5章から登場
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「イドラ ファンタシースターサーガ」の記事における「5章から登場」の解説
パイ 声 - 不明 アンナマリーのスターゲートによって異界から呼び出されたロボット。小さく丸っこい見た目。なぜかプログラムが勝手にユリィをマスターと認識し、そのまま白羊騎士団に付き従う。 8章ではなぜかリリーパ族の言語を翻訳することができた。以後もリリモの台詞を翻訳するなどしている。 正体は、『ファンタシースターオンライン2』における「マグ」である。しかしなぜユリィをマスターと認めたかなどについては一切不明のままである。 ジークムンド 声 - 小山力也 正統レオリア帝国の皇帝。一人称は「余」。20年前、「アルゴノーツ」の一員としてアンナマリーたちと共にダークファルス・テアトルと戦った。その時に手傷を負わせており、彼から激しく憎悪されている。 八章終盤では反乱軍がテアトルの「魔力」の封印解放に向けて動き出したことを察知し、自ら兵を率いて反乱軍の討伐へと向かった。十一章にて宿敵メッサーラと激突。死闘の末にメッサーラとトールビョルンを討ち取った。メッサーラから最期の言葉としてダークファルスを倒すように告げられるが、エルウィンの裏切りによって致命傷を負い、戦友の後を追う形で逝った。ダークファルスを倒すという約束は果たせなかったが、戦友と同じ日に生を終えることには一抹の満足を得ていた。 エルウィン 声 - 内山昂輝 皇太子。皇帝一族の長兄だが、なぜかゾディアートに備わっているはずのイドラ化能力がなく、グスタフやゲルダには見下されている。また身体も弱く、大人しい雰囲気をまとっている。ローザリンデからは強く深く尊敬されている。イドラ化能力を持たない一方、魔法の腕前は国内随一であり、武術大会ではグスタフを破ったこともあり、それ故に弟からは敵視されている。 六章ではサーシャからの要請を受けて白羊騎士団を援護するべく兵を率いて駆けつけ、反乱軍に睨みを利かせた。その際にダークファルス・テアトルと擦れ違い、凄まじい禍々しさを感じ取っている。七章ではユリィたちを賢者アストライアのもとまで案内した後、帝都レグルスへと帰還。八章終盤にて皇帝にダークファルスの脅威を伝えた。九章では密かにプラエキプア島に赴き、「誰か」と接触していた。十章では自ら指揮官となって陣を展開し、反乱軍との決戦に供える。そして奇策を用いて弟妹と白羊が指揮する精鋭部隊を反乱軍の本陣へと突撃させた。その結果、三黒将の二人と側近を捕縛するに至る。ジークムンドとメッサーラの戦いも父の勝利に終わり、続けて現れたダークファルス・テアトルも白羊に追い詰められる。そこでエルウィンは、星剣ライオネルを受け取り自らの手でとどめを刺そうとする。 ライオネルを受け取った瞬間、父の腹を刺して致命傷を与えた。そしてダークファルスをその身に宿し、新たなる依代となって絶大な力を得た。 実はイドラになれないことで激しい劣等感を抱えており、このまま皇帝になったとしても「イドラになれない皇帝」として周囲に見られると考えていたところ、ダークファルスの存在に目を付ける。密かにプラエキプア島にてダークファルス・テアトルと取引を交わし、邪魔者となる白羊や皇族を抹殺する代わりに自分を依代にするよう告げた。帝国と反乱軍の激突もエルウィンが考えたシナリオであり、ユリィたちを敵本陣に突入させる一方で反乱軍に情報を流し、双方が相討ちになるように仕組んでいた。 力を手にした後は、ユリィに対して「シーシアスの息子とはいずれ決着はつける」と告げ、最後の封印である「魂」の解放を求めて姿を消した。13章では帝国兵や弟妹たちにダークファルスの力の一部を授け、支配下に置いた。続けて「魂」の封印も解き完全復活を迎える。手始めに歴史の闇に葬られたレオリアの皇子ギルベルトを復活させ、将軍の地位を与えた。