コルレオーネ・ファミリー
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「ゴッドファーザー PART III」の記事における「コルレオーネ・ファミリー」の解説
※トム・ヘイゲンは物語開始以前に死去しており今作には登場しない。 アルベルト・“アル”・ネリ 演 - リチャード・ブライト マイケルを身近で支える存在。後にバチカンへ赴き、マイケルを裏切ったギルディ大司教を射殺する。 B・J・ハリソン 演 - ジョージ・ハミルトン トム・ヘイゲンが亡くなっているため、今作におけるマイケルの弁護士を務めている。常にマイケルと行動を共にし、インモビリアーレ買収で活躍する。 アンドリュー・ヘイゲン 演 - ジョン・サヴェージ トム・ヘイゲンの息子で聖職者。マイケルにとって血縁はないが甥にあたり、常に目をかけている。マイケルとギルディ大司教の手引きの結果バチカンに赴任することになった。ラストのオペラシーンではマイケルの親族として列席する。 ドン・トマシーノ 演 - ヴィットリオ・デューズ シチリアに住むコルレオーネ・ファミリーの忠節な後見役。イタリアとバチカン内の動きに通じ、ギルティ枢機卿の裏切りを知ったマイケルにランベルト枢機卿を紹介する。偶然会ったモスカ親子に車内で射殺される。 カロ 演 - フランコ・チッティ シチリアに住むマイケルのボディーガード(第一作にも登場)。ドン・トマシーノ暗殺に際しては悲しみ怒り、マイケルに復讐を誓う。後にルケージ宅へ赴き、メガネを奪い取って首を突き、復讐を果たした。(この際にカロもルケージのボディガードに射殺されたと思われる) ドミニク・アッバンダンド 演 - ドン・ノヴェロ 父の恩人の息子でマイケルを支える側近。 アーマンド&フランシスコ 演 - ロゲリオ・ミランダ&カルロス・ミランダ ヴィンセントの部下のボディーガード。オペラ劇場内でモスカに殺害される。 ジョニー・フォンテーン 演 - アル・マルティーノ 父がかつてそのキャリアを助けた大御所歌手。マイケルの叙勲記念パーティーで歌を披露するなど今もファミリーと友好関係を持つ。
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コルレオーネ・ファミリー
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「ゴッドファーザー PART II」の記事における「コルレオーネ・ファミリー」の解説
ドン・ヴィトー・コルレオーネ 演 - ロバート・デ・ニーロ 9歳の時に両親と兄を地元のボスであるドン・チッチオに殺害され、命からがらニューヨークに逃亡してくる。当初はリトル・イタリーの食料品店で働く一介の店員であったが、嫌われ者である恐喝屋のドン・ファヌッチを殺害して周囲の信頼を獲得し、友であるクレメンザとテッシオと共にマフィアのボスとしてのし上がっていく。 マイケル・コルレオーネ 演 - アル・パチーノ ヴィトーの三男でありコルレオーネファミリーのボス。ユダヤ人のボスであり、父の盟友であったハイマン・ロスやフランク・ペンタンジェリと暗闘を繰り広げる。ファミリーを守るためには手段を選ばす、立ちはだかる敵を冷徹かつ徹底的に排除していくが、その過程で人間性を喪失し、冷酷な人物に変貌していく。 フレド・コルレオーネ 演 - ジョン・カザール ヴィトーの次男。心優しいが気が弱く、おおよそマフィアには向いていない。コルレオーネファミリーのアンダーボスではあるが、使い走りのような仕事ばかり任されているなど、実際の立場はかなり低い。有能である弟のマイケルに対して劣等感と嫉妬心を抱いており、妻であるディアナとの仲もうまくいっていない。ロスの部下であるジョニー・オーラの差し金で弟を無意識ながらも裏切ってしまい、ファミリーを窮地に陥れる。その後、マイケルに劣等感や孤独感の愚痴を吐き捨ててファミリーから勘当されたものの、母の死後に葬式に参列。そこで弟と和解したかに見えたが、最後はマイケルの真意を汲んでいたアル・ネリにタホ湖で粛清される。 トム・ヘイゲン 演 - ロバート・デュヴァル コルレオーネファミリーの弁護士。ボスであり義兄弟のマイケルに命の危険が迫った際には家族と跡目を託される程信頼されている。ファミリーの強大化及び敵の排除に大きく貢献するが、冷酷な人間に変貌していくマイケルに困惑もしている。 ケイ・アダムス・コルレオーネ 演 - ダイアン・キートン マイケルの妻。夫との間に長男のアンソニーと長女のメアリーをもうけるが、次第に冷酷なマフィアのボスに変貌していく夫についていけなくなり、遂には妊娠していた次男を中絶して離婚してしまう。 コニー・コルレオーネ 演 - タリア・シャイア ヴィトーの長女でありマイケルの妹。