90巻から94巻(マキタカズオミ時代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:37 UTC 版)
「ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧」の記事における「90巻から94巻(マキタカズオミ時代)」の解説
通常版 90巻 〜 94巻シリーズタイトル投稿者パッケージコメント90巻「鈴の音」 木野亮太(仮名) これは投稿者の男性が友人と釣りに行った時の映像である。投稿者は釣りが趣味で、この日も同じ趣味を持つ友人と夜釣りに出かけた。真っ暗な中、懐中電灯の明かりを頼りに釣りを楽しんでいたという…竿に付けた鈴が鳴り、魚のあたりを知らせる。しかし、二人の竿は揺れていない…。 「窓」 川越悠人(仮名) 投稿者の部屋では不思議なことが起きる。何もない壁や天井に窓が現れる。不動産屋の話では過去にこの部屋で事故や奇妙な現象が起きたとこともないのだという。嘘つき呼ばわりされるのに少し腹が立ち、見せてやろうと動画を撮影したというのだが…。まさか、この窓は別の世界へと通じており、そこへ投稿者を誘い込もうとしているとでも言うのだろうか…。 「子ども用カメラ 前編」 小沢文香(仮名) これは都内在住の投稿者から送られてきた映像である。投稿者の娘が子ども用カメラで投稿者を撮った映像に奇妙なものが映り込んでいるというのだが…。取材班は投稿者、小沢文香さんの自宅に出向き、詳しい話を聞いてみることにした。ほとんどは娘の千尋さんが撮ったなんでもない映像だが、たまに千尋さん本人が映っている映像があった。千尋さんが映っているということは千尋さん以外の誰かが撮ったということになるが…。 ―スタッフが発見した映像― 不明 「フェンス」 上村義美(仮名) これは投稿者がサークルの先輩とドライブに行った時の映像である。車を買ったばかりの先輩は運転がしたくて仕方なく、毎日のように投稿者を連れてドライブをしていたという。この日、普通のドライブに飽きた先輩と投稿者は友人の提案で峠にある心霊スポットに出かけた。ここは投稿者の地元では有名な心霊スポットで、飛び降り自殺をする人間が多いことでも知られているというのだが…。 「団欒」 川西道彦(仮名) これは投稿者がある心霊スポットへ行った時に撮影していた映像である。木が鬱蒼と生茂る中、懐中電灯とスマートフォンの明かりを頼りに歩く投稿者と友人たち。雑木林の中、まるでちゃぶ台を囲むように男性、老婆、女の子が座っている。そのそばには女性が立っているように見える…。 「子ども用カメラ 後編」 小沢文香(仮名) 千尋さんが行方不明になってしまったという。かねてから「なっちゃん」に、どこかに行こうと、誘われていた千尋さん。まさか、千尋さんは、なっちゃんに連れて行かれた、とでもいうのだろうか…。投稿者、小沢文香さんの夫・太一さんの会社の後輩である菅原さんへ再び取材を試みることにしたのだが、実は菅原さんも我々に話したいことがあったという…。 ―スタッフが発見した映像2― 不明 91巻「這う」 浅沼理樹(仮名) 投稿者が、祖父母の葬式後に撮影した映像。感染拡大禍の中での葬式だったため参列者はマスクを着用していた。その光景が珍しく、不謹慎であるが撮影していたという。そこに不気味な存在が写り込んでいたというのだが…。 「濡れるお札」 滝元翔(仮名) 投稿者の家で起きる不可解な現象。その家に置かれているお札を拾う投稿者。お札は濡れて変色していおり、髪の毛のようなものが絡まっている。さらに、何かで引っ掻いたような跡にも見えるものが現れる。そして次の瞬間、押し入れの隙間に見えたものとは一体…。 「古着」 海津みなみ(仮名) 投稿者が数年前、結婚式の二次会の帰りに撮影した映像である。友人との別れ際、スマートフォンで写真を撮ろうとした際に、操作ミスで動画になってしまったがそのまま撮影をしていたというのだが…。 「金神 前篇」 宇野美緒(仮名) 金神と書かれた石塔に手を合わせる男性。男性に促され、撮影者も手を合わせるためカメラを置いた。何か気付いた撮影者がカメラを向けると、そこには霧の塊のような物が浮かんでいた。そして、カメラが再び霧の塊を写すと、3つに増えていた。この3つの霧の塊のような物と石塔に書かれている金神。これは何を意味するのだろうか…。 「でてよ」 小松誠也(仮名) 投稿者が、ある心霊スポットに友人と行った時の映像。元はホテルだったが、今は廃墟となり、このあたりでは有名な心霊スポットになっているという。建物は所々崩壊しており、異様な雰囲気を放っている。ここで不可解な現象に遭遇したというのだが…。 