アルト【(イタリア)alto】
アルト

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【 】は4輪ABS装着車。 ○緑字は「グリーン税制対象車」です。★の機種は「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定車かつ「平成22年度燃費基準+25%」達成車で、自動車取得税が9,000円減額されます(平成22年3月31日届出まで)。 ☆の機種は「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定車かつ「平成22年度燃費基準+15%」達成車で、自動車取得税が4,500円減額されます(平成22年3月31日届出まで)。 ●アルトは「グリーン購入法*特定調達物品等の判断基準」に適合。*国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律。 ●アルトは「グリーン購入法に基づく政府公用車の基準」に適合。 ●「グリーン税制」と「グリーン購入法」に関して、詳しくは販売会社にお問い合わせください。 ●燃料消費率は定められた試験条件のもとでの数値です。実際の走行は、この条件(気象・道路・車両・運転・整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて燃料消費率が異なります。 ●エンジン出力表示は、「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、エンジントルク表示は「kg・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。〈〉内は、旧単位での参考値です。 ●アルトは、全車、寒冷地での使用を考慮した仕様となります。 ●この仕様は改良のため予告なく変更することがあります。 ■掲載写真の色は印刷のため実際とは異なる場合があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。 ■掲載写真には合成または特別に許可を得て撮影したものが含まれます。 ■安心してお乗りいただくために、車両付属の取扱説明書をよくお読みください。社 ■製造事業者:スズキ株式会社 |
アルト
才能などが秀でたという意味のイタリア語。初代モデルは1979年5月に登場したが、このときは商用車で、乗用車となったのは商用3代目の途中89年4月から。消費税実施がキッカケでもあった。商用アルトは47万円という価格で人気となった。
乗用車のボディタイプは3、5ドアのハッチバックで、3ドアにはスライド式もあった。エンジンは3気筒547cc、SOHC・32ps/40psと、DOHC・44ps。ミッションは5速MT(フロア)と3速AT(コラムとフロア)を選べた。駆動方式はFF。
90年2月、660ccエンジンの新規格に合致するモデルを発売した。2335mmのホイールベースと1395mmの全幅は変わらず、全長が100mm長い3295mmになった。657ccエンジンは3気筒SOHC・12バルブで42ps、ミッションはフロアタイプの4速、5速MTと3速ATがあった。全車にフロントディスクブレーキとラジアルタイヤを標準装備。従来商用車だったワークスは乗用カテゴリーとなり、DOHCインタークーラー付きターボ64psのハイパワーエンジンを採用した。7月、ワークスシリーズに、61psのインタークーラー付きターボエンジンを載せたターボieを追加。女性向けに企画した3速AT仕様もあった。
91年11月、ハッスルを発売。フランス流のフルゴネットスタイルで乗用型と商用型があった。フロントドアから後部を巨大な箱としたスタイルで、スペース効率は高かった。フルタイム4WD車もあった。
94年11月、フルモデルチェンジ。乗用としては3代目。ホイールベースは2335mmで2代目と同数値、ボディタイプは3ドアと5ドアのハッチバック。スポーティなワークスは3ドアだけとなった。エンジンは3気筒SOHC・6バルブの42psをベーシックとして、12バルブの52psと55ps、DOHCでインタークーラー付きターボの64ps(ワークス用はボア×ストロークを変更して658ccにしてあった)をそろえた。駆動方式はFFとフルタイム4WDがあり、これはワークスでも同じ。
95年3月、10・15モード燃費が26.5km/L(5速MT)という低燃費車Svを追加した。5月、5速MTだけだったワークスRS、ZのFF車に電子制御の4速ATを加えた。
97年4月、マイナーチェンジ。乗用型は大型のめっき製ラジエーターグリルと、テールゲートのデザインを変更しグリップハンドルを加えた。ワークスではメーターを白色にし、一部車種に55扁平タイヤを採用した。
98年10月、新軽自動車規格に合わせた新型が誕生した。4代目。ホイールベースは2360mmに延び、安全性向上のための装置が盛り込まれた。重量増となったが、10kg増にとどめたことが特徴。これは、1部品1g軽量化というスローガンのもと、全社的に軽量化に取り組んだ結果といわれた。3ドアと5ドアのハッチバックスタイルは変わらない。エンジンは3気筒SOHC・12バルブの46ps、DOHC・12バルブ・55psとリーンバーン46ps、ワークス用はSOHC・6バルブ・インタークーラー付きターボの60psとDOHC・12バルブ・64ps、可変バルブとした64psなどをそろえた。駆動方式はFFと4WDがあった(エンジン排気量は658ccが主力、一部657ccがあった)。
99年5月、リーンバーンエンジンと新開発のCVTを搭載したモデルを追加。10月、マイナーチェンジを行い、安全性や燃費の向上、装備充実をはかると同時に、新グレードC発表。2000年12月、一部改良。エクステリアではヘッドランプの形が新しくなり、フロント部も新デザインとなった。ワークスというモデルは消滅。そのほか、64km/hオフセット前面衝突に対応した軽量衝突吸収ボディTECTの採用、リサイクル性の高いオールアルミ製DOHCエンジン採用などの変更があった。
2002年4月にはセダン全車に運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートベルトプリテンショナーを標準装備するなど、仕様向上をはかった。内装関係でシート生地とデザインを変更。エンジンはいずれもDOHCタイプ。駆動方式は2WDと4WDがあるが、3ドアのN-1とエポリーンバーンには2WDの設定しかない。12月の変更でエポ2WD車に5速MT仕様を追加した。同時にエポ2WD・4速AT車の燃費向上をはかった。
シプロコナゾール
アルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 16:12 UTC 版)
アルト(伊 alto)は、女声の声域(声種)のひとつで、コントラルト(contralto)とも言う。テノールよりも高い音域を指す。現在では女性の低い声を言い、また合唱における女性の低い声部を指す。楽器の名称にも転用され、中声部の楽器に用いられる。
名称
イタリア語で「アルト」という語は「高い」という意味であり、本来は(原則として男声の)高音を意味した。古くは教会音楽を女性が歌うことが禁止されていたため、男声のファルセット、カストラート、あるいは声変わり前の少年によって歌われたが、現在では女性が歌うのが普通になっているため、本来の意味とは逆の女性の「低い」音を指すようになった。
中世西洋音楽では上声部に対して持続音部をラテン語の「保持する」という意味の動詞「teneo」から派生した「tenor」の名で呼んだ[1]。アルス・ノーヴァの時代には上声部に対する低声部が複数に増え、tenorに対してもう一つの低声部を「contratenor」と呼んだ[2]。このcontratenorが後に高音の「contratenor altus」と低音の「contratenor bassus」に分かれ、前者がアルト、後者がバスになった。
アルトはまたコントラルトとも呼ばれ、上記の「contratenor altus」の省略に由来すると言われるが、『ニューグローヴ』第2版によるとそうではなく、歴史的にはファルセットによるものを「自然のアルト」としたのに対してカストラートによるものを「コントラルト」と呼んでいたが、後に女性の声にも転用されるようになり、カストラートが消滅した後は女声にのみ用いられるようになったものという[3]。英語圏ではアルトとコントラルトに使い分けがあり、女性の声質としてはコントラルトを使い、合唱の声部にはアルトを用いる。独唱でも男性が歌う場合はアルトということが多い。しかし実際には両者の区別はあいまいである[4]。
概要
女声は通常高い方からソプラノ、メゾソプラノ、アルトの3種類に分けられる。おおむねアルト歌手はF3からB5くらいの声域をもつ[5]。日本人のアルト歌手は現在、希少である。記譜は通常ソプラノと同様にト音記号が用いられる。
合唱で女声を2部に分けたときの下の声部の名前にも使われるが、上記の声域のアルトとは区別する必要がある。アルトのパートを歌うのは大部分がアルト歌手ではなくメゾソプラノである。4声体和声や合唱ではG3からE5くらいが用いられる。混声4部合唱ではテノールと合わせて内声、バスと合わせて低声とよばれる。
「アルトの音域の」という意味で楽器名に使われることもある。フランス語ではアルト(alto)がヴィオラを意味する。
記譜法としてのアルト記号については音部記号#ハ音記号を参照。
アルト独唱の使用
オペラでは、ソプラノやテノール、バリトンやメゾソプラノに比べて主役級の役を演じる機会は少ないが、脇役の中で重要な人物を演じることも多い。どちらかといえば、年輩の人物(ワーグナーの『ニーベルングの指環』におけるエルダ、ムソルグスキーの『ボリス・ゴドノフ』における乳母、マスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』におけるルチアなど)を受け持つことが多い。
ミサ曲やオラトリオ、受難曲など宗教曲においては、アルトのための独唱アリアは数多く存在する。
その他のアルト独唱の曲としてブラームスの『ゲーテの「冬のハルツの旅」からの断章』、通称『アルト・ラプソディ』、マーラーの交響曲『大地の歌』などがある。
「アルト」の入った楽器名
著名なアルト歌手
- マリアン・アンダーソン(1897年 - 1993年)
- ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド
- 川崎静子(1919年 - 1982年)
- エレナ・ゲルハルト
- 佐藤美子(1903年 - 1982年)
- ハンナ・シュヴァルツ
- ナタリー・シュトゥッツマン
- エルネスティーネ・シューマン=ハインク
- アンネット・一恵・ストゥルナート
- クララメイ・ターナー
- ヘルタ・テッパー
- クララ・バット
- ブリギッテ・ファスベンダー
- ビルギット・フィニレ
- キャスリーン・フェリア
- モーリン・フォレスター
- マルガ・ヘフゲン
- ルイーズ・ホーマー
- 柳兼子(1892年 - 1984年)
- 由利あけみ(1913年 - 2010年)
- 四家文子(1906年 - 1981年)
- 中村由利
他の声域
主な声域を高い方から並べる。
脚注
- ^ スィー 1972, p. 114.
- ^ スィー 1972, p. 168.
- ^ “contralto”. The New Grove Dictionary of Music and Musicians. 6 (2nd ed.). Macmillan Publishers. (2001). pp. 370-372. ISBN 1561592390
- ^ “alto”. The New Grove Dictionary of Music and Musicians. 1 (2nd ed.). Macmillan Publishers. (2001). p. 429. ISBN 1561592390
- ^ フレデリック・フースラー/イヴォンヌ・ロッド=マーリング 『うたうこと 発声器官の肉体的特質』 須永義雄・大熊文子訳 音楽之友社、2000年、111頁。ISBN 4-276-14252-0
参考文献
- A・スィー 著、村松範子・藤江効子 訳『中世社会の音楽』東海大学出版会、1972年。
関連項目
「アルト」の例文・使い方・用例・文例
- 一家はリアルトに引っ越した。
- モーツアルトの一生は大変短かった。
- モーツアルトのように3歳のときにピアノを習い始めたのですか。
- アルト独唱.
- 第 2 アルト.
- モーツアルトは不世出の作曲家だ.
- アルトクラリネットかレコーダー
- (楽器について)アルトとバリトンまたはバスの間の中間
- アルトオーボエ
- モーツアルトのオペラで東洋風をかいま見ることが出来る
- 女性のコントラアルトとソプラノの中間の音域の歌声
- オーストリアの境界の近くのトレンティノ・アルト・アディジェのイタリアの都市
- アルトの音を出す歌手
- アルト・サックスを演奏する音楽家
- ソプラノやアルトの音域を保つために思春期前に去勢した男性歌手
- アルト歌手である人
- アルトサックスという楽器
- アルトという音域
- 音楽において,アルトという,女声の一番低い音域
- 連続テレビドラマ「龍(りょう)馬(ま)伝(でん)」,ハリウッド映画「エアベンダー」,スズキ「アルト」のテレビCMなどで作品が見られる。
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