近鉄バッパローズ
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「かっとばせ!キヨハラくんの登場人物」の記事における「近鉄バッパローズ」の解説
オカモト監督(岡本伊三美) 近鉄の監督。西部戦で「高校野球の頃に戻ってプレーしろ」とハッパをかけられた西部ナインのボケに怒る。とっても怒りっぽい性格のため、高血圧にならないか心配されている。1987年勇退。 背番号は72。 オーギ監督(仰木彬) 1988年就任。西部を倒すために数々の秘策を練るが、キヨハラの大ボケにいつも負けてしまう。自ら「私が監督のオーギです」と自己紹介するのが癖。大型新人のノモを自慢するが、次第にその扱いに四苦八苦するようになる。1992年勇退。その後1994年、オリッグスの監督に就任。河合じゅんじの野球漫画「フリフリ!イチローくん」では、脇役として活躍している。 背番号は71(近鉄)→72(オリッグス)。 スズキ監督(鈴木啓示) 1993年就任。性格は頑固。この漫画では15巻でオールスターのコーチとして登場。勝手にパリーグの作戦をセリーグにばらしてしまうクワタレポーターを見て怒り、蹴り飛ばす。 背番号は70。 ナカニシコーチ(中西太) 近鉄のコーチ。1989年の日本シリーズでオーギ監督の隣にいる「カバ顔の人物」。ここでは背景だが、河合じゅんじが描く他の野球漫画『ベロベロベースボール』ではメインキャラ並みに活躍している。 背番号は77。 アワノ(阿波野秀幸) 近鉄のエース。鼠のように小さく生えた前歯が特徴。クワタの邪魔に遭うことが多く、クワタの形に彫ったバットを見た途端、顔の部分目掛けてボールを当てたことがある。日ハムのニシザキとは新人王を争った時からのライバルだったが、1990年によるノモの入団以降はエースの座を奪われてアワノ本人の成績低迷など、あまりニシザキのライバルと呼べる感じではなくなって行き、作中での扱われ方が酷くなってきた。10巻の「地獄の特訓コース」(1990年、期待を裏切った選手、言うこと聞かない選手の再教育のために作られたシステム)の参加メンバーに入れられていた。 背番号は14。 ノモ(野茂英雄) 1990年、ドラフト1位で入団した近鉄の新エース。別名牛男。大きなフォークが武器。トルネード投法と呼ばれる特殊な投げ方で観客を魅了し、彼の投げる試合は毎試合、照明の上まで客が押し寄せる超満員となる。赤い布を見ると興奮して暴れ牛になる。しかし近くで牛肉を食べる人を見ると、自分が食べられている錯覚に陥り、パワーダウンしてしまう。本物の牛の友達が多くいる。尻のデカさが自慢。太りすぎ(1990年オフは体重が100キロを超えていた)。干し草が大好物。殻破りボール(元ネタは野茂出演のサントリービールCM)などの風変りな魔球でキヨハラを苦しめた。ノモコールの度に大量の飲み物を飲み続けるギャグがある(「ノモ」⇔「飲もう」)。当初はまともだったがしだいにボケを盛んにかますようになる。マイペース過ぎて目上の者に対して少し態度が悪い。11巻で、結婚することが、キヨハラのセリフで明かされた。 背番号は11。 オーイシ(大石大二郎) 近鉄の俊足選手でフクモトから盗塁王を奪った実力者である。1番打者なので割と頻繁に出ているが素顔が地味に描かれている。そこそこ出番があるわりにはセリフは少なく、第5巻(1988年当時)にて、キョンシーに扮した近鉄ナインが西武の秋季練習を妨害した際、「130試合目に優勝を逃した、かわいそうな近鉄」と言っていたくらい。クワタがサイトーのクセを近鉄の選手に教えたため、彼はサイトーの初球をあっさりホームランにしてしまったことがある。 背番号は4。 アライ(新井宏昌) 近鉄の外野手。LP学園出身の一人でLP学園出身者が集まって出来た新チーム・LPガクエンズでチームリーダーを務めた。首位打者経験がある。LPの後輩であるキヨハラにはよく先輩風を吹かすが、クワタには「タライさん」と名前を間違えられる。『ベロベロベースボール』では無表情キャラになっている。 背番号は9。 ヨシイ(吉井理人) 近鉄の投手。クワタに麻酔で眠らされ、誘拐された中継ぎエースの一人。8回裏2アウトランナー3塁の場面の時、オーギ監督がそれまで投げていたヨシイを降板させて、アワノを出す(実際はアワノのユニフォームを着たクワタだった)というシーンがあったが、これは1988年当時、実際の試合でもよく見られた光景であり、それが原因でオーギとヨシイの間に確執があったとの話もある。 背番号は36(登場時)→11(1989年)→21(1990年以降)。 オノ(小野和義) 近鉄の投手。東京都・ソーカ高校(創価高等学校がモデル)出身。キヨハラとクワタが高校一年で出場した甲四園にて、ソーカ代表のエースとして出場していた。ソーカのユニフォームで登場し、巨大な斧を持って、自分の名前を名乗っていた。