「シリーズ監視カメラ 遊具」 村田槙子(仮名) ある福祉施設に設置された防犯カメラの映像である。この施設では最近、スタッフが出勤してくると三輪車やボールなどの遊具が散乱しているという出来事が多発していた。そのため防犯カメラを設置したという。そこには、不可解な現象が記録されていた…。 「首長」 阿部康一(仮名) 投稿者が仕事で森林に行った時の映像である。映画の助監督をしている投稿者は、同じく助監督をしている男性とロケハンに行ったという。撮影で首吊り死体を見つけるというシーンがあり、イメージに合う場所を探していたというのだが…。 「金神 後篇」 宇野美緒(仮名) 宇野美緒さんから送られてきた投稿映像。そこには金神の石塔近くを飛ぶ不可思議な物体が映っていた。我々は調査を開始し、家族や親族7人に死が訪れるという「金神七殺」というものを知る、さらに美緒さんと、母親の貴美さんが「金神七殺」に巻き込まれている可能性が浮かび上がってきた。我々は投稿映像に映っていた忠信さんに話を聞くことになっていたが、感染症拡大により延期になっていた。そんなある日、スタッフが金神の石塔がある場所を見つけたのだが…。 ―8mmフィルムの映像― 宇野忠信(仮名) 92巻「酬い」 永井容子(仮名) 投稿者の永井さんが3年前に撮影したという映像。その映像にはいじめを受けている男性が急に「潰れろ」と叫ぶような声が聞こえる。いじめを受けていた男性が恨みをはらすべく、何らかの方法で永井さんたちをこの世から消し去ろうしたとでも言うのだろうか…。 「シリーズ監視カメラ 高速道路」 不明 衝突事故が多発するため、設置された高速道路合流部の監視カメラ。多くの車が行き交う高速道路の映像、道路に突然現れる少女の姿。周りの車の様子から、実際に車道を歩いていたとは到底思えないだが…。 「おまじない 前篇」 富山太一(仮名) 富山太一さんから送られてきた投稿映像。そこにはアイドルグループ・クリスティスを見つめる女性が映り込んでいた。クリスティスのメンバーである清瀬歩さんの話によると、この女性は、数年前、清瀬さんの前で自傷行為をした河西紗良さんではないか、ということだったのだが…。 「滑落」 立石晋一(仮名) 去年の秋、投稿者の男性が友人たちと、その地域で有名な山を訪れた際に撮影されたものであるという。山の頂上には社があり、神主による登山客の安全祈願の儀式が行われていたという。投稿者たちが岩場の山道を登っている時、地面の岩に何やら不可解なものが映り込んでいるというのだが…。 「ふらちな奴」 横山康子(仮名) バーの個室で撮影された映像である。クラブで働いている投稿者が同僚の女性と客の男性とでアフターに行った時のものだという。盛り上がる男性と女性たち。そこに、その場にそぐわない不気味な物が映り込んだというのだが…。 「誘うもの」 大岡杏奈(仮名) 投稿者が実家に帰省した時に畑仕事をしている祖母を撮影した時の映像である。久しぶりに実家に帰った投稿者は祖母の手伝いをしていた。投稿者曰く手を止め、畑仕事をしている祖母を撮影していると、奇妙な物が映り込んだというのだが…。 「おまじない 後篇」 富山太一(仮名) 我々は河西さんに会うことができないか話し合った。その結果、河西さんが現在もアイドルグループのファン活動をしているのではないかという仮説の元、いろいろなアイドルグループのライブ会場に出向き、聞き込みを行った。しかし、河西さんにつながる手がかりは得られなかった。そんなある日、清瀬さんから連絡があった。河西さんが映っているという映像が見つかったという…。 ―ジャック&ケリー(仮名)ライブ映像― 板倉はづき(仮名) 93巻「僕の家族」 安部泰孝(仮名) 投稿者の男性が幼少期に自宅で撮影したという映像。我々が最もリラックスの出来る空間に目を覆いたくなる様なものが現れたというのだが…。 「燃やす」 立蔵卓馬(仮名) 投稿者が会社の後輩とキャンプに行った時に撮影した映像。投稿者は、最近元気がない後輩を気晴らしになればとキャンプに誘ったという。薪の前で談笑する投稿者と後輩。そこに不気味なものが映り込んだというのだが…。 「邪魔 前篇」 上野亜美(仮名) 地方のケーブルTV局でレポーターとして働いている上野亜美さんから送られてきた投稿映像。とあるローカル番組のミニコーナーで紹介した蕎麦屋で、人と思しき奇異なるものが映り込んでいるという。投稿映像を見ていたスタッフの1人がこの店に取材に行ったことがあると言い出し、調べていくうちに新たなことがわかってきたのだが…。 「隅女」 八尾清久(仮名) 数年前、投稿者が友人の行きつけの定食屋で撮影した映像。