夫であるカルロを殺害したマイケルを恨んでおり、当てつけるかのように育児を放棄し、兄の意に添わぬ結婚を繰り返すが、母の死後に葬式にてマイケルと和解し、フレドを許すよう懇願する。 カルメラ・コルレオーネ 演 - モーガナ・キング(若年期:フランチェスカ・デ・サピオ) ヴィトーの妻であり、ソニー、フレド、マイケル、コニーの母親。夫や子供の仕事には口を出さないが、若い頃は大家に追立てられそうな近所のコロンボ夫人を夫に紹介するなど内助の功を発揮する。 アンソニー・コルレオーネ 演 - ジェームス・ゴナリス マイケルとケイの長男。伯父であるフレドとは釣り仲間であり、非常に仲が良い。 メアリー・コルレオーネ 演 - ソフィア・コッポラ マイケルとケイの長女。 ソニー・コルレオーネ 演 - ジェームズ・カーン ヴィトーの長男。ラストの回想シーンに登場。父の意に反して海軍に志願したマイケルの決断を非難する。 カルロ・リッツィ 演 - ジャンニ・ルッソ ラストの回想シーンに登場。ソニーの友人としてコニーに紹介される。 ディアナ・コルレオーネ 演 - マリアンナ・ヒル フレドの妻。元女優であり奔放な性格で夫と家族を困らせている。タホ湖の襲撃犯の死体を見て錯乱する。
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コルレオーネ・ファミリー
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「ゴッドファーザー (映画)」の記事における「コルレオーネ・ファミリー」の解説
ソニー・コルレオーネ 演 - ジェームズ・カーン ヴィトーの長男かつ組織のアンダーボス(ドンに次ぐ地位)。ヴィトーの跡継ぎと目されており、マフィアの長としては申し分ないものの、ヴィトーほどの聡明さはない点をやや心配されている。良くも悪くもシチリアの男らしいと評され、真っすぐで少々短気な性格故に暴力沙汰が絶えず、女癖が悪い。家族からはヴィトーからのみ愛称ではない「サンティノ」と呼ばれている。 父と違い麻薬ビジネスに乗り気の姿勢を見せたが、父が襲撃されて瀕死の重傷を負うとタッタリアとの抗争を決意し、陣頭指揮をとる。ブルーノの殺害に成功するなど一定の戦果を得るも、短気で逆上しやすい性格が災いし、単身で行動したところをハイウェイの料金所で待ち伏せていた殺し屋達から短機関銃の一斉射撃を全身に受けて殺される。 原作ではヴィトーからボスの器ではないとみなされており、最初からヴィトーはマイケルを跡継ぎにしたがっていた。 トム・ヘイゲン 演 - ロバート・デュヴァル ヴィトーの事実上の養子かつ組織の相談役(コンシリエーレ)。名前の通りドイツ系であり12歳の頃に親に捨てられた孤児だったところをヴィトーに拾われる。親や出自に悪いという理由で法的には正式な養子にはされず、苗字はヘイゲンのままであるが、ソニーやマイケルらと同等に愛情を受けて育ち、学費を援助してもらい大学を出て弁護士資格を得る。このため、血がつながらずともヴィトーには父として多大な恩義を感じており、組織に尽くす。先代コンシリエーレのアッバンダンドを師とし、彼の死去に伴い、その才覚と忠誠心から非イタリア系ながらヴィトーの大抜擢として組織の重職についていた。 物語後半では表向きラスベガスに拠点を移すマイケルの計画のためにコンシリエーレを解任され、顧問弁護士扱いとなる。しかし、ヴィトーと共にマイケルの才覚を熟知する数少ない人物であり、その側近として行動する。 原作ではシチリア人の出自の誇りの強さから、非イタリア系がコンシリエーレに任命されたのはヴィトー最大の失策とまでマフィア達に評され、コルレオーネ・ファミリーが落ち目とみなされている一因にもなっている。 ピーター・クレメンザ 演 - リチャード・カステラーノ ヴィトーの盟友かつ最古参の幹部(カポ・レジーム)。恰幅の良い男で武闘派、ヴィトーからは暴力はやりすぎることがないと言われている。ファミリー内では世話好きで面倒見がいい。料理も上手く、劇中でマイケルにパスタのレシピを教えている。 終盤、生前のヴィトーが示唆していた組織の裏切り者について、トム・ヘイゲンからその正体として疑われていたが、マイケルからは裏切りができるような器用な人物ではないと否定されている。 サルバトーレ・"サル"・テシオ 演 - エイブ・ヴィゴダ ヴィトーの盟友かつ最古参の幹部(カポ・レジーム)。長身細身で冷静沈着な男。聡明で武闘派としても申し分なく、最高の兵隊と評されてコルレオーネ・ファミリーを支えてきた重鎮であり、ヴィトーから誰よりも信頼されたといわれる。 ヴィトー亡き後のファミリーを悲観しており、バルジーニの誘いに乗ってマイケル暗殺の策謀に加担する。