コルレオーネ・ファミリーの敵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:46 UTC 版)
「ゴッドファーザー PART II」の記事における「コルレオーネ・ファミリーの敵」の解説
ハイマン・ロス 演 - リー・ストラスバーグ(若年期:ジョン・メグナ) 本名はハイマン・スチャウスキー。マイアミを根拠地とするユダヤ人のボス。ヴィトーやモー・グリーンとはかつての仕事仲間であり、禁酒法時代に糖蜜をカナダへ輸送して財を築いた。バティスタ政権下でのキューバに巨大な権益を持っており、マイケルとの協力関係を築こうとするが、実は目をかけていたグリーンを殺害されたことを恨んでおり、様々な手段を用いてマイケルを窮地に陥れようとする。最後はイスラエルへの亡命を拒否され、衆人環視の中ロッコにマイアミの空港で射殺される。若い頃は自動車の修理工を務めており、クレメンザがヴィトーに彼を引き合わせ、実在のマフィアであるアーノルド・ロススタインにちなんで名字を変えるシーンが存在する(本編では削除されている)。モデルは実在のマフィアであるマイヤー・ランスキー。 ジョニー・オーラ 演 - ドミニク・キアネーゼ ロスの部下であるシチリア人。フレドを唆してマイケルの居所を入手し、タホ湖の邸宅での襲撃を行う。キューバでマイケルのボディガードであるミオに絞殺される。モデルは実在のマフィアであるヴィンセント・アロ。 ロサト兄弟 演 - ダニー・アイエロ、カーマイン・カリディ ロスの部下であり、兄のトニーと弟のカーマインの2人組。ニューヨークの縄張りを巡ってフランクと対立しており、ロスの策略によりフランクの暗殺未遂事件を起こす。 パット・ギアリー 演 - G・D・スプラドリン ネバダ州出身の上院議員。マイケルやマフィアを「アメリカ人のふりをする汚い商売をする奴」と軽蔑しており、賄賂として法外なカジノの許可料を吹っかけてくるが、フレドが管理する売春宿で女とSMプレーの最中になぜか意識を失い、目を醒ますと女はベッドに手を縛られて血まみれに。この修羅場をトムにもみ消してもらったことで、その後はコルレオーネファミリーの傀儡と化す。 ドン・ファヌッチ 演 - ガストーネ・モスキン リトル・イタリーを根城にする「ブラック・ハンド」と呼ばれる一匹狼の恐喝屋。横暴で皆に嫌われており、ヴィトーがジェンコの店で得た就職口を自分の甥のために奪い取り、窃盗で得た金までゆすり取ろうとするが、聖ジェンナーロの祭の日にヴィトーに射殺される。 ドン・チッチオ 演 - ジュゼッペ・シラート シシリアのコルレオーネ村を支配しているボス。ヴィトーの両親と兄を殺害するが、その後オリーブの輸入業者としてシシリアに凱旋したヴィトーに報復として刺殺される。
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