プロとしては、同じ斧でも中日のオノほどはひどい扱いをされていないが、影は彼より薄く、キヨハラの打球にグラブを突き破られたシーンくらいしか出番が無い。 背番号は26。 カネムラ(金村義明) 近鉄の内野手。1度、投手でないのにクワタを縛りつけたバットで打とうとするキヨハラを見て、アワノに「俺に投げさせてくれ!」と頼んだことがあるが、これは入団当初カネムラは投手だったためである。 背番号は6。 プライアント(ラルフ・ブライアント) 1988年、金銭トレードで中日から移籍した外国人外野手。移籍後は「恐怖の大砲」と呼ばれ、他球団から恐れられる存在となる。キャッチフレーズは「神さま、仏さまっ、プライアントさまだーっ!」。凄まじい破壊力を持ち、彼の打つ球はカイアンツの野手7人が総出でかかっても止められない。「三振かホームランか」の典型で、アウトのほとんどは三振(三振以外のアウトは1度だけで、1992年にキヨハラが記憶喪失になった時、1回表にライトフライに倒れた)。日ハムのファインタースとチューと共に不調のキヨハラを馬鹿にしていた(もっと前ではロッデのティアズ、オリッグスのフーマーとともに、同じことをしていた)。唯一プライアントのパワーでも勝てなかったのは、1990年のオールスター戦のホームラン競争で、オチアイ、イケヤマ、コマダの3人によるスイングでできた強風のみ。 背番号は49(中日時代)→16(近鉄移籍後)。 デーヒス(リチャード・ディック・デービス) 近鉄の外国人内野手。ちょっとおっかない外人と巻末に書かれ、本物のデービスも東尾殴打事件など問題行動ばかりを起こしていた。1988年途中、大麻所持が発覚で逮捕、そのまま強制帰国・退団となってしまう。初台詞は「オウ、イエース」。1巻の選手名鑑では「デーヒス」、2度目、本編での初登場では「デービス」、3度目では「テービス」と、出るたびに名前が違う。凡退以外に出番が無い。 背番号は15。 オクリピー(ベン・オグリビー) 近鉄の外国人外野手。南海、板急、近鉄の3球団連合軍チームの4番を打っていた選手。オールスター戦では「イエ〜イ!」とガッツポーズをしながら飛び跳ねていた。1988年退団。 背番号は10。 トレーパー(ジム・トレーバー) 近鉄の外国人内野手。1991年 - 1992年の2年間在籍した。丸い目、でかい鼻、でかい顔が特徴。西部内野陣が一斉で彼の打席の前に集まり、泣いて訴えるみごとな打撃妨害と言える、「涙の訴え作戦」を前にずっこけてしまう。 背番号は33。 イシイ(石井浩郎) 近鉄の内野手。4番だが地味。トレーパーと同じく、「涙の訴え作戦」に引っ掛かっていた。ここでは地味だが、『ベロベロベースボール』では耳のでかさや、年齢より老けていることがネタにされ、わりと活躍している。 背番号は3。 ヤマシタ(山下和彦) 近鉄の捕手。最巻のとある話の冒頭、西部との試合で終回の一打サヨナラ場面の時、キヨハラが大ボケをしてストライクか、ボールかよく分からない球を審判にストライクであると抗議していた(その抗議が認められてキヨハラは三振、試合は近鉄の勝利となる)。ポジションが捕手のため、普段はほとんど目立たない。 背番号は40(登場時)→10(1989年以降)。 ミツヤマ(光山英和) 近鉄の捕手。試合では主にヤマシタとの併用で使われる。ノモ専用の捕手として実際に起用されていたため、作中でもノモの球を捕っているシーンが多い。 背番号は56(登場時)→44(1990年以降)。 スズキ(鈴木貴久) 近鉄の外野手。クドーが近鉄の打線を三者連続三振に仕留めた場面でちょっと出てきた。後ろ姿で1回出てきたことがある。クワタのイヤガラセに反応したことがある。 背番号は44(登場時)→2(1990年以降)。 アワグチ(淡口憲治) 近鉄の外野手。クワタがサイトーのクセを近鉄の選手に教えているときにその中に居た。 背番号は7(登場時) ヨネザキ(米崎薫臣) 近鉄の内野手。クワタがサイトーのクセを近鉄の選手に教えているときにその中に居た。 背番号は8(登場時)
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近鉄バッパローズ
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「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」の記事における「近鉄バッパローズ」の解説
