ベア研
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:15 UTC 版)
「あたしンちの登場人物」の記事における「ベア研」の解説
テディベア研究会の略。名前の通りテディベアに関する研究をしている。 自作のテディベアを作っては数か月ごとに発表しており、文化祭でこの作品を皆で展示することになっている。 元々はみかん・理央・浅田・梶井の4人が遊びで作ったグループであるため、活動内容は全員で大富豪をしたり、近所のお店でケーキやパフェを食べたりと、お世辞にもちゃんとした活動をしている様子はない。後輩の新田が入部してからは多少改善されたようで、特に文化祭では新田の活躍で大勢の客を集めることに成功した。文化祭以降はテディベアを作る場面が増えていった。 新田を除いた先輩4人組はベア研にも拘わらずテディの意味を知らなかったり、文化祭直前まで大富豪をして新田を怒らせたりと、いい加減な性格である。 クラスの内訳は、理央と梶井は同じクラス、みかんと浅田は別のクラス。アニメでは梶井とみかんが同じクラスで、浅田と理央は別のクラス。アニメでは母から「熊の研究をしている団体」と勘違いされたことがある。 ベア研は作者の高校時代の部活漫画研究部がモデルとなっている。 理央 声 - 大本眞基子 テディベア研究会の一員。原作ではベア研の会長となっている。初登場は1巻。アニメの初登場は第2話。 ベア研のリーダー的存在の仕切り屋で、積極的に行動することの少ない部員達を引っ張っている。豪邸に住む金持ちの娘だがそれを鼻にかけたりせず、むしろ上流階級の生活に嫌気が差している節があり、下町に暮らしたいと思っている。みかんと同じく部屋にはテディベアが飾られている。 家の中でも化粧をするお洒落な母と、ダンディな父、別荘を管理しているおじがいる。父やおじは原作には登場せずアニメのみの登場。細い目は母親譲り。 「遅刻のみかんに遅れの理央」と言われるほど時間にルーズで、みかんと大幅に遅刻した際にはすっぽかして二人で買い物に行こうとしていた。その後、待ち合わせの時間に遅れずに到着するも、いつも通り遅刻したみかんが終始下を向いていた時には、彼女に裏切り者扱いされていると思い込みずっと思い悩んでいた(実際は上着のチャックがうまく上がらず下を向いていただけ)。 料理が得意で、文化祭のお弁当に手作りのサンドウィッチを持って来た事や、みかんにペペロンチーノを振る舞い味を絶賛された事がある。 犬を飼っており、名前はアレックス(アニメ第1期より)。 浅田 声 - 浅井晴美 テディベア研究会の部長(アニメのみの設定)。通称あさこ。初登場は1巻。アニメの初登場は第1話。 ぽっちゃりした体型で目が小さい。食いしん坊で脂っこいものが好物で、文化祭の休憩時間にはボリュームのあるハンバーガーやフライドチキンを持参していた。先輩の威信をかけたベア研のマラソンでもビリになっている。トランプにも弱く、大富豪では何度も大貧民になって号泣している(アニメのみ。原作では梶井がよく大貧民になっている)。 アニメでは部長の権限を利用した部長命令を発動することがあり、貧乏くじを引きやすい、みかんと新田がよく被害に遭っている。だが、それが裏目に出て客を逃がしてしまうこともあった。しかし部長としての責任感はあるようで、皆のアイディアを記録したり、客を逃がした際も間違いを認めて反省している。時間にうるさく、待ち時間の10分前には到着するようにしており、時間にルーズなみかんと理央が大幅に遅刻し「先に見てればよかったのに」と言った際は、梶井と「それじゃあんたたちの罪がチャラになる」となじった。 梶井 声 - 梶田夕貴 テディベア研究会の一員。初登場は1巻。アニメの初登場は第1話。 ベア研では浅田と仲が良く、2人で雑談をしているなどペアで行動することが多い。即興漫才を披露する際は梶井が男役、浅田が女役をすることがお決まりになっている。みかんともデュエットをして息の合った歌声を披露している。基本的に皆の意見に賛同しては暴走に付き合っている。 男の後輩を欲しがっており、イケメンの後輩に縫い方を教えているシーンを妄想していた。 ベア研メンバーの一番の常識人で、メンバーの提案などのメモをとるのが速い。 アニメ版での名前は浅田と梶井の担当声優の苗字をそれぞれ一字ずつ入れ替えたものである。公式ファンブックでの名前の設定は「梶山」だが公式サイト及び漫画ではアニメ同様「梶井」になっている。 新田 声 - 森田樹優 テディベア研究会の一員で、みかんたちが高校2年生になった時に入部してきた後輩(高校1年生)。 原作初登場は単行本未収録回。単行本初登場は2巻。アニメ初登場はSP1。 語尾に「ッス」をつけて喋る。外見はぽっちゃりで丸眼鏡を掛けた刈りあげ頭。ベア研の中では一番の変わり者で、ぬぼーとした外見から無気力に見えるが、実は文化祭に青春をかけるほどの情熱家。よく気の付く性格で、そのため、自分に合った職業は秘書だと思っているが、気付くだけで行動に移さないことが多い。 テディベア展では、客寄せとしてクマの着ぐるみを着た状態でブレイクダンスを披露し、展覧会を大盛況のうちに終わらせている。 ベア研の中で唯一彼氏がいる。 よく有名人を見る。 高田 声 - 神谷浩史 新田と交際中の男性で、ごく普通の優しそうなメガネ男子。初登場は7巻。アニメの初登場は第31話。 ベア研の面々を「思い込みが激しそうな人が揃っている」と評したり、みかんのことをベア研の中で一番の美人と評した。 みかんの隣人である漫画家・越野あんの大ファン。サインを貰っている。
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