ゲスト怪人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:40 UTC 版)
「ざっくり戦士ピラメキッド」の記事における「ゲスト怪人」の解説
黒沢マネジャー / 白黒怪人ジャーマネ(声) - 入江雅人 アイドルユニット『WB』のマネージャーに擬態したミスターブラック配下のポーンクラス怪人。自身がマネージャーを務める人気アイドルの二人組・あいあいとれいれいを「頂点は一人だけだ(競争精神)」という暗示で仲違いさせ、ファン同士の抗争を勃発させた。 目黒 / 白黒怪人ストインラクター(声) - パッション屋良 陽気なダンスインストラクターに擬態していたミスホワイト配下のポーンクラス怪人。「女性の魅力は外見のみ(女は顔)」という暗示の白黒催眠で人気モデル・西川シェリーを洗脳。無反動砲・白黒キャノンで何でも粉々にする。 黒岩刑事 / 白黒怪人サツケー(声) - 田中要次 警視庁凶悪犯罪課・課長に擬態したミスターブラック配下のポーンクラス怪人。警官帽を被ったダース・ベイダーを思わせる黒い頭部に、左手は巨大な手錠型の鈍器と一体化している。恐らくポーンクラス最強と思われる。刑事宇田アツシに「正義を守るのは警察だけでいい(民間人の正義の否定)」と白黒催眠をかけ、洗脳。しかし、宇田自身が元々単純な性格で意志が強かったことと、桃子に惚れたことからあっさり催眠は解けてしまう。武器はトンファー型の拳銃・白黒ポリスガン。また、初めて白黒リミッター解除を行った怪人でもある。 ピラメQノサマーライブで行われたピラメキッドショーに、ポーンクラスで唯一再生怪人として登場。12月16日放送分でも再生怪人の1体として登場した。 黒崎 / 白黒怪人チャーティー(声) - 斉藤洋介 ハッキリ学園の教頭だが、正体はミスホワイト配下の初のナイトクラス白黒怪人。「不良生徒はバッサリと見捨てる(おちこぼれの切り捨て)」ように田中先生に白黒催眠をかける。武器は携えている竹刀と白黒チョークの他、劇中では未使用だったが肩には機関銃の弾丸を無数に備えている。慇懃で狡猾な初老の男性教師から、獣人や悪鬼の頭蓋骨を思わせる顔を持つ姿に豹変する。 ピラメQノサマーライブで行われたピラメキッドショーに再生怪人として登場。12月16日放送分でも再生怪人の1体として登場した。 黒木 / 白黒怪人イナトレー(声) - ワッキー(ペナルティ) ランナー・上中連太を教えるトレーナーに擬態したミスターブラック配下のナイトクラス怪人でトリッキーな肉体派。「全ては結果だ!結果以外なにもいらない!(すなわち結果論)」という暗示で連太に白黒催眠をかける。自転車用ヘルメットとガスマスクを装着した顔が特徴。武器は持っていないが、白黒リミッター解除と背中のブースターによって得たきっかりマッハ1の速度の機敏さとそこから放たれる連携で戦う。手をクネクネ動かす癖がある。 ピラメQノサマーライブで行われたピラメキッドショーに再生怪人として登場。12月16日放送分でも再生怪人の1体として登場した。 大黒 / 白黒怪人ウンカセラー(声) - 吹越満 ハリキリカウンセリングのカウンセラーに擬態した初のグレイサンダー配下のナイトクラス怪人。イナトレーとは逆の戦略型怪人だが、なぜか彼と共通してガスマスクを装備している。元ヤンキーであり、妻の出産と共に更生した男・中川徹に「家族のために嫌な仕事を続ける必要はない!(逃げたもの勝ち)」と白黒催眠をかけた。武器は白黒カウンセリングという振り子で、振ることで発生する音で敵の動きを封じることが出来るが、作中ではピラメキッドによって見事に反射されてしまった。また、後編終盤にてグレイサンダーに突き飛ばされて以降は登場していない。 