本シリーズのパロディ
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「美少女戦士セーラームーン (テレビアニメ)」の記事における「本シリーズのパロディ」の解説
社会現象となったため、パロディをされた作品の数も膨大である。例えば他作品のパロディで構成された『ゲンジ通信あげだま』には、月野うさぎ役の三石琴乃が声を担当した平家いぶきが登場し、彼女の変身シーンは無印のセーラームーンのパロディになっている。また、『あげだま』の原作者・富田祐弘は、シリーズ初期のメイン脚本家でもある。 『セーラームーンS』1994年8月20日放送分(第104話)では、野原しんのすけにそっくりな言動の美少年・しんのすけと野原みさえにそっくりな言動の母親が登場し、しんのすけの「ナウマンぞうさん」にショックを受けたちびうさが絶句する場面がある。この2人の声は、同話ゲストの美少年家元・玉三郎の声を演じた初代しんのすけ役の声優・矢島晶子と、同話ゲスト怪人のチャガーマの声を演じたみさえ役の声優・ならはしみきが当てている。さらにこのパロディと前後して、『クレヨンしんちゃん』1994年8月8日放送分の「アクション仮面に再会だゾ」には、荒木香恵演じるセーラームフーン、久川綾演じるセーラーイヤーン、篠原恵美演じるセーラーバカーンと『美少女軍団セーラームフーンH』の伊藤一彦監督が登場した。これは、『クレヨンしんちゃん』の本郷みつる監督と佐藤順一の仲がよかったこと、および、テレビ朝日のプロデューサー・太田賢司がこの二作を同時に担当していたことによって実現したお遊びだったという。 1994年に同じテレビ朝日系で放映されたアニメ『機動武闘伝Gガンダム』では、セーラー戦士のような女性型ガンダム・ノーベルガンダムが登場。ときた洸一による漫画版に付属するおまけ4コマ漫画『がんばれ!ドモンくん』では、同機に搭乗するアレンビー・ビアズリーによる「ノーベルガンダムでおしおきよー!」のセリフと共にノーベルガンダムがセーラームーンの決めポーズをとっている。また、『スーパーロボット大戦MX』での、『GEAR戦士電童』のベガとアレンビーとの会話イベントでは、アレンビーのノーベルガンダムに興味を持ったベガがアレンビーに「あのガンダム・・・ティアラとか投げたりする?」「月に代わって何々とか・・・」と聞くシーンがある。うさぎ役の三石琴乃は『電童』でベガを演じており、いわゆる「声優ネタ」である。 秋本治原作のアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』には、セーラームーンとセーラーヴィーナスのパロディである特殊刑事課の月光刑事と美茄子刑事が登場し、本シリーズの変身シーンに似たBGMも使用された。 1993年3月26日発売のPCエンジン『ムーンライトレディ』は本シリーズのパロディゲームであり、題名・キャラクター編成・変身シーン中に流れるBGMまでそっくり。 1999年~2000年放送のアニメ『へっぽこ実験アニメーション エクセル♥サーガ』の17話『アニメーションUSA』では、三石琴乃が声を担当したエクセルがセーラームーンにそっくりな登場をするシーンがある。 1993年発売のOVA『NG騎士ラムネ&40 DX』では、ヒロインが変身するセーラー戦士のパロディのロイヤル美少女戦士が登場する。三石琴乃が声を担当したゲストキャラクターは、サントラCDのジャケットでセーラーヴィーナスに似た衣装を着ている。 2009年10月6日からテレビ朝日系で放送中の『お願い!ランキング』の番組キャラクター・おねがい戦士は、セーラー戦士のパロディである。 2013年4月4日放送分の「ロンブー&チュートの芸能人ヒットソングで爆笑ショーバトル!」の『アニメオープニング実写化対決』にてももいろクローバーZが、本シリーズの3作目「S」の実写化を披露した。配役はセーラームーンを百田夏菜子、セーラーマーキュリーを高城れに、セーラージュピターを有安杏果、セーラーマーズを佐々木彩夏、セーラーヴィーナスを玉井詩織が担当し、タキシード仮面とカオリナイトは南海キャンディーズの山里亮太が担当。
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