アニメ版に登場するキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 22:29 UTC 版)
「恋姫†無双シリーズの登場人物」の記事における「アニメ版に登場するキャラクター」の解説
基本的にアニメの登場順に並んでいる。後に-革命-にて登場した人物もいるが、全くの別キャラクターとして登場している。 アニキ、チビ、デク 声:堂坂晃三、矢部雅史、蓮岳大 名無しの男キャラクターとしてほぼ毎回のように同じ姿・声・役回りで登場する3人組。その都度別人として扱われており、専ら悪役として登場するが単なるアイドル好きな黄巾党の一員として登場したこともあり、最終的には白蓮配下の雑兵として登場した。 愛紗の兄 声:関智一 故人。村が賊に襲われた際に死亡し、幼少期の愛紗にトラウマを与え、武者修行の旅を決意させる事となる。 陳琳 声:吉田仁美 袁紹主催の部下決定戦や、大食い大会などの催しをマイクで実況解説する眼鏡っ子。各地の催し物に出没する売れっ子だが、割とドライ。無印・OVA1・第1期・第2期・OVA3の全てにボイスありで登場しているが、公式サイトのキャラクター紹介には載せてもらえていない。第2期で初めて本名が明らかになっており、それまでは主に「司会(進行の女の子)」とクレジットされていた。 OVA1とOVA3にも登場。本編に続きOVA3でも実況として名前を名乗った。 何進 声:折笠愛 後漢王朝の大将軍で、馬超が華琳を逆恨みする要因となった宴席の主催者。銀髪のグラマー美女で、露出の高い服装が特徴。猫と宦官が大嫌い。短気で過激な上に優柔不断な性格であるため、華琳からは余り良く思われていない。自らは戦場に赴かず、専ら陣に座して命令ばかりしている。 2期において張譲の策略で都を追われ、山中を徘徊中に華佗と出会い、桃花村にやって来る。「猫子丹(にゃんこたん)」なる薬を盛られ、一時は猫になりそうになった。治療薬で猫化は免れたが、薬を盛られて時間が経ち過ぎたのか、ネコミミは残ったまま。おかげで南蛮勢や明命にすっかり気に入られ、華琳や雪蓮たちには失笑される。それ以来頭巾で耳を隠すようになったが、今度はそれが給仕の制服を彷彿とさせ、蒲公英にお茶汲みをさせられそうになったりしていたが、板についたのか最終決戦後の慰労会では進んで宴席で豚の丸焼きの切り盛りをおこなっている。 なお、ゲーム版にも名前のみ登場するが、こちらは何大后の兄とされているので男性であることが分かる。霊帝の後継者争い中に張譲を筆頭とする十常侍に暗殺されている。 OVAでは聖フランチェスカ学園教師。OP他画面各所に登場。許緒のクラスの授業を担当している模様。OVA3でもジャンボ豚串を売っていた。 水鏡 声:麻上洋子 山奥の庵で朱里を養っていた。怪我をした愛紗を手当てした際、朱里を外の世界に触れさせてあげたいという胸の内を明かし、愛紗に彼女を託す。薬草の調合などを生業とし、若い頃は自分も諸国を巡って見聞を広めていたらしい。朱里とはその後も定期的に手紙のやりとりをしているようである。 朱里の育ての親であり、現在は雛里を養育している。朱里が2度目の旅で立ち寄った際に、自分の羽毛扇を送った。 本作では劇中に先駆け、解説役として黒い頭巾をかぶって登場。 麻上自身のブログ によれば、テロップの表記が講談師としての名義になるはずだったが、TV放映版では諸事情により麻上に戻され、DVD版にて本来の一龍斎春水名義の表記が実現している。なお第2期で登場した時の表記は、当初から春水名義である。 ゲーム版では朱里による「美しい婦人である」という外見についての言及はあるが、姿は登場しない。 OVA2では学園の先生で諸葛亮の恩師。ニャンバン島の伝説を調べるために島に来ていた。メンマよりザーサイが好き。OVA3ではニャンバン島の研究のため登場しない。 偽劉備 声:関智一 黄忠の不在の際に娘をさらい、暗殺の依頼をしていた人物。仮面を付けた道士風の男。11話で義勇軍の将・劉備を名乗り愛紗達の前に現れる。顔立ちや髪の色が亡くなった愛紗の兄にそっくりで、彼女は当初恋心を抱いて唇を奪われそうにもなったが、彼が自分の出世のために桃花村を見捨てる非情な男だと知るとビンタをかまして見限った。後に黄忠母子に正体を見破られ逃亡。後に彼が本物の劉備(桃香)から宝剣を強奪したことが彼女の口から明らかになっている。彼が桃香から奪った宝剣は後に白蓮が討伐した賊から回収されている。なお、本名とその後の行方は最後まで一切不明である。EDクレジットには11話で『劉備』、12話では『劉備?』、真・恋姫無双1期2話では『偽劉備』とそれぞれキャスト表記が変わっている。 主人 声:宝亀克寿 黄忠の娘が囚われていた建物の向いにある茶店の主人。愛紗達から事情を聴き、璃々を助けるため小蓮と一芝居うつ。 熊 声:堂坂晃三 鈴々が昔に飼っていた熊のランランそっくりらしいが、熊ちがいだった。最終回では宝探しをする袁紹達を乗せていた。 1期ではイノシシで同様の勘違いネタがあった。 孫静 声:山口由里子 孫堅の妹、つまり雪蓮達の叔母にあたる。故人の姉と違い穏健路線。それ故に雪蓮の方針に反発しており、ついには暗殺を実行してしまうが未遂に終わる。その後の去就は不明。 OVA3で姿こそ登場しないものの、先生をしていることが明らかになっている。 張昭 声:中川謙二 冥琳を重用し戦争で疲弊していく呉を憂う文官達のまとめ役として、クーデターの中心になる。実は裏で冥琳と通じ、反対派の粛清を行うべく暗躍していた。次作にも登場した。呉に仕える者の中では最も古株の人物。 『真・恋姫†無双』にも字のみ登場する。小蓮に勉強を教えているようである。 桃香の母親 声:天野由梨 見た目が若く、桃香と同じくらい巨乳の老女(?)。普段は温和だが、宝剣を奪われた娘にキレて川へ突き落とすなど豪快な一面もある。桃香が宝剣を探す旅に出たのは家の名誉のためではなく、度重なる母の癇癪に身の危険を感じたため。ただし第十二席エンディングで宝剣を失った娘を暖かく迎え入れ、同行した愛紗達も村の人々共々手厚くもてなしていることから宝剣の有無よりも娘の成長を第一に考えていたようである。 オババ様 声:松尾佳子 麗羽と白蓮の最終決戦に突如として現れた謎の老婆。言動と外見はどう見ても風の谷のナウシカのパロディキャラであり、存在そのものに意味もなかったメタフィクションなキャラでもある。 張衡 名前のみ登場。五斗米道の現教祖。妖術師でもあり、呪符などを提供して黄巾党討伐の手助けをした。 張譲 声:矢島晶子 皇帝に仕える宦官。十常侍の筆頭で、対立していた何進を嵌めて都から追放し、後釜として月を利用するなど暗躍。都で実質的な権勢を誇っているが、自軍を持たないために、匈奴戦で疲弊した董卓軍を援助する代わりに兵や軍師を手中に収め、更に于吉と組んで『太平要術の書』の力をも得ようとしていた。しかし連合軍に月を救出され、兵馬妖復活に必要な妖力を溜め終えた于吉からも見限られてしまう。そして自業自得とばかりにチューベットという薬でネズミの姿に変えられたが、于吉に『竜の爪』に関する密告の見返りとして人に戻る薬を得て人に戻った。しかし宮中での居場所を失い、月を利用していたせいで連合軍へ降ることも出来ず、洛陽の片隅に隠れていた。 狡猾で意地が悪く、于吉には「宮中に巣くう頭の黒いネズミ」とまで揶揄されていた。なお、連合側からは宮中から逃走、用済みに于吉に消されたと思われている。 OVA3では1本1マン円のとれたてフランクフルトを売っているシーンが1シーンだけ見られる。 ゲーム版にも名前のみ登場。霊帝の後継者争い中に董卓に殺されている。 兀突骨 声:稲村優奈 ボーイッシュな外見と原始的な狩猟民族の服装が特徴の女の子。受けた恩はしっかり返す性格。名前が発音しづらいのか、相手から何度も言い間違えられその度に訂正の突っ込みを入れるのだが、このネタは脚本担当の雑破業が中学生の頃から温めていたものであるとのこと。姉の仇を討つため焔耶の命を狙い最後は彼女1人に対し仲間達と戦いを挑もうとしたが、助太刀に来た蒲公英を合わせた2人の圧倒的な力の差により仲間達は戦意を失い逃亡。1人になっても戦おうとしたが焔耶から「強くなって正々堂々と戦いに来い」と言われ捨て台詞を吐いて去って行った。その後登場せず。 兀突骨の姉 兀突骨を大柄で筋骨隆々でロングヘアーにしたような姿をしている。桔梗の御前試合の時に対戦相手だった焔耶から受けた傷が原因で病に罹り命を落としてしまう。焔耶が言うにはかなり強かったらしい。
※この「アニメ版に登場するキャラクター」の解説は、「恋姫†無双シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「アニメ版に登場するキャラクター」を含む「恋姫†無双シリーズの登場人物」の記事については、「恋姫†無双シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- アニメ版に登場するキャラクターのページへのリンク