場。ネネの姿をビデオ撮影していたところ、しんのすけがボケをかますので苗木がノリで更にボケをかますと、ネネは「パパがビデオ男優になった〜」と泣いてしまう。徒競走で『ばら組のチーター』と呼ばれる俊足の男の子と同組になったしんのすけと風間くんだが、スタートラインで「ウチの中学生のアニキは陸上部のエース」と自慢する男の子に対し、しんのすけは号砲が鳴ったのに走らず「オラのアネキは中2だけど、まだ始まってないんだぞ」と言い返し、よしなが先生から「とっとと走れ」と突っ込みを入れられる。この時点ではしんのすけに年の離れた姉がいることが語られていた。 第7回では、よしなが先生はばら組担任のまつざか先生から「優秀なばら組とおたくを比べたらかわいそう」「今年もウチのペースね」と嫌味を言われたことで、「最後のリレーで逆点してみせる」と強がりを言う。最後の種目のリレー対決で直前に怪我をして出られなくなった子の代役となったしんのすけはアンカーとなったが、ここでも『ばら組のチーター』と呼ばれる俊足の男の子と一緒になる。ばら組とデッドヒートとなり、ネネからバトンを受け取ったしんのすけはちゃんと走らず、ズボンの中にバトンを入れて陰茎に見立ててふざけたことから、結局はキレたよしなが先生にトラックを追い掛け回される。 第7回 週刊漫画アクション1990年10月16日号200 - 202 第11回 週刊漫画アクション1990年11月13日号239 - 241 前回(単行本第2巻収録「幼稚園は楽しい楽しいパラダイス編」第2話)に引き続き、遠足でのエピソード。単行本収録の第10回と、未収録の第11回・第12回とが連続した話となっていた。第11回では、遠足先に着くなり園児たちが興奮して騒いでいる中、しんのすけは「こんなの初めてーっ」と裸の女性の姿になって、四つん這いでお尻を叩かれながら責められて興奮している(お尻を叩いているのはボーちゃん)。それを見たよしなが先生は怒りのあまりバスに乗り込み、しんのすけを轢こうとする。その後、お弁当の時間でしんのすけは道中のバスの車内で早弁しておかずを先に食べてしまっていたため、よしなが先生からお弁当のおかずを分けてもらうが、味にいちゃもんをつけられたよしなが先生は激怒する。 第12回では、メインイベントとしてイモ掘りをする。冒頭で『サード・ギア』(狩撫麻礼原作)のパロディをするしんのすけに対し、よしなが先生はバイクで轢いて突っ込みを入れる。そして、いきなり現れ競争でもないのに勝手にレースだと決めつけイモ掘り勝負を挑んで来るまつざか先生に対し、よしなが先生も意地となって「一番大きいイモを掘った方が勝ち」と勝負を受けて立つことになった。余裕たっぷりに「私が勝ったら?」と聞いてくるまつざか先生に対し、しんのすけが現れ「もれなく私の『たねイモ』プレゼント」と、脚立に乗りながらまつざか先生のほほに『たねイモ』をくっつける。しんのすけは結局、まつざか先生とよしなが先生から地中に生き埋めにされる形で突っ込みを入れられる。 第12回 週刊漫画アクション1990年11月20日号113 - 115 第13回 週刊漫画アクション1990年11月27日号245 - 247 アクション幼稚園でのお絵かきの時間。しんのすけは近所で着替え中の下着姿の若い女性を写生して、よしなが先生と若い女性からデカいクレヨンで制裁を食らう。その後、花を描いているネネの横でお尻を突き出して「菊ならここにあります」とボケるしんのすけに対し、よしなが先生はしんのすけの顔がピカソの絵になるくらいに殴って制裁を加える。そして、またいきなり現れたまつざか先生から「お絵かきコンクールの入選者にはオーストラリア旅行がプレゼントされる」と聞いたよしなが先生は、「ウチのクラスの子は賞目当てにガツガツしない」と最初は軽く受け流すも、先生も付き添いとして同行できると聞いた途端急に態度を変え、園児たちに絵を描くことを強制する。 