そして「ダークファルスの力を利用した絶対的な帝国の設立」を果たすべくレグルスへと帰還した。 14章ではユリィたちと激突し、ダークファルスの力によって引き出されたイドラ化能力によって「ダークレオ」へと変身。死闘を演じるがユリィには勝てず、テアトルからも「お前ではユリィには勝てない」と見限られ肉体を乗っ取られてしまう。しかし、テアトルがユリィたちに追い詰められ、逃走を目論んだ時に再び表出。敗北を認めた今、ダークファルスという禍根を残すことはできないとテアトルの動きを封じる。そしてローザリンデに懇願して星剣ライオネルによってその身を貫かせ、テアトルを道連れにする形でこの世を去る。 ゲルダ 声 - 小清水亜美 レオリア帝国の第一皇女にして、レオ【獅子】のゾディアート。優秀な頭脳と、帝国屈指のエレメンターとしての腕を持つ一方、その心の中には激しい愛憎の炎が渦巻いており、配下からは肉親すら殺しの対象に入れることに恐怖を抱かれている。 皇帝の三番目の子であり、ローザリンデの姉でエルウィンやグスタフの妹。エルウィンを見下し、彼から寵愛を受けるローザリンデに関しても機会があれば暗殺してやろうと考えている。カオスを嫌っているだけではなく、自分たち一族以外のゾディアートは不要とまで考えている。幼い見た目と小柄な体格から、一見すると非力なように見えるが、実際は「一騎当千」と恐れられた実力者を単身で軽々と打ち倒す程の使い手。 グスタフの列伝では、実はエルウィンに対して独占欲を持っていることを匂わせている。しかもグスタフが姦計を用いてエルウィンを追い落とそうとしているのを見抜き、それを(間接的に)白日の下に晒すことでグスタフを破滅させた。 期間限定クエストのストーリーや彼女の列伝では、上記の狂気的な振る舞いはなりを潜め、自分の気持ちに素直になれないという人物として描かれている。期間限定クエストでは、ローザリンデたちが地下道を通って逃げたことで深部に地下遺跡の存在が判明。エルウィン、バルナバス、ヘルミーナと共に調査に赴く。ゲルダとしてはローザリンデたちを追いかけたかったのだが、エルウィンが遺跡に興味を示していたので仕方なくつき合うこととなった。だがイドラの襲撃に遭ってしまい、命の危機に陥る。その際は感情的になってヘルミーナに責任を押しつけていたが、すぐにローザリンデを罠にかけた自分に責任があると思い直した。そして自らイドラ化し、イドラを滅することで王都を守った。 11章ではグスタフや白羊と共闘し反乱軍の本拠地へと突撃する。しかし、それを見越していたトールビョルンの罠により味方と分断されてしまう。三黒将に捕らえられたグスタフの救出に失敗し、自身も捕虜となる。 13章ではエルウィンに救出されダークファルスの力の一部を与えられていたことが判明。ゾズマの砦にて白羊一行を待ち構え、最後の戦いを挑む。敗北したその時さえも「兄のために戦い、死ねる幸福感」に酔い痴れ、ローザリンデに向けて「エルウィンに勝っても負けてもあなたには絶望しか残らない」と嘲笑いながら消滅した。 公式WEBマンガ『さくっとゆるイドラ』では、ゲーム実装に先駆けて登場。ステラと共に開発室に侵入し、ローザリンデの巨乳に対する嫉妬から皇女権限として勝手にパソコンを弄っていた。 ヘルミーナ 声 - 橋本結 正統レオリア帝国の占星宰相。エルフの女性で序列を遵守する堅物。「絆など当てにならない」と言い切り、誰に対してもどこか冷たく接する。法を守り正義を貫く姿勢は皇帝にも評価されており、自分に直言できる数少ない人物として買われている。帝国の大学で占星学を修めた占星術師であり、あえて視界を封じることで星の放つ霊気をより敏感に感じとっている。人の放つ気も感じ取れるので不自由はしていない。 列伝では皇帝からの託を頼まれ、賢者アストライアのもとを訪れる。