ヴィトーの葬儀の場でバルジーニとの会談をセッティングしたことをマイケルに伝えるものの、これ自体が生前のヴィトーが予期していた裏切り者の証であり、洗礼式の日に粛清される。クレメンザが裏切り者だと疑っていたトム・ヘイゲンからは非常に驚かれる。 ルカ・ブラージ 演 - レニー・モンタナ 殺し屋。組織最強の殺し屋と称され、ヴィトーの命令を受けて数々の暗殺を成功させてきた大柄な男。必ず単独で仕事を行うために、協力者から尻尾を掴まれることもなく警察の捜査も及ばないという。ヴィトーに強い忠誠心を誓い、その仕事ぶりはヴィトーから高く信頼される。 ソロッツォとの会談決裂後、事態に不審を抱いたヴィトーからタッタリア・ファミリーへの潜入調査を命じられ、ヴィトーに不満を抱いたという筋書きでタッタリアに接触する。しかしヴィトーの目論見はタッタリア側から見透かされており、逆に暗殺される。 原作では、あまりに暴力一辺倒な性格をヴィトーから煙たがられており、それを察してコニーの結婚式で大金を包もうとするなどの様子が描写される。タッタリアへの潜入命令も、そうした二人の関係を踏まえたものになっている。 カルロ・リッツィ 演 - ジャンニ・ルッソ コニーの夫。外見は精悍ながら軟派な性格のため信頼されず、ファミリーの中枢から遠ざけられていた。コニーとの新婚生活の期間中にも浮気をし、コニーに暴力を振るう。これを知って激怒したソニーが家に乗り込もうとしたことが彼の死のきっかけとなる。その後、マイケルがドンになるとトムと交代する形で彼の右腕として重用され、コニーと円満の満足した生活を送るようになる。ところが、ソニーの死は偶然ではなく元々バルジーニが仕組んだものであり、マイケルには真相を知られていた。重用されたのも油断及び監視が目的であった。物語終盤の洗礼の日にマイケルから尋問され、命は保証するという彼の言葉を信じて自白した後、クレメンザにガロットで絞殺される。 原作によれば、シチリア人の父と北イタリア人の母を両親に持ち、ネバダ州に住んでいたが、そこで若気のいたりから拳銃が絡む「些細な」事件を起こしニューヨークへ逃げてきたという。ソニーと知り合い、また事件もヴィトーの手配でもみ消された。また、この時のネバダ州での情報収集でヴィトーがカジノビジネスに興味を持ち、後にモー・グリーンに出資したエピソードもある。 ポーリー・ガットー 演 - ジョン・マルティーノ クレメンザの右腕で組織の幹部候補。ヴィトーの専属運転手兼護衛役であったが、ヴィトー襲撃事件の日は突然の病気で不在であった。これはタッタリアと内通していた結果であり、クレメンザの意を受けたロッコにより粛清される。 原作ではマイケルの同級生とされ、アメリゴの娘の報復の担当者としても登場している。 ウィリー・チッチ 演 - ジョー・スピネル クレメンザの部下でボディガード兼殺し屋。 ロッコ・ランポーネ 演 - トム・ロスキー クレメンザに見出された逸材で、ヴィトー時代はクレメンザの下で研鑽を積み、マイケルが跡を継ぐと彼の側近(カポレジーム)となる。作中では裏切り者のポーリーを始末する。 原作では五大ファミリーの会議の際にヴィトーとトムの運転手をたまたま務めていたところを、ヴィトーが高く評価して将来の幹部候補に見いだされたというエピソードがある(トムはただ普通に寡黙で運転していたとしか思っておらず、ヴィトーの高評価に驚く)。 アルベルト・"アル"・ネリ 演 - リチャード・ブライト マイケルに忠誠を誓う殺し屋。物語終盤で警察官に扮し、バルジーニを射殺する。その後、幹部(カポレジーム)へ出世する。 作中では終盤に登場するのみで詳細な出自は明かされないが、元警官という経歴を持ち、その正義観から過剰暴力を振るい、義父の依頼を受けたヴィトーに助けられたという来歴を持つ。このためヴィトーに多大な恩義を感じている。バルジーニ暗殺に使った警官の制服も自身の現役時代のもので、最後に証拠破棄のため制服を廃棄して、過去との決別としている。また、原作では最初の殺しの仕事として、モー・グリーンも殺している。「マイケルのルカ・ブラージ」とも評され、ルカ以上の殺しの才に頭脳まで伴う逸材とされる。 ジェンコ・アッバンダンド 初代相談役(コンシリエーレ)で、トムの前任者。通常版では登場しないが、クレメンザ、テシオと並ぶ組織の最古参であり、ヴィトーの盟友。元は若きヴィトーが務めていた個人食料品店の息子で、しがない一般人であったが、コンシリエーレとしては非凡な才能を見せ、数々の内外の争い事を調停し、信頼厚かった。 本編開始時点では死病の床にあり、結婚式の日の午後にヴィトーに看取られながら亡くなる。未公開シーンでは彼の臨終シーンがある。
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