第14回 週刊漫画アクション1990年12月4日号188 - 190 アクション幼稚園での職員会議で、園長先生が「近頃、子供たちの歯が弱っているという調査結果が出ている」という話題を出す。よしなが先生の提案を受け、アクション幼稚園でも給食のメニューを見直し、歯の健康を考えて固い物を出すことになったのだが、出されたイワシなどを見て困った顔をしている園児たちの横で、しんのすけはどさくさ紛れで「スコラが見たーい」と口にする。そして、イワシを食べて歯茎から出血してしまい泣き出したネネに対し、しんのすけはよしなが先生に扮して「女の子なら、誰でも通る道だから」と慰めるが、よしなが先生から「初潮じゃねえ」と蹴りで突っ込みを入れられる。よしなが先生がネネの口の中を見て「シソーノーローのケがある」と言うと、しんのすけはベッドの上のシチュエーションで女の姿でボケをかましたが、男の姿になってたよしなが先生は我に返り「あたしゃソーローじゃない」としんのすけにノリ突っ込みを入れる。しんのすけに振り回されっぱなしでイライラの募ったよしなが先生は、医者から神経性胃炎と診断され「もっと、ゆとりある食事を」とも言われてしまう。 第17回 週刊漫画アクション1990年12月25日号188 - 190 第15回(単行本収録)で登場した近所の小学生たちに虐められケガをしたマサオを見て、しんのすけたちが小学生たちに決闘を申し込んで決着を図ろうとする。小学生たちの下校時を待ち合わせ、しんのすけたちが手紙を渡したが、そこには「夜の8時にパンダ公園に来い」と書かれていたため、小学生たちはその時間に公園で待っていたものの、そんな時間に親が幼稚園児を外に出す訳がなく、小学生たちは待ちぼうけを食らう。マサオは結局、ますます虐められるようになった。 第62回 週刊漫画アクション1991年11月1日号 カラーで掲載。「午後5時までに帰宅する」というみさえとの約束を守らず、午後5時を過ぎて帰宅したしんのすけ。みさえは反省を促すため家に入れなかったが、しんのすけは空いていた窓から侵入し堂々とテレビのアクション仮面を見ていたのだった。怒ったみさえはしんのすけを外に出すも、しんのすけは今度はこっそり勝手口から入って箪笥の中に隠れながらアクション仮面を見ていたのだった。再びしんのすけを締め出したみさえだったが、そのあとネネの母もえ子から「おたくのしんちゃんウチにみえまして…」と電話があり、しんのすけがネネの家に勝手にお邪魔してネネと一緒にアクション仮面を見ていたことを知る。 週刊漫画アクション特別編集12月23日号増刊 クレヨンしんちゃん特集号 第1回と第2回をカラー化し再掲載。なお、第1回は途中に1ページを加筆して全4ページとなっている。第1回では、しんのすけが粘土で「生首」をつくると、(ここから加筆)ネネは粘土で犬を作った。それを自慢しようとネネはよしなが先生を呼んだが、しんのすけがネネの犬の上に自分が作った犬を乗せており、それを見たネネは「わたしのメアリーが犯された〜〜〜」と泣き出してしまう。しんのすけが「先生も嫌いじゃねーべ?」と言うと、よしなが先生はまんざらでもない表情を見せたが、我に返ってネネに謝るよう諭すと、しんのすけはネネに「2度とやるなよ、桜田」と言う。泣いていたネネだったが頷いたあとすぐに笑顔を見せたので、しんのすけは「いま泣いたカラスがもう笑ってら」と高笑いするが、よしなが先生から「なんか違うぞ」とツッコミを入れられる。(ここまでが加筆)そこに風間くんが現れ、よしなが先生に自身の作品を自慢する。
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