ナシダ監督(梨田昌孝) 近鉄の監督。2000年就任。2001年、近鉄の優勝監督になった。 ニコニコしているが、時折黒い一面をのぞかせることもある。前述のマツイ引き抜き争奪戦に参戦していた。 2002年のオープン戦で、野菜のかぶり物をしたマツイ・キヨハラ・モトキに戦隊物のノリでリンチをされたことがある。 元2軍監督。コーチ時代はベロベロベースボールに登場していたことがある。 背番号は一貫して73。 ノモ(野茂英雄)→ ノボピデオ 投手。1995年、ロサンゼルス・ドシャースへ移籍して、メジャーリーグのスーパースターになった。その為初登場は退団直後となっている。前作を引き続いて登場しているキャラクターの1人。 前作同様、持ちネタに全部牛が絡んでいる。 渡米後は雌牛に興味を持ち、メス牛でハーレムを作り、牛と共同生活を送っている(本人いわく、「彼女」)。名前はジュリアン、ステファニー、ストロベリーなど。だが、その牛はほとんどがマツイにビーフステーキやカレーのだしにされるなど、食い殺される運命になっている。 前作同様、常識人を振り回しているマイペースキャラ。しかしマツイ相手によく振り回されては酷い目に遭わされている。メス牛を食い殺しているマツイとは天敵関係。 近鉄退団後、タイエーとカイアンツのオープン戦で始球式に呼ばれていた。 1996年の日本シリーズで助っ人としてカイアンツに参加した。 1996年、クワタが勝手に作った新球団「プリティーズ」のメンバーに加わったことがある。また1997年、強引な引き抜きで、カイアンツに入団したことがある。 1997年オフ、イラブと共にノムラが和尚の「いぼ寺」に弟子入りしたことがある。しかしあまりの修行の厳しさで激やせして、容姿が誰だかわからないぐらいに変わってしまっていた。 1998年、ニューヨーク・マッツにトレードされる。それ以降は様々な球団を渡り歩き、2002年ドシャースに復帰した。 漫画では1998年頃から、まったく出番がなくなっていた(前述のやせ細った姿が最後の登場になった)。2002年、日米野球の話の冒頭の扉絵で4年ぶりに登場。最終話の全員集合場面のシーンでも、小さくモブとして登場している。 一頭しか確認されていないが、山田という凶暴な暴れオス牛もいる(本人いわく、「友達」)。 メス牛と恋人関係に発展するギャグは後半、当初ノモの足を引っ張ってばかりのマツイが受け継いだ。 『コロコロアニキ』版では、2019年のオールスターで登場し、近鉄時代のユニフォームでクワタのドッキリに協力しマツイと対決し得意のフォークを打たれた。名前はノボピデオに変更された。 背番号は11(登場時) → 16(1995年) → 11(1999年) → 23(2000年) → 11(2001年) → 10(2002年以降)。 ナカムラノリ(中村紀洋)→ ナガムラノリ 内野手。近鉄を支える若きホームランバッター。近鉄不動の4番打者。 後半から登場回数が増え、2001年の優勝を境に頻繁に出るようになった。 「いてまえコンビ」の片割れ・ろーず、同じパ・リーグのスーパースター・マツザカとの共演が多い。 2001年シーズンオフにナシダ監督の命令を受けて、ろーずとともに優勝をするための虎の巻をカイアンツから奪おうとするが失敗した。 マツイと饅頭の大食い対決をしたことがある(マツイの圧勝に終わる)。 最終話の特別番組のゲストとして呼ばれていた。しかし何もしゃべらないまま番組は終了した。 『コロコロアニキ』版では、2019年の冬号でクワタのスマホのアプリから1998年の姿で登場し、豪打を見せるなど活躍した。名前はナガムラノリに変更されている。『キヨハラくん』では過去のオールスターで登場している。 背番号は66(登場時) → 3(1997年) → 5(2001年以降)。 ろーず(タフィ・ローズ) 外国人外野手。1996年入団。当初はただのモブだった。2001年のブレイクから、サブへ昇格した。 ナカムラとはいてまえコンビを結成している仲だが、ナカムラを乗り物の代わりに利用したり、ノムラに誘拐された時は「自分だけでいいから助かってほしい」と悲願するなど、結構マイペースな性格である。 決めゼリフは「ヨッシャー!」「イテマエー!!」等。 背番号は20。 ヤマモト(カズ山本) 1996年、タイエーから移籍してきた外野手。1999年現役引退。 1996年のオールスターゲームで、特別参加で登板したアムロナミエから三振を取られたことがある。 乱闘の間に、近鉄代表の暴れん坊として登場していた。 背番号は29(タイエー) → 92(近鉄)。 オームラ(大村直之) 外野手。2002年のオープン戦で、クワタのクイズ$ミリオネアのパロディネタに付き合わされていた。 背番号は60(登場時) → 7(1999年以降)。 サノ(佐野重樹) 投手。2000年、中日に移籍するも同年戦力外通告を受ける。その後渡米して2003年、オラックスに復帰した。 単行本の4巻に帽子を被っていない状態で登場しているが、本編では一度も出てきていない。 背番号は37(登場時) → 14(1995年) → 31(中日) → 68(オラックス)。
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