黒柳 / 白黒怪人ラブラブーン(声) - JOY ハリキリ恋愛塾なる恋愛教室の講師に擬態したミスホワイト配下のナイトクラス怪人。「実らぬ恋に意味など無い! 相手の気など考えず、無理矢理にでも奪い取れ!(即ち略奪愛の精神)」という暗示で猫田社長と宇田アツシ以下ハリキリ恋愛塾の生徒たちに白黒催眠をかけた。マイクに似た形状の杖を所持しているほか、対象を「最初に見た相手を病的に愛してしまう」という精神異常に陥れる効果を持ったラブラブビームという怪光線を武器とし、これを以て猫田社長と宇田を洗脳。ピラメキッドの善意に漬け込み戦闘を有利に進めようとするという、今の時代ジャギでもやらないであろう最低の作戦で一瞬だけ優位に立つも、あまり戦闘能力は高くなかった模様。本怪人より実在しない職種がモチーフなためか、名前が職業名のアナグラムでなくなる。 西黒 / 白黒怪人ギャグダー(声) - 原西孝幸(FUJIWARA) 芸人養成施設『ハッキリコメディー』の講師に擬態したミスターブラック配下のナイトクラス白黒怪人。「おもろうない(芸人としての素質の無い)奴に生きる資格はない! 面白くない奴は死ね!!(チャーティの暗示同様『おちこぼれ』の生きる権利の否定)」と若手お笑い芸人の川中島に白黒催眠をかけた。ギャグゾーンという特殊空間を形成する能力を持ち、この空間内にいる人物は全員関西弁を喋る、極端な吉本のイメージを具現化したようなギャグ体質になってしまう。しかし、ウンカセラーとラブラブーン同様戦闘能力は高くない様子。見た目は変身前は赤いラメのジャケット姿で怪人態は出っ歯やメガネなど変身前後を問わず大御所芸人をイメージした外見で人間、怪人問わず常時ベタなお笑いネタをかます。 黒森 / 白黒怪人セクシンヌ(声) - 上原美優 『白黒女子大 ハッキリセクシーサークル』の部長だが、正体はミスホワイト配下のナイトクラス白黒怪人で作中では初となる女性怪人。部員たちに「色気(性的魅力・性的素質)のない女が女を名乗るな(女は性的素質)」と白黒催眠をかけた。 怪光線セクシー・レーザーを必殺技とし、これを喰らうと彼女に魅了されてしまう余り攻撃すらままならなくなってしまう。 DJ黒沢 / 白黒怪人カルミュージ(声) - 黒沢かずこ(森三中) 『クラブハッピーオセロ』のDJだが、正体はミスターブラック配下の女性ナイトクラス白黒怪人。クラブに集まる若者たちに「楽しいことを思うことを存分やれ(法律・倫理の無視。本能絶対主義。)」と洗脳をかけていた。演じる黒沢の姓に元々「黒」があるため、役名=本名となっている珍しいケースであるが、そのため第1話登場のジャーマネの人間態名称とかぶってしまっている。 怪光線ノリノリビームを必殺技とし、これを喰らうと楽しい気分になり、本人の意思とは無関係に踊りだしてしまう。 ウンカセラー以来久々のアナグラム名称の怪人であり怪人態でも演者の口などが見える今までにない造形になっている。 黒滝 / 白黒怪人パクリーン→偽ピラメキッド(声) - エハラマサヒロ ハリキリプロダクションの社長。正体はミスホワイト配下のナイトクラス白黒怪人。プロダクションの所属芸人たちに「面白ければパクっても構わないんだ!(著作権の無視)」と洗脳をかけていた。 アイーンしながら放つパクリーン光線という怪光線が必殺技でこれを喰らうと相手にいわれた人物のパクリ(いわゆるモノマネ)をしてしまう。 肉弾戦は苦手だが最後の切り札であるパクリーン変身で偽ピラメキッド(口元が見えておらず胸のPもパになっている)へ変身し互角の戦いを見せたが、ざっくりイメージ解放は真似できなかった。 ちなみに名前は黒滝だが正体は全身真っ白な姿で前述の技を含め様々な芸人の持ちネタを行う。 