実は皇帝は、ヘルミーナの「見たいものだけ見ている」という視野の狭さを見抜いており、アストライアと話をさせることで成長を促すのが目的だった。作戦は功を奏し、ヘルミーナはアストライアから「人を導くなら人のことをもっと知ってほしい」と諭される。その言葉を重く受け止めた彼女は、「法を守ること」に対する見方を変えることとなった。 ロウルートでは目隠しを取り去って素顔となり、人々と向き合いながら人助けにいそしむ。カオスルートではレグルスには戻らずカオスの民を助けながら大陸を旅し始め、皇帝とグスタフを驚かせた。 10章では皇帝の崩御後、自分がカオスを排他することばかり進言していたために起きた結果として「宰相の資格はない」と打ちひしがれてしまう。 14章ではダンカンやアストライアたちと共に白羊と合流し、王都を蹂躙するイドラと戦った。 戦後は宰相の座をナディアに譲るつもりであったが、ナディアからの直々の頼みで共に宰相を務めることとなった。 バルナバス 声 - 髙階俊嗣 エルウィンが子供の頃から25年仕えた老兵。サイのライカンで、同じく老兵であるベルンハルトとは戦友同士。ベルンハルトが現役な内は引退はできないとライバル視している様子。 13章にてグスタフ、ゲルダが敗れると使命を果たすべく白羊に戦いを挑む。その際、ローザリンデからなぜ側にいながらエルウィンを止めてくれなかったと責められたが、側にいたからこそ止められなかったと答える。「イドラになれない皇太子」として白眼視されてきたエルウィンの苦しみを知り、だからこそ彼を見捨てることができなかった。なによりもエルウィンから必要とされたことで最後まで側に仕える決意を固めていた。激闘の末敗北。今わの際にローザリンデに星剣ライオネルを託し、エルウィンの言葉である「私かお前か」を伝えた(バルナバスが敗れることがあれば星剣を返すようにエルウィンから命じられていた)。その最後はローザリンデを悲しませたが、戦友ベルンハルトからは「臣下として名誉の死」であると称えられた。 ヴォルフ 声 - 相楽信頼 レグルスの闘技場のチャンピオン。ある事情から莫大な借金を抱えており、返済のために奴隷として戦っていた。本来なら軍の幹部にもなれるほどの実力者だが、世話にはなれないとその道を断っている。父親はロウの有力者だったのだが、反意の疑いを帝国にかけられて破滅していた。彼が帝国に組しなかったのはこのためであり、借金返済にこだわったのもそのためである。 列伝は借金の返済を終え、奴隷から解放された。そして自らの置き場所を白羊騎士団に定め、迎えにきたタニアの案内でユリィたちに合流しようとする。だがその力が帝国から離れることを見過ごせなかった者たちの暗躍により、命を狙われることとなる。グスタフから「将軍の地位を与える」ことを条件に軍門に降るように言われるが、これを拒否。グスタフさえも寄せ付けない実力を披露するが、そこへケンペルから「エルウィンの後ろ盾になっていた父親が邪魔だったから破滅させた」ことを告げられる。父親が謀略に掛けられたことを知ってショックを受け、グスタフもそういう事情があるなら部下にはならないだろうと処刑を決定する。だが直後に白羊騎士団が援護に現れたことで事なきを得た。 タニア 声 - 古賀葵 レグルスの闘技場の準チャンピオン。ヴォルフには一年挑んでも勝つことができなかった。ユリィたちに敗北を喫した後、チャンピオン超えは彼らに託した。 列伝ではヴォルフを破ったユリィとジャスパーの強さに惚れ込み、彼らの強さを秘密を知るべく白羊騎士団に押しかけてくる。一方で、強くなった暁にはユリィとジャスパーと再戦したいと考えている。 ヴォルフの列伝では、彼を白羊騎士団に迎えるため使者として登場。ヴォルフに対して敬語で接するなど、自分の上に立つ者として尊敬している。
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