内助の功
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/04 01:45 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動内助の功(ないじょのこう)とは日本の慣用句である。「家庭において、夫の外部での働きを支える妻の功績」という意味がある。類語には鶏鳴の助や縁の下の力持ちがある。
語源
土佐国高知藩主、山内一豊の妻である千代(見性院)が、一豊のために嫁入りの持参金(黄金十両)で高価な馬(鏡栗毛)を購入した。その馬が、織田信長の目にとまり、出世を助けたという話から来ている。
この話は、後年編纂された新井白石の「藩翰譜」に載せられていたのが根拠となり、江戸時代中期にはすでに有名になっているそうだが、山内家の資料の中には一切記録がなく裏付けられていない。
関連人物
- 見性院
- 本陽院
- 正室院
- 愛姫
- 菊姫[要曖昧さ回避]
- 小松姫
- 早川殿
- 芳春院(まつ)
- 高台院(ねね)
- 崇源院(江)
- 濃姫
- 板額御前
- 常高院(初)
- 京極竜子
- 妻木煕子
- お市の方
- 淀殿(茶々)
- 櫛橋光
- 井伊直虎
- お船の方
- 大政所
- 日秀尼
- 寿桂尼
- 真竜院
- 細川ガラシャ
関連項目
外部リンク
内助の功
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/18 05:49 UTC 版)
「ジュゼッピーナ・ストレッポーニ」の記事における「内助の功」の解説
ジュゼッピーナは単に大作曲家の奥方然として暮らすのでなく、ヴェルディの仕事上の重要なパートナーでもあった。ヴェルディはその作曲が進捗するたびピアノで妻ジュゼッピーナに弾いてみせたというし、彼女の元プリマ・ドンナとしての意見も何らかの形で反映している可能性がある。 また、フランス語が少々話せる程度で語学の才には恵まれていなかった夫ヴェルディとは対照的に、ジュゼッピーナは語学に秀でており、流暢なフランス語を操り、スペイン語もかなりの程度理解できたといわれる。スペインの作家グティエレスの原作になる『イル・トロヴァトーレ』と『シモン・ボッカネグラ』、同じくスペインの作家サーヴェドラの原作になる『運命の力』に関しては、ジュゼッピーナが夫のためにスペイン語原典から梗概を作成して、夫の創作を助けた可能性が指摘されている。 またジュゼッピーナは、ヴェルディがその尊崇する大作家アレッサンドロ・マンゾーニと面会するよう段取りを付ける役も買って出ている(1868年)。この面会の体験が後にヴェルディの『レクイエム』として結実することになる。 彼女は、ヴェルディに仕える有能な個人秘書でもあった。作品上演や楽譜出版契約などの事務連絡、来信する手紙の整理、ヴェルディよりの返信の複写作成など多くの作業はジュゼッピーナ抜きでは不可能だった(彼女が整理した膨大な書簡類は今日公刊されており、第一級の研究資料とされる)。
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