黒影一郎 / 白黒怪人ネクラー(声) - 山崎樹範 テレビに引っ張りだこの根暗作家だが、正体はミスターブラック配下のナイトクラス白黒怪人。代表作は『しゃべりたくないならしゃべるな』で、「いやなことは言わなくていい(我関せずの意思)」という啓蒙思想を薦めていた。猫田社長もこの本のファン。 手に付けたペン先を鳴らして放つネクラーレイザーという怪光線が必殺技でこの光線を受けると根暗な性格になってしまう。しかし、自身が反射され浴びた際はものすごいネアカになっていた。 白黒怪人としては珍しく人間態時のフルネームがわかっている。 九楼 / 白黒怪人ズケズケー(声) - 松本明子 劇中に登場していた「焼肉占い」「ダンス占い」などの監修を行う占い師。正体はミスターブラック配下でナイトクラスに属する久々の女性白黒怪人。この占いは桃子もハマっている。偶然通りかかった中平の相談を受けた後、「表面上のおべっかは要らない。思ったことを言ってしまえ(場の空気や相手の気を読まない自己中心主義の強制)」という暗示で洗脳した。 本音光線という怪光線が必殺技でこの光線を受けると本音しか言えなくなる。また、接近専用に大鎌を武器とし、占い師らしく先読みも得意とする。 これまでの怪人の人間態の名前と違い名前の読みに黒という言葉が入っている(くろう)。 黒池 / 白黒怪人ダラダラー(声) - ガリガリガリクソン ダルさんが通うポップコーン屋の店員。正体はミスホワイト配下の現時点では最後のナイトクラス怪人。テルと猫田社長に指摘され、痩せようと決意し公園へとやって来たもののそこでポップコーンを食べるダルさんを見て誘惑に負けそうになっていた桃子に「だらだらすればいいじゃん(カルミュージの時と同じく本能絶対主義)」と白黒催眠をかけ桃子をダルさんのような姿にしてしまった。 ダルダルブレスという怪しげな息が武器でこの息を浴びるとやる気がなくなりダラダラした性格になり、人間の場合は桃子同様ダルさんと同じ姿になってしまう。しかし、元からダラダラした性格のダルさんには効かなかった。 白黒怪人デストローイ - 松本保典(声) ダラダラーを倒したピラメキッドの前に現れた初のビショップクラス怪人。 ピラメキッドの実力を見るためと上官であるミスターブラックの命令を無視してピラメキッドに勝負を挑む。 ビショップクラスだけありこれまでのナイトクラス以上の戦闘能力を持ち、竜虎ざっくり拳に酷似した白黒ハッキリ拳という拳法を使いさらにざっくりイメージを解除したピラメキッドですら軽くあしらって見せた。 なお、テルには「俺はお前のオヤジに戦い方を教わった!」、幹部たちには「グレイサンダーに戦い方を教わった」と発言している。後に、この発言の真意が「テルの父=グレイサンダーである」ということが明らかになった。 ナーデモサービスに進入し、宇田を痛めつけ、桃子と社長を誘拐する。 どこかの廃工場でピラメキッド(=テル)に見つかり、サツケー、チャーティー、イナトレーを率いりピラメキッドを圧倒するが、ざっくりイメージを解放したピラメキッドの攻撃にサツケー、チャーティー、イナトレーがやられたため、自らがピラメキッドを襲い、圧倒する。 しかし、桃子に、「もっとざっくりしろ!」と説得されたピラメキッドに翻弄され、ざっくり獣奥義の雷獣を喰らって倒されたものの消息不明。 白黒怪人サイチー、カイデー 13年前の白黒怪人であり、テルとテルの母を狙い、行動するが、初代ピラメキッド(=現グレイサンダー、テルの父)に見つかり、最初は圧倒するもののざっくりイメージを解放したピラメキッドに倒される。
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