アニメ版にのみ登場する人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 07:39 UTC 版)
「ぼくらのの登場人物」の記事における「アニメ版にのみ登場する人物」の解説
榊原 保(さかきばら たもつ) 声 - 室園丈裕 暴力団「穂走会」の元構成員。田中の夫である蓮木一郎を「若」と呼び心から慕っていた。蓮木から妻子を託されていた。彼の死後、彼の妻子をつけ狙う輩を殺した罪で懲役20年の判決を受けたが、模範囚として10年で出所した。出所後早々に穂走会会長からヤクザから足を洗い、田中とウシロの身辺警護をするよう頼まれる。刑務所で棚を作っておりとても詳しい。また、将棋盤も作っており会長とウシロに手土産として渡した。キリエ母の就職を斡旋したり、古茂田議員の身辺警護を行う。ウシロに両親の馴れ初めからウシロを手放すまでの経緯を説明し、ウシロの母・田中から託された銃をウシロへ渡した。また、カンジからは母の殺害を頼まれていたが、カンジの戦いを最後まで見守ることを条件に実行しなかった。 ジアースの全戦闘が終わった後にはフリースクール「コナラ学園」の手伝いをしている。 古茂田 孝一(こもだ こういち) 声 - 谷口節 アニメ版におけるコモの父親。「野党の鉄の壁」と呼ばれる有力国会議員。政府を追及してジアースの秘密を明るみに出そうとする。他の議員から頑固オヤジと言われている。 古茂田は国会質問でジアースの真実が書かれた文書・ジアースレポートの内容を問うが総理はその内容を一切認めない。それどころかジアースレポートは小説家志望者が書いたという嘘のニュースが流される。その後、古茂田邸に車が侵入し玄関先に火炎瓶を投げつけるという事件が起きる。ジアースレポートで国会を騒がせたとして古茂田は議員を辞職する、彼は辞職会見でジアースの公表されていない真実を語った。危険だと分かっている自宅にコモの顔が見たいと帰った彼は妻子を逃した後に、襲撃に来た連中に銃撃されて死亡する。しかし、彼の死は拳銃自殺だとニュースで報じられる。 吉川 光枝(よしかわ みつえ) 声 - 新田万紀子 アニメ版におけるカンジの母親。無人兵器のコングロマリットである認知工学研究所の教授で、ジアースのメカニズム研究を依頼される。仕事に没頭し家庭を顧みないことをカンジになじられている。コエムシから彼女が政府機関にカンジ達の情報を流していたこと、コモの父が財界から狙われていたことも知っていたと暴露される。ジアースのプログラムをコピーし認知研のパソコンに再現したことで敵を沖天楼の近くに呼び出してしまう。カンジの戦いを最後まで見守る。 桂木(かつらぎ) 声 - 斧アツシ 内閣調査室室長。長谷川にジアースプログラムを使ったエネルギー革命計画の凍結を打診するが、お前も死にたいのかと脅迫される。長谷川には逆らえない関係。 長谷川 豊治(はせがわ とよはる) 声 - 菅生隆之 日本財界の大物で、政界のフィクサー。ジアースを利用し、国際条約で禁止されていた無人兵器の限定的解除を画策する。古茂田孝一や田中美純を殺させた張本人であるかのような発言がある。敵と共にジアースを叩き潰すように指示しており、ジアースが負けるとこの宇宙が滅びることを信じていない。敵との戦いにおいて住民の避難が遅れていても作戦を開始されるなど、人命を軽視している。ウシロの最終戦の様子は彼にマスコミを抑えられていたため一切、ニュースで報じられなかった。 宇白 要次郎(うしろ ようじろう) 声 - 樫井笙人 ウシロとカナの父親。妻の死後、山里にフリースクール「コナラ学園」を設立し運営している。兄妹への愛情は篤い、ウシロが子供の頃に描いた絵を自室に飾り「宝物」と言っている。ウシロの使命を理解し、最終戦を前にする彼に「必ず勝ってこい、敵に同情などするな」と助言する。戦いに向かう彼に食料を渡し、戦いが始まるとカナと2人で戦いが見ることが出来るかもしれない場所まで車で見に行く。 蓮木 一郎 (はすき いちろう) 声 - 津田健次郎 アニメ版におけるウシロの実父。「穂走会の昇り竜」と称されたヤクザ。若年ながら独自の存在感を発揮し、数々のヤクザの抗争を無血で手打ちさせることに成功する。保は彼より年上であったが彼の子分だった。27歳の時、当時16歳の高校生だった田中を見初め結婚して一児を授かったが、その後間もなく保に妻子を託し、子分の敵討ちに出向き敵幹部と刺し違い死亡する。ウシロに顔も趣味も似ている。
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