日頃から友人が美味しいと言っている定食屋にやってきた投稿者は動画を撮ったという。一緒に来られなかった別の友人に店の雰囲気を伝えるために撮影された映像の中に、霊と思しき人影がうつっている。そして、その霊は蕎麦屋に映っている女の霊だというのだが…。 「さ迷うもの」 笹浪浩一(仮名) 投稿者の男性が実家に帰省した際に撮影した映像。投稿者は地元の友人と共に昔よく遊んでいたという公園を訪れた。友人の飼っている子犬を連れてひっそりと静まり返った夜の園内を散策していた投稿者たち。池の周りで狐のような鳴き声の方を探していたというのだが…。 「速度違反」 赤見尚敬(仮名) 投稿者の男性が趣味のロードバイクで出かけた時に撮影した映像。珍しい景色や動物など思わぬ映像が撮影出来ることがあり、ヘルメットに小型カメラを取り付け撮影しているという。この日は日が暮れる頃には家についているはずだったが、パンクなどのトラブルに遭い、夜になってしまった。投稿者は家路を急ぐ余り、近道をしようと普段は通らないコースを走ったのだが…。 「床下」 寺内貞二(仮名) 築百年以上の古民家で撮影された映像。投稿者によると、天井や床下には獣が住み着いているらしく、物音や鳴き声が聞こえることが珍しくないという。様子がおかしかったため、状況の確認をすべく物音をする床下を撮影したのだが…。 「邪魔 後篇」 上野亜美(仮名) 上野亜美さんから送られてきた投稿映像。そこには店の隅に佇む奇妙な人影が映り込んでいた。我々が調査をすすめる中で、この蕎麦屋と以前送られてきた投稿映像の定食屋が同じ住所であることを突き止めた。そしてその2つの投稿映像に映り込んだ人影は似ている様に見えた。この奇妙な共通点が意味するものとは何なのか…? ー大越さんへの取材映像ー マキタカズオミ(撮影者) 94巻「卸売りセンター」 長濱泉(仮名) これは、当時10歳だった投稿者の息子が。とある卸売りセンターを撮影した映像である。映像を撮影していると“変なもの”が映り込んだと息子が訴えてきたため、投稿者はこの動画を確認したところ、説明しがたい不気味なものが映り込んでいた、というのだが…。 「ベランダにて」 配島隼人(仮名) これは不動産会社に勤務している配島隼人さん(仮名)から送られてきた映像である。物件紹介用に同僚の女性と撮影しているのだが、ベランダを写したカメラが、この世のものとは思えないものを捉えていた、というのだが…。 「顔顔顔」 不明 これは、投稿者不明の映像である…。差出人の住所もなく、誰が何のために送ってきたのかわからないこの映像をご覧いただきたい。カメラを持った何者かが野道を進むと傍らに小屋が見えてくる。その小屋の中には女性がおり、まるで監禁されているように見えないだろうか…。 「続・おまじない 前編」 河西紗良(仮名) 『ほんとにあった!呪いのビデオ92』に収録されている投稿映像「おまじない」の調査で出会った河西紗良さんが突然事務所にやってきた。我々に見せたいものがあるという。河西さんの勤務先や、これまで追いかけてきたアイドルグループへ調査をする中で、新たな事実が分かってきた…。 「トリックアート」 小林祐哉(仮名) 投稿者の男性が看護師である恋人の女性と去年、とあるトリックアートのイベントに訪れたときの映像。休日の観光客で賑わうこの空間に場違いなものが映り込んでいた、というのだが…。投稿者が鏡張りの迷路から出た箇所で、着物を着た老婆と思しき姿が映っている…。 「教授の娘」 室藤楓(仮名) これは投稿者が受講していたオンライン授業の映像である。最近では教授が自室で撮影した講義動画を録画したものをオンデマンドで見る授業が多くなっているという。ある日、その講義動画を見ていると、不可解なものが映り込んでいた、というのだが…。 「梨狩り」 水野有美(仮名) 投稿者の女性が幼少期に祖父母の住む関西地方で撮影されたという映像。生まれて初めての梨狩りを愉しむこの映像に、あの世とこの世との区別がつかない存在が映り込んでいた、というのだが…。投稿者家族がレジャーシートで食事をしている箇所で不気味な女と思しきものが横たわっている…。 「続・おまじない 後編」 河西紗良(仮名) 河西さんの周辺や彼女の追いかけてきた男性アイドルリストの取材のうち、連絡が取れた猿井さん(仮名)への取材を通じて、河西さんにまつわるある“会合”の存在が明らかになった。その会合の首謀者に接触し、おそらくその根源となっていたであろう事象にようやく近づけたと思った矢先に、我々はまた新たな混乱の渦に巻き